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3月22日、読売・滝鼻卓雄オーナーは政府の要請に反発し、強硬論を展開しました。要旨は次のような感じです。 1 29日開幕を変更する気はない、政府に干渉されて決める問題じゃない。2 パリーグが勝手に先行しているが、交流戦日程の調整もしないで進めている。交流戦はなくしていいんだな? 1は開き直り、2は脅迫でしょう。屋根付き球場はデーゲームでも多くの照明を使います。ナゴヤドームや京セラドームなら中部電力や関西電力管内なので道義的問題だけですが、東京電力管内である東京ドームは現実に自粛しないわけにはいかないでしょう。しかも西武が既に4月いっぱいはナイトゲームを行わないパリーグ方針を支持しています。 読売は四面楚歌なんですね。変更を強いられる部分が一番大きいうえに、東京ドームが駄目となると屈辱的なジプシー興業を強いられます。結局は「なんで俺だけ大損しなければならんのか」ということなんでしょう。尊敬できる人格者である原監督が無表情に親会社を支持するコメントをしているのが可愛そう・・・。 高木文部科学大臣、蓮舫節電啓発担当大臣ともに、セリーグに対し大幅な日程変更や会場変更を要請しています。セの他球団も世論の動向を覗っています。これらを敵に回して読売はどこまで頑張るつもりなのか? ともかく24日にセ・パ両リーグが緊急理事会を開催し、12球団オーナー会議を26日に開いて方針を協議するらしいので、今後の動きに注目したいと思います。 自軍のラミレスが100万ドルの義捐金と医薬品などを被災地に送るとのこと。これを聞いて読売は恥ずかしくないのかな?
2011年03月23日
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3月22日、高木義明文部科学大臣から加藤良三コミッショナーに対し、「4月5日以降もナイターを自粛するよう検討してほしい」と厳しい要請がありました。すでにパリーグは21日のオーナー会議で4月中はナイターを行わないと決定しています。また、選手会はセリーグの開幕時期をパリーグ同様4月12日にとする要請を続けると発表しました。 こうなると3月25日開幕から29日に1カード分だけ延ばしてお茶を濁そうとしたセリーグの姑息なやり方だけが際立ってしまいます。まさに「良識のパ、人間性の選手会」に対し「傲慢、非常識のセ」といった構図です。 大臣の要請に対し、加藤良三コミッショナーは持ち帰ってオーナー会議に諮ると言っていますが、崖っぷちですよね。言われる度に少しづつ後退する、もっとも見苦しいパターンです。 考えてみると、日程の大幅延期やナイター自粛で一番損害をこうむるのは読売なんです。それゆえ強引な態度で主張し、それをセリーグの総意であるかのように取り繕う。いつものやりくちです。一方で、次の記事も言語道断で腹が立ちました。セ理事長「4月12日開幕にしたかった」 セ・リーグ理事長のヤクルト新(あたらし)常務取締役が19日、都内で行われた約7時間の臨時理事会を終え、取材に応じた。開幕を3月29日に延期、大規模な節電対策、延長戦を行わずに9回で打ち切り、可能な限りデーゲーム開催を推進することなどを述べ「本拠地の神宮ではアマ野球開催もあってデーゲームにするのは難しいが、ナイターで最大30%の節電をしていく。ヤクルトとしては、パと同じ4月12日開幕にしたかった。選手会も協力してくれると期待しています」と話した。(2011年3月19日 日刊スポーツ報道) この態度はけしからん! 言い訳も甚だしい。なぜ、4月12日を主張し続けなかったのか。セリーグの他球団には、一部の身勝手にいつまでも付き合わず、選手会を見習って国民の理解が得られる方法を考えてほしい。
2011年03月22日
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2011年3月21日 日本ハム3-12阪神(札幌ドーム)やりましたあ~、快勝です! 18安打、3回怒涛の攻撃、昨年のいい時を思い出しましたよ。2002年以来、9年ぶりオープン戦優勝だって! なんでも優勝とつくものは気持ちいいですよね。 さて、相手投手に嫉妬したのかな。斎藤君は「プロの打者、タイガースの打線はすごいなと思った。」とコメントしてるけど。ちょっと手加減してやれよと思わせる連打でした。そんな中で、やはり新井貴が固い。打者一巡する中で2三振。新井君が打ってれば、打者3巡くらいの勢いがあったのに・・・。最近は選手会会長として震災問題が精神的に影響してるのかなあ、元気がないですね。責任感の強い男だけに長引くのではないかと心配です。 やっぱりマートンは良くなってます。安心しました。さらに嬉しいのは平野! やっと彼らしさが出てきました。金本も打つ方ならスタメンOKでしょうね。 久保は隙がないですねえ。これで3試合、15イニング無失点。「今日が一番悪かった」と言ってるようですが、悪くてこの内容! 能見と合わせて30勝いけるんじゃないかと、もう勝手に計算してます。 悪かったのは小嶋。被安打3のうち内野安打が2本。初球を狙われました。今年はストライク先行で打者を追い込む投球が出来てるんですが、調子に乗るとこうなる。やはり、駆け引きというものは必要です。オープン戦最後の登板機会でこの結果だったのは残念ですけど、かえって良い勉強になったのでは? 俊介は1打席で引っ込んだけどどうしたの? 怪我か何か?どなたか詳しく判りませんか? ちょっと気なっています。 楽天・星野監督、セ臨時理事会「茶番だ」 18日の試合後、文科省批判を繰り広げた指揮官は今度は球界のトップにかみついた。「コミッショナーがもっと、しっかりしないと。パッと言えば終わりなんだよ。あの方は芯のしっかりした方なのに」と厳しく言った。 前日のセ・リーグ理事会も二転三転し、5時間超を費やす激論の末の決定。「時間がかかって、あれは茶番だよ。おれなら30分で決める」。リーダーが権限を発揮し、決断すれば、時間はかからなかったと闘将は言う。 (デイリースポーツONLINE2011.03.21から抜粋) いやはや、コミッショナーや連盟っていうのは昔も今も体質が変わりません。こういう緊急事態になるとはっきり見えてくるんですよね。むかつく!
