ライダーと戦隊はやめられない！

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2005.10.11

「暴れん坊本屋さん」はオススメ！！

テーマ：最近買った本・雑誌(6915)

カテゴリ：日々の事とか本とかゲームとか

暴れん坊本屋さん（1）

マンガ家であり書店員である久世番子さんが
本屋の裏話と実態を描いた愛と怒涛のコミックエッセイ！
本屋さんでバイトしてた私には、笑って泣けて共感できる話ばっかり（笑）
ほんと、本屋に来るお客は本を商品と思ってないモンなぁ～
私も何度「この客に不幸あれ！」って呪った事か（おい！）
本屋なんてね、本が好きじゃなきゃやってらんない商売デスヨ
（そして私もバイト代がほぼ現物支給…ってくらい本買ってた…汗笑）
「配本がありますように♪」って短冊に願いをかけるってエピソードは
特に胸にジーーンときます…
都会に住んでるある作家が
「書店なんてどこも同じなのに、ついついハシゴをしてしまう」と
自分の本好きを某雑誌のエッセイで披露してたけどね
違うんだよ！本屋によって入る本と入らない本があるんだよ！！
売り上げ実績が無いと配本してくれねーんだよ！！（大泣！）
特に趣味の雑誌なんか定期購読しないと入ってこないんだよ！！
しかも買取なんてやられた日にゃぁ（大号泣！！）

「本が好き！！」って方々はこのエッセイコミックス読んで
もっともっと本を（ってか書店員を）愛してやってくださいな

今出てる久世番子さんの本
少年愛の世界
Imp！
これから出る本
甘口少年　辛口少女

４巻で完結…っていっても連載が２年くらいやってたので長かった気がする～～
ひとりの少女が見ている夢が現実と交差して…ってSFで
夢と現実と過去と未来がすごく丁寧に織り込まれてる話なので
連載で読んでた時よりも４冊一気読みした方が
「あぁぁぁ…そういう事か…」とあらためて感動できます
萩尾さんのSFって読んでて物語にのめりこんじゃう！
特にこの話はメマイにも似た浮遊感があるんだよね
不老不死…というのが記憶の継承であり、そのためのカニバリズムってのが
結構センセーショナルな題材なのに上品に仕上がってるあたり
やっぱり萩尾さんって上手いわ…
それにしても渡来さんってば（主人公…ってか狂言回し？）
15歳の息子がいるってのにこんなにピュアで可愛くていいんでしょうか♪
元妻の明美さんが萩尾さんお得意の（！？）
段々自分の世界に入っていって狂ってしまうキャラ…だから
よけい渡来さんが可憐に見えるのかもしれない（笑）

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