2011年03月21日
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空白の一日(連載第4回) 批判の大半は読売の強引な態度に集中し、江川に対しては「ルールに従って阪神に入れ」という声が圧倒的だった。しかし、読売、阪神の両者が「江川は自分の所へ入団するのが筋」と言って譲らないのでまったくの平行線である。2者の話し合いで解決することは難しい。この膠着状態の解決には、コミッショナーがその役割を果たすことが求められた。 ドラフト会議から1カ月が過ぎた。むなしく新年を迎えるのか・・年の瀬も迫った12月21日、金子鋭(かねこ・とし)コミッショナーが動いた! 「鈴木セリーグ会長の判断を支持する」として、読売側の提訴を却下したのである。また、ドラフト会議については「巨人が自らの意思で欠席したものであってすべて有効である」と結論付けた。社会常識にかなったすばらしい裁定である。これには手放しで世論も拍手を送り、一連の騒動も終息に向かうと思われた。 ところが、コミッショナーの英断で決着したかに思えた事件は、翌12月22日に急展開し、さらに混とんとした経過をたどる。この日の夕方、金子コミッショナーは一転して読売に対し、阪神とのトレード交渉を進めるよう「指令」を出す。その一方で江川に対して阪神と契約するよう強く「要望」したのである。 ん、何だこれは? 提案されたトレードは、最終的に「江川の読売入り」が前提になっている。今度は野球協約第142条が定める「選択選手の公式戦開始前日までのトレードの禁止および契約を譲渡する前提での契約の禁止」という決まりを、コミッショナー自らが両球団に対して「破ってくれ」と発言しているのである。 これが良識的な裁定を下した翌日のコミッショナー発言とは信じられない。驚天動地の展開に再び世論は沸騰した。 金子コミッショナーの「強い要望」をうけても、阪神側は表向きには「契約できた場合、江川は絶対にトレードに出さない」との見解を示した。ところが読売側はコミッショナー指令をすんなり受け入れる形で、12月27日、江川との契約をさっさと解除してしまったのである。このままでは江川を阪神に取られてしまうはずなのに??読売には勝算があるのか?それとも実は出来レースなのか?激論渦巻く中、新しい年を迎える・・・ 続きは次回に。社会問題に発展 コミッショナ-批判のプラカードまで!写真は東京スポーツ:2006年05月26日付紙面から出典しています
2011年03月21日
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2011年3月20日(日) 日本ハム2-2阪神(札幌ドーム) 久しぶりに公開のオープン戦が行われました。ちょっとだけ選手の評価を記録します。 やはり、メッセンジャーは去年から進歩していません。簡単に連打されることと狙って三振を取れないこと・・この2点が改善される見込みがないですな。私個人的には鄭 凱文を残してほしいという気持ちは変わりまん。 トリプルKはまあまあでした。コバヒロはこの間の被弾ショックは見られず、今日投げた4人の中ではベストの内容です。完全に開幕モードでしょう。 打つ方では、マートンが良くなってきた。大丈夫そうです。今日は内野ゴロ3つの後ツーベースでした。ただし、内野ゴロでも右に左に真中にと打ち分けていて、いろんなタイミングでバットが出るようになってきています。去年のオープン戦でも同じ姿を見ました。たぶん開幕には相当良くなっていると思います。 金本、城島はまだ試運転でしたが動きは悪くなかったですよね。開幕からどういう形にしろ使えると思います。鳥谷やひーやんも問題なし。平野君がまだふっきれていない感じですが、1打席目は積極的に若いカウントでヒットを打てました。トンネルの先に明かりは見えているのでは? ・・・とこれくらいにして。 昨日はセリーグの結論にがっかりした人が多かったのではないですか? はっきり言って私もむかつきました。 近くコミッショナーが文部科学大臣や経済産業大臣にじかに報告に行くらしいですが、この加藤良三コミッショナーという人、もと外務官僚で、海部俊樹内閣から宮沢喜一内閣時代に、内閣官房の重職におられました。当時は竹下内閣終焉後、中曽根康弘氏がキングメーカーとして暗躍した時代です。そして中曽根氏といえばナベツネ氏とはご昵懇! まさに推して知るべし。おかかえコミッショナーと疑わしい人なんです。いまだにこんなドロドロした旧体質では、ほんとにプロ野球も落日になりかねません。 こんなわけですので、私も選手会の考え方にエールを送ります。断固として 「常識」「良識」を世間に示してほしい。全面的に支持します。 真弓監督ら「28会」が義援金サイト開設 1953年度(昭和28年度)生まれの元プロ野球選手で構成される「プロ野球28(ニッパチ)会」は20日、東日本大震災の被災者支援目的に、義援金サイトhttp://www.joe72.jp/28ers-bokin/を開設したと発表した。副会長を務める阪神の真弓監督は「少しでも役に立てれば」と話した。(日刊スポーツ2011年3月20日速報)
2011年03月20日
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セントラルリーグは3月19日、緊急の理事会を開き、公式戦の日程等について次のような声明を発表しました。1 開幕は3月29日(火)とする。2 4月3日まではナイトゲームを行わない。3 それ以降のナイターは東電および東北電力管内では減灯する4 すべての公式戦は9回打ち切りとし、延長戦を行わない5 東電および東北電力管内では、夏場は極力デーゲームとする6 震災対策会議を設置し、選手たちと連携してこの難局を乗り越える いやはや、どこかの官僚が作ったような冷た~い内容ですね? ムカッ! 何やこれは? 読売主導が見え見えや! こんなん、たった4日延期しただけで、ちょっとだけファンに媚びてみた程度の馬鹿にした内容やないか! いくらなんでも世の中こんなんでだまされるかい! クォラッ阪神!自分とこの選手会長が泣いとるっちゅうに・・・しっかりせんかい! まだ余震もおさまっとらんし、家もない、テレビも見れん、その上凍えそうになっとる人たちが何十万人もおるんやで。せっかく原発の様子が落ち着きつつあるときに・・・。まだ状況を見極める時間が必要なんや。もうちょっと待ったれやボケ。 選手会! がんばれや! 人命より興業が大事や言う連中に負けとんじゃねえぞ! と・・・荒々しく吠えてはみたが、たぶんこの筋書きで進んでくんだろうな。くっ悔しいです。
2011年03月19日
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空白の一日(連載第3回) ここで少しさかのぼって、江川サイドに立って「空白の一日」に至ったいきさつを考えてみる。 作新学院3年生だった1973年、巨人入りを夢見る江川は、表向きには進学を宣言する。それでもドラフト会議では阪急ブレーブス(現オリックス)に1位指名されてしまった。入団を拒否して法政大学に進んだのは本人の選択の自由で、これをダーティということはできない。しかし、「怪物」と言われた江川がプロの舞台で投げる姿を一刻も早く見たい勝手な世論は、プロ入りを拒む江川にもどかしさを感じていた。 高校時代にプロレベルの力を持っていた江川である。東京6大学野球での4年間は就職浪人していたに等しい。江川本人にとっても、プロ野球関係者やプロ野球ファンにとっても長い年月だった。1977年秋、江川は「読売以外に指名された場合は拒否する」と宣言して、2度目のドラフト会議を迎えることになる。 運命の11月22日。日本中が固唾をのんで見守るなか、1番くじを引いたクラウンライター・ライオンズは迷うことなく江川を指名する。当時は「完全ウェーバー方式」が採用されており、競合なしで選択が確定してしまった。江川はクラウンとの入団交渉を拒否すると、社会人野球にも進まず、作新学院職員に籍を置き、「野球留学」と称してアメリカへ旅立ってしまう。 世論は沸き立ち、江川に対する風当たりが強まったが、同時にドラフト制度の抱える欠点についての議論も巻き起こり、ついに国会にまで飛び火した。「ドラフト制度は職業選択の自由に抵触」、「民法90条違反」、「独占禁止法違反」などが指摘され、人権問題にも発展したのである。 1978年2月16日の衆院法務委員会には、井原宏プロ野球コミッショナー事務局長、鈴木龍二セリーグ野球連盟会長、三原修パリーグ野球連盟会長、野球評論家の川上哲治、同じく荒川堯が参考人として招致され、意見を述べている。とにかく妙にネチネチした質疑が行なわれているので興味ある方は次アドレスを参照のこと。http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/084/1080/08402161080002a.html 1978年11月のドラフト会議から「完全ウェーバー方式」が廃止され、重複指名の場合は抽選を実施するという制度改正が行われたが、この国会議論の影響を受けてのものと考えて間違いないだろう。その裏で、読売、江川らを取り巻く関係者が政治的に暗躍したのではないかという疑いはぬぐいきれない。 しかし、ここまで手を打っても、江川が確実に巨人入りするには、依然として「複数指名による抽選」というハードルが残っている。もはや「空白の一日」だけが単独で獲得するために残された最後の手段だった。江川が社会人野球に所属せず、「野球留学」を選んだことも、野球協約を研究したうえでドラフトの対象にならないように細心の注意が働いていたと推測できるのである。 こうして一連の経緯を見てくると、政治力なくしてはありえない展開であり、もはや江川一人のわがままというには事が大きすぎる。本人は言い訳していないが、江川自身も周囲の大きな渦の中で翻弄されていた一人だったのかもしれない。 さて、話を戻して・・・ 契約を盾に開き直る読売! ドラフトで獲得した交渉権を有効とする阪神! 板挟みとなったコミッショナーはどうする? 本題が何も進みませんでした・・・続きは後日。
2011年03月18日
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空白の一日(連載第2回) 野球協約上の虚をついて電撃的に江川と契約した読売は、セントラルリーグに対し、契約の成立を認めるよう申請した。これを受けた鈴木龍二セリーグ会長は、本来のドラフトの精神に悖るとして無効と判断し、読売と江川との契約申請を却下する裁定を下す。当然の対応だった。 ところが、この裁定を不服とした読売は、翌日のドラフト会議のボイコットを宣言。これはプロ野球機構という組織に属する者同士の信頼関係を破壊する行為に他ならない。読売の暴挙・暴言に他球団も怒り、報道を聞いた世論も騒然とした空気に包まれていった。 本当に読売は会議に出席しないのか? 読売の既成事実をこのまま認めてしまうのか? 江川指名に踏み切る球団はあるのか? 様々な憶測をはらみながら日付は変わった。 1978年11月22日、読売は宣言どおりドラフト会議を欠席する。読売のために用意されたテーブルには誰も座っていない。この異常な状態のなか、ドラフト会議は残る11球団によって淡々と進められた。 注目の一巡目。 阪神、南海、近鉄、ロッテの四球団が江川を強行指名し、抽選の結果、阪神の岡崎義人球団代表がくじを引き当てて交渉権を獲得する。 しかし、江川は読売との契約を有効として入団を拒否。読売はNPBコミッショナーに対し契約の正当性を提訴するとともに、「全球団が出席していないドラフト会議自体が無効だ」と言い放ったため、またもや火がついたように世論は騒然となったのである。写真は毎日JP・NewsBox「日本プロ野球ドラフトの歴史」から出典
2011年03月17日
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なにもかもが不透明 3月16日も練習形式で非公開。マートン1発、ブラ好調など新聞でその一端を垣間見るだけです。今日も練習試合で林、俊介が連発など、チームとしてはいいニュースが伝わっていますが、震災被害は深刻さを増しています。 同じく16日、パリーグは理事会を開き、どうやら当面4月12日まで開幕を延期する方針を固めた模様。セリーグは3月25日開幕を堅持しているようです。そんななか阪神の鳥谷選手会長が南社長に開幕延期を要望したことも伝わっています。まだまだ紆余曲折がありそうです。 現実に疲れてしまいましたので、しばらく昔話を綴ることにします。小林繁さんが亡くなって1年以上がたってしまいました。あっという間でした。ますます風化していく「あの事件」について書き留めなければなりません。何回かに分かれますが興味のある方はお付き合いください。空白の一日(連載第1回) ドラフト会議を翌日に控えた1978(昭和53)年11月21日午前9時30分、読売の正力亨オーナーは突然記者会見を開き次のように発表した。 「本日午前5時に江川卓君と契約した。彼とは自由に契約できるものと判断する」 会場は東京赤坂の船田中衆院議員の事務所。正力氏、江川氏のほかに後見人として船田氏が同席するという異例の会見だった。 これを聞いた記者団は、「ドラフト会議を翌日に控えているのに、何を血迷ったか???」と首をかしげた。ところが、確かに当時の野球協約第138条には「前年獲得した交渉権はドラフト会議の前々日をもって喪失する」という取り決めがあり、ドラフト会議の前日に「空白の一日」が存在していたのである。 しかし、この「空白の1日」は、事務処理等のためにドラフト会議の準備期間(閉鎖日)として便宜的に設けられた「紳士協定」で、当然ながらこんな形での悪用はしないとの相互信頼に基づいて設けられた条文であることは言うまでもない。 また、この年の7月31日にはドラフトの対象が「日本の中学・高校・大学に在学している者」から「在学した経験のあるもの」と改定されていたが、発効・適用するのはドラフト会議当日の22日からとなっており、ここにも仕掛けがあった疑いが残っている。 江川は、前年のドラフト会議でクラウンライター・ライオンズに指名され、これを拒否して「浪人生活」をしており、確かに11月20日をもってライオンズの交渉権は消滅している。さらに社会人野球にも属さず「在学している者」でもないことから、ドラフト対象外の選手と解釈でき、11月21日には自由に契約できてしまうことになるわけだ。 この二つの協約上の隙をついて、読売と江川は入団契約を交わし、開き直ってしまったのである。あすの会議はどうなるのか! 注目のドラフト会議は次回。左が江川卓(えがわすぐる)氏。中央は作新学院経営者で衆院議員でもあった船田中(ふなだなか)氏。右側は船田氏の秘書である蓮実進(はすみすすむ)氏。 この写真は毎日JP・NewsBox 「1978年11月21日 江川投手、「空白の1日」で巨人へ」から出典しています。
2011年03月17日
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新井選手会長、選手の皆さん、冷静なご判断に頭が下がりました。 球団は営利を考えますから、当然いろいろな思惑もあるでしょう。それに影響されず、選手会独自に見解を出したことは素晴らしい。たとえ開幕が遅れて日程がきつくなっても144試合全部やるという発言も泣けました。さきほど20:00のニュースでは、選手会として1億円の義捐金を送る方向も打ち出されたことが報道されています。 この原発の悲惨な状況や、計画停電による混乱などを見ていても、冷静な選手たちの考えは尊重されるべきだと感じます。選手会の意見によって延期の方向にぐっと傾いたのは間違いないでしょう。開幕まであと9日。実行委員会もじっくり話し合い、英断されることを期待します。 もはや私も開幕強硬論は取り下げます。
2011年03月16日
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セ・パ両リーグが緊急理事会を開き、公式戦の開幕問題を協議しました。 パ・リーグは開幕を4月中旬まで延期する方針、セ・リーグは予定通り3月25日開幕の方針を決めて実行委員会に諮りましたが、結論に至らず、継続協議となったようです。 おおっ、富士宮で震度6強! 岐阜県もかなり揺れましたよ。こわ~。一連の地震が広がってるのか?本当に様子を見たほうがいいのではないでしょうか。被災者も、原発も、解決しないうちに、まだまだ続きそうな地震。これでは落ち着いていられないですよ。
2011年03月15日
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地震の被害が判るにつれ、深刻さが増していきます。 50万人に近い人たちが避難生活を余儀なくされ、福島原発はまだ臨界事故まで発展する可能性を残すレベル6といわれていますから、国内移動もままならない状況です。行方の分かっていない方も2万人近いとのこと。とにかくこの混乱が一段落し、水や食料の確保すらできていない人たちが安心できるのはいつなのか見当もつきません。とても10日後の開幕25日に改善しているとは考えられないです。 関東地方でも計画停電が実施され、首都圏でもミネラルウォーターや日用品の不足、ガソリンなどの燃料不足、といった状況も起こってきました。いずれ全国的に物価高、品不足などが波及しそうです。株式市場も大暴落し、予断を許しません。 Kスタ宮城だけでなく千葉マリンスタジアムも損傷を受けています。ここは、星野監督の言うように開幕を白紙にし、組みなおすのがベターなのかなというように思えてきました。惨状を見た選手たちの精神状態も平常ではないでしょう。本日の理事会の判断・結論が待たれます。
2011年03月15日
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他球団も甲子園で=プロ野球・阪神 東日本大震災の影響で、東京電力が計画停電を始めたことなどを受け、阪神の南信男球団社長は14日、「甲子園球場を主催試合に使いたいという球団があれば、協力したい」と述べ、要請があれば他球団に貸し出す考えを示した。坂井信也球団オーナーも「要請があれば対応できる」と語った。 (時事通信 3月14日(月)22時36分配信) 阪神はなんとか公式戦を実施していきたいというのが本心のようです。通常ならあり得ないことを提案しました。言われたからすぐ可能かというと難しいかもしれませんが、前向きに考えてほしい。変に自粛するとさらに暗いムードに拍車をかけ、さらなる景気低迷にもつながります。 とにかく15日の臨時理事会の方針に注目しましょう。
2011年03月14日
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岐阜長良川球場での巨人-阪神オープン戦は予定通り行われました。ただし、チャリティゲームとして収益は地震被災地に送られます。また、試合開始前には両軍選手をはじめ関係者、スタンドのファンが黙とうを捧げました。 計画停電実施やクリネックススタジアム宮城が当面使えないなど開幕に向けて障害は多いと思います。無理に開幕することはないという意見もあります。これからどんな方向性が打ち出されるんでしょうか。とにかく、今日はオープン戦が実施されたので寸評を書いていきます。 最初に攻撃陣から。マートンを1番に、2番は平野を外して俊介を使いました。初めての並びです。俊介が中前打で出塁するとすかさず盗塁。10日の対西武戦に続き、積極的で良いですね。7回には鳥谷の代走・上本も初球から果敢に盗塁を決めました。こうした攻撃はぜひ続けたい。 俊介は打球自体が鋭くなってきている。レギュラーの座を固めつつあります。上本も8回には足を生かしたタイムリー内野安打!一軍入りに必死です。大和もナイスバッティング! この3人はあまり大きいのは期待できませんが、赤星、藤本、高波などかつてのF1セブンのような近未来のチームカラーを示唆しているのかも・・・。 ブラゼルは強引さを封印しており、相変わらずチャンスでの確実性は高い。あとは狙いすました一発を見せておけると、相手投手にとって大変な脅威となるでしょう。 新井良はまだまだ力んでますねえ。岡崎はチャンスをもらっているのにバッティングで結果がだせないのが歯がゆい。 次は投手陣。阪神の先発は鶴。いきなり長野に出塁されましたが落ち着いて後続を断ちました。昨年に比べマウンドでの表情に余裕があります。精神的に成長している! 内容もよく、ローテーションの人選に首脳陣は悩むでしょう。 榎田は崩れる感じがしないですね。これくらい当たり前と思わせるような、なにか貫禄さえあります。コントロールがよく、低めに決まっていました。ローテ当確。 小嶋・・・いいですねえ~。相変わらずボールのキレが抜群! 見ていて実に気持ちがいい。中継ぎなら左の筆頭でしょう。ホントに首脳陣はどう使うんだろう? 加藤については、前に心配していないと書きましたが、心配になってきました。やる気は分かるんですが、球威を感じないしクセ球もない。厳しいようですが、次に結果が出なければ一軍はないでしょうね。左はたくさんいるし・・・。 個人的に一押ししてる若竹が打たれちゃいました。ここはキッチリと1点差を守りたいところだったんですが・・・。今日はメロメロ。でも首脳陣の皆さん、これで結論にしないでください。 終わってみれば双方とも貧打の引き分けでした。両チームともに主力が振れてません。そんななかで、巨人も長野を1番に置き、初回はヒット~盗塁。阪神と同じようなことを考えているようです。多分統一球を意識して、「長打に頼らず、足をからめた細かい野球もしなくては」ということなんでしょう。野球ってボール一つで変わるんですね。 震災の状況は、分かるにつれて深刻さを増しているようです。個人的には石にかじりついてでもプロ野球公式戦には開幕してほしいんですが、日本国の重大な危機に直面して、プロ野球関係者やファンの考え方、対応も問われることになります。とにかく今は被災状況に注目したいと思います。
2011年03月14日
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2011年3月12日、阪神は無観客で中日との練習試合を行いました。 それぞれの選手、もちろん中日の選手も含め、思いは複雑だったろうと思います。金本、マートン、城島など被災地を気遣うコメントをしてます。 阪神・沼沢球団本部長は12日、中日との実戦形式の練習実施について「選手は被災者へのお悔やみの気持ちが非常に強かった。悩みました」と話した。ゲーム形式開始前に選手を集めて「われわれはプロ。開幕して最高水準のプレーをみせる義務がある。そのためにできることは何か。中身の一番濃い実戦形式の練習をしよう」と話したという。(SANSPO.COM2011.03.13) 予定されている開幕まではあと2週間を切りました。プロ野球機構、セパ各連盟、選手会など関係者の皆様、本部長のおっしゃる通り、渾身のプレーで国民を元気づけることこそプロ野球関係者の最善の道ではないか・・・ご検討をお願いします。
2011年03月13日
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オープン戦の半分9試合が終わったので総括してみることにします。■先発ローテ候補能 見 2試合 9回、被安打3、奪三振6、自責点0 ローテ当選久 保 2試合 9回、被安打6、奪三振7、自責点0 ローテ当選榎 田 2試合 5回、被安打2、奪三振7、自責点0 ローテ確岩 田 2試合 6回、被安打6、奪三振3、自責点0 ローテ当選鄭凱文 2試合 6回、被安打7、奪三振4、自責点1 可スタン 1試合 4回、被安打5、奪三振3、自責点1 ローテ確メッセ 1試合 4回、被安打1、奪三振2、自責点0 可小 嶋 2試合 4回、被安打2、奪三振3、自責点1 可秋 山 1試合 4回、被安打3、奪三振2、自責点0 可下 柳 1試合 2回、被安打1、奪三振0、自責点0 可 開幕ローテーション入りは、能見、久保、岩田が当選、ルーキー榎田も当確だろう。この顔ぶれでは右1人、左3人となる。バランスを考えると残りの二枚は右がよく、スタンリッジ、鄭凱文、メッセンジャーが候補になってくる。外国人枠の関係でこの3人が同時に一軍と言うことは考えられないので、実績のあるスタンリッジを当確とすれば、鄭とメッセが次のテスト登板でどんな結果を出すかによって決まってくる。個人的にはボールのキレ、安定感の増した鄭を推したいところ。進歩がみられる小嶋や秋山の使い方は首脳陣も悩むところだ。下さんには悪いが今年は若手を使いたい。■中継ぎ~セットアッパー 安定感では渡辺が筆頭。次に続くのが藤原、江草、加藤といった左投手。筒井、川崎なども左で、こうなると西村は欠かせない気がする。中継ぎの締めは久保田、セットアッパーは小林宏ですでに決まっている。そんな中でいちおししたいのは若竹だ!ボールに威力があり、将来は久保田のところを担っていくのではないか。■ストッパー 藤川が不動。小林宏の加入で1イニングに専念できるため昨年より安定感が増すだろう。ただし、万が一の時はだれが担うのだろうか?■捕手 回復すれば城島が正捕手なのは間違いない。今のところ実戦に出ていないので開幕に間に合う状態なのか不明だ。藤井彰はまだ快音が聞かれないがリード面は悪くないようだ。小宮山、清水、岡崎は突出したものがない。特に岡崎は期待されるバッティングであと一歩のアピールが欲しい。■内野手 内野はレギュラーと控えの差がはっきりしている。スターティングメンバーは昨年同様ファースト・ブラゼル、セカンド・平野、サード・新井貴、ショート・鳥谷で揺るがない。平野と新井は、今バットが湿っていても開幕には合わせていけるだろう。 関本は便利屋になってしまって申し訳ないが今年もサブとしてチームを支えてくれると思う。彼の場合はもっと年俸を上げてほしい。 大和、上本、新井良、森田などはまだ力不足か。期待されている坂はまだ無安打。ちょっとおかしくなっている。■外野手 完全固定はライト・マートンだが、現在悩みのドン底。残り試合で調整していくしかない。センターはバッティングと足で成長をアピールしている俊介に落ち着きそう。 レフトは分からない。金本の状態がベールに包まれている。仮にオープン戦に出るにしてももう少し先だろう。今のところは林と浅井が最有力候補。この2人は甲乙つけがたい。■その他感想 誰を先発させようか多すぎて悩むなんて投手陣は充実したよね~。質・量ともに12球団でも指折りじゃないかな。小林が入ったことで芯が通った感じがします。中日にも負けない陣容になりました。 心配なのは昨年他球団をビビらせた強力打線の方です。9試合でチーム打率が2割1分3厘、打点16、ホームランは0です。1試合平均にすると2点取れていません。統一球の影響なんでしょうか? これは他球団も平等になったので気にしなくてもいいのかな? 代打はひーやん健在。関本、金本、浅井、林などその日の状況で使えるので意外に層は厚いでしょう。 とにかくオープン戦はまだ後半9試合が残ってます。順調に調整が進むことを祈ります。また、選手の皆さんは怪我なく公式戦に臨めるよう集中力を失わないように! 東北地方でものすごい地震が起きたようです。詳細が良くわからない状況で心配です。被災された方々お見舞い申し上げます。
2011年03月11日
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2011年3月10日 阪神1-0埼玉西武(甲子園) ビデオ見終わりました。おとといに続き埼玉西武との対戦です。阪神のスターティングメンバーは明らかに開幕を意識しています。しかも西武先発は涌井。打線にとっては今の状態を計る絶好の機会です。内容を見てみましょう。 まず1回、俊介が積極的に打って出塁しすかさず盗塁を決めました。平野の進塁打でランナー3塁となり、鳥谷のタイムリーで先制です。これはいい点の取り方でした。俊介1番、マートン6番の打順は、首脳陣も現実味を持って検討しているようですね。2回以降は、涌井の方をほめるべきでしょう。連打を許さない。凄味は感じないんですが淡々と抑えられてしまう・・・とでも表現させてください。その中で小宮山がいいバッティングを見せました。昨日の岡崎を意識して気合いが入ってます。 平野とマートンは何かきっかけが必要です。とにかく打席で結果を出すことが何よりの薬になりますから、それには納得いくまで練習で振り込んでほしい。 投手陣はどうでしょうか。先発は久保。昨日の能見も良かったが今日の久保もなかなか良い。基本的に涌井と同じで連打されないんですね。ボールも低めに決まっているので内野ゴロが多い。まったく不安を感じません。二重丸でしょう。 2番手の久保田も3人で締めて問題なし。3人目の岩田はヒットこそ打たれましたが、ボールには威力がありました。9回は先頭中島に三塁打を打たれましたが、後続3人をすべて内野ゴロに仕留めて切り抜けたのはさすが。今年は10勝以上を期待できるでしょう。 1対0で勝ったもののスミ1。特に打撃陣に内容が乏しかったなあ。つながりも悪くちょっと深刻です。オープン戦に入ってから、12球団で阪神だけが1本もホームランなしというのもね・・・。開幕までまだ2週間ありますので、焦らず調整してほしいです。投手陣はおおむね順調に見えました。
2011年03月10日
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阪神馬鹿と思われるのも何ですから、趣味というか好きなものの紹介もしていきたいと思います。 年代的にいって実は70年代から80年代のHR/HM世代なんです。(特に好きなのはブラックサバスですが)ときどきはこういった関係の日記も書いていきますからよろしく。 今日はジューダス・プリーストです。私の大好きなバンドの一つ。特に1984年のDEFENDERS OF THE FAITH / 背徳の掟は必聴です。1曲目のホイール・バーニングなんか若い人、初めて聴く人はちょっと驚きですよ。 正統派ブリティッシュロックの王道はこのバンドです。歴史や経歴など書いていても退屈でしょうからまずは聴いてみてください。参考までにディスコグラフィを。1974年 ROCKA ROLLA / ロッカ・ローラ (1st Album) 1976年 SAD WINGS OF DESTINY / 運命の翼 (2nd Album) 1977年 SIN AFTER SIN / 背信の門 (3rd Album) 1978年 STAINED CLASS / ステンド・クラス (4th ALbum) 1978年 KILLING MACHINE / 殺人機械 (5th Album) 1979年 UNLEASHED IN THE EAST / イン・ジ・イースト (Live Album) 1980年 BRITISH STEEL / ブリティッシュ・スティール (6th Album) 1981年 POINT OF ENTRY / 黄金のスペクトル (7th Album) 1982年 SCREAMING FOR VENGEANCE / 復讐の叫び (8th Album) 1984年 DEFENDERS OF THE FAITH / 背徳の掟 (9th Album) 1986年 TURBO / ターボ (10th Album) 1987年 PRIEST...LIVE! / プリースト...ライヴ! (Live Album) 1988年 RAM IT DOWN / ラム・イット・ダウン (11th Album) 1990年 PAINKILLER / ペインキラー (12th Album) 1993年 METAL WORKS '73-'93 / メタル・ワークス'73-'93 (Best Album) 1997年 JUGULATOR / ジャギュレイター (13th Album) 1998年 LIVE MELTDOWN / ライヴ・メルトダウン (Live Album) 2001年 DEMOLITION / デモリッション (14th Album) 2003年 LIVE IN LONDON / ライヴ・イン・ロンドン (Live Album) 2004年 METALOGY / メタロジー (BOX) 2005年 ANGEL OF RETRIBUTION / エンジェル・オブ・レトリビューション (15th Album) 2006年 THE ESSENTIAL JUDAS PRIEST / エッセンシャル・ジューダス・プリースト (Best Album) 2008年 NOSTRADAMUS/ ノストラダムス (16th Album)
2011年03月09日
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2011年3月9日 阪神2-2東北楽天(甲子園)東北楽天との対戦。星野監督も甲子園への凱旋を楽しみにしていたと思います。はたして納得してもらえるプレーが見せられたのかどうか。 まずは投手から。先発の能見は十二分な仕上がりです。体のキレも球のキレも際立って、技物の刀のような凄味があります。外野へボールが飛ぶ気がしません。5回ノーヒット、完璧ですよね。あとは怪我なく開幕を迎え、一年間無事に働いてもらいたい。もうそれだけ。 6回は注目のコバヒロです。い~ねえ!楽天打線の淡白な早打ちもあるけど、軽く3人で料理しました。やっぱり使える!!さすがです。 藤川は代わりっぱなにカウンターを一発食らいました。もちろん打った聖澤も成長していますから。それにしても今日は制球が良くなかった。岡崎とのコンビが噛み合わなかったのかなあ。次回はピシッと3人締めで安心させてほしい。 福原はいかんね。嶋の内野安打は仕方ないにしても、次の大廣をフルカウントから歩かせ、平石には初球をタイムリーです。悪い時の彼はこうやってテンポよく?簡単に点を取られる。1点リードを守る大事な場面でこれでは...開幕一軍赤信号。 江草も変わらんなあ。こんなに不安定ではベンチはひやひやですよ。フルカウント、フルカウントって、1イニングに何球投げるつもりやねん。失点はしなかったけど公式戦では危なくて使えない。不合格! 次は野手です。先制タイムリーのブラゼルは、逆らわないバッティングを続けています。ホームランは減るでしょうが打線としてはつながるので歓迎です。特筆すべきはひーやん!ボールがよく見えとる。今年も頼りにしてます。たまにはDHで4打席立たせたいですよ、ホント。交流戦のときなんかね。 マートンは前にも書いたように新フォームの修正がうまくいってない様子。相変わらず少々差し込まれ、振り遅れています。開幕が迫るだけにちょっと心配です。平野も重症。...きれいなヒットが一本出れば気分も変わると思うんですが。 岡崎君はやっと出ましたね。4回のタイムリーツーベースは、好球必打で初球から積極的に引っ張りにいって結果を出しました。使ってもらえてる間にどんどんこういう姿勢をアピールしないといけません。継続してほしい。 あ~あ、終わってみれば引き分け。しかもたった4安打で5回以降はランナーすら出てないのか...。これだけ主力の多くが出ているゲームで内容悪すぎ。これも統一球の影響なのか?「確実にミートする」という原点回帰が必要なのかも。 以上、すこし不安な本日のオープン戦の感想です。
2011年03月09日
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2011年3月8日 阪神0-1西武(皇子山)今日の先発オーダーは平野以外すべてテストメンバーでした。さっそく分析します。 先発は2年目の秋山。瀬戸際で結果を出しましたね~。ほぼベストメンバーに近い西武に対し4回3安打無失点は立派!ボールも低めに集まり、アウトの半分が内野ゴロでした。首脳陣のうれしい悲鳴が聞こえそう。 5回から代わったジェン・カイウンは一死後ヒットを打たれ、さらに盗塁を許したあとタイムリーを浴びて1点を献上しました。ま、これは西武がソツなく攻めたとも言えます。6回、7回は先頭打者を出していますが、いずれも次の打者を併殺打に仕留め、内容的には上々と見ました。左の小嶋と同じく、ひじを下げたのは正解。腕の振りが鋭くなってストレート系のキレが抜群です。もう一回テストがあると思いますが期待していいでしょう。(ただ外国人枠なのが惜しい) 加藤は特に心配していません。阿部は結果を出したのか、打者の打ち損じなのか判断が微妙でした。 攻撃陣では、外野のポジションを争う俊介、浅井、狩野がスタメン起用され、皆ヒットが出ました。そのなかでバッティングでは浅井がちょっと抜けているかなと思います。途中から出た坂は良くなっていません。9回代打で登場の林はもはや貫禄。今が開幕ならスタメンでしょう。 打撃が期待されている岡崎と清水は、8回裏満塁のおいしい場面で凡退、一軍に残るのは本当に大変です。 平野は統一球を意識しすぎてかちょっと深刻に見えました。詰まった打球が多く苦しんでいる様子です。昨年のスイングを思い出してほしい。イチローみたいに転がして足で稼ぐヒットも良いと思います。 完封負けです。ヒットは西武より多いがつながらない。集中力や積極性の差なのか・・・。若手全体の底上げが求められます。 それにしても、西武の秋山翔吾というのはルーキーですか? サインなのかどうか不明ですが積極的に走りますね~。ちゃんと得点に絡んでいます。阪神の若手も潜在能力は十分あるので、ベンチも含めて積極さが欲しいと感じました。 以上、本日のオープン戦の感想です。
2011年03月08日
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やはり外野手補強の話は水面下で動いているようです。 ■2011年3月8日付SANSUPO.COMhttp://www.sanspo.com/baseball/news/110308/bsb1103080503003-n1.htm 金本の状態を見て判断が下された形で、坂井オーナーから球団に指示が出ているという内容が報道されています。 ■2011年3月8日付デイリースポーツオンライン http://www.daily.co.jp/tigers/2011/03/08/0003851681.shtml デイリーは具体的に東北楽天の名が出ています(内容には憶測を含んでますが)。 これらをみると、優勝に向けてあらゆる懸念を取り除こうとする球団の意欲が読み取れるのではないでしょうか。本当にトレード補強があるとするなら、林、浅井、狩野、俊介など外野ポジション争いをしている選手や若手にとっては脅威ですし、育てながら勝つという真弓監督の方針に矛盾するかもしれません。しかし、これも競争。どの選手も奮起してレギュラーを目指してほしいです。 とにかく、明らかにフロントも優勝を意識しました! 本社も球団も一丸となっています。確かに今年ほど明瞭に「優勝」を感じられるシーズンは近年ありませんでした。これだけ戦力が計算できる状況はそうそうあるものじゃない。 阪神は本気です。目標はリーグ制覇、そして日本一しかないんです! もちろん私たちファンもその気になってますよ!
2011年03月08日
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開幕までオープン戦もあと12試合。テストの時期も今週いっぱいでしょうか?調整へと変わっていく、ということは一・二軍の振りわけもそろそろ具体的になってきます。 今日8日は誰を投げさせるんでしょうか。ジェンの再確認でしょうか。久保あたりの調整でしょうか。安藤、西村、上園あたりもオープン戦で見たいと思いますが、どうしているんでしょう? 抑えのトリプルKは怪我でもない限りは確定してますが、先発候補、中継ぎ候補は、まだ大いに流動的なんでしょうね。また、城島も気になります。 野手では、金本の万一に備え、外野手を補強するということですが・・・。うわさでも聞いた方がありましたら聞かせてください。現有戦力でも、林など十分代役は務まると思うのですが。
2011年03月07日
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安芸では小山正明さんと間近で会うことができました。その感想です。 歳はとられましたがやはり迫力、貫禄があります。小さな声で「小山さん・・・」とお呼びしたらこちらを見て会釈されました。緊張でシャッターが押せず、別の機会に撮らせていただいたのがこの写真です。 この後、往年のエースはブルペンへ。ちょうど球児が熱のこもった投球をしていました。 久保コーチと並びじっくりと長時間ご覧になり、満足そうに頷いておられたのが印象的でした。これからもタイガースを支えていただきますようお願いします。 引き続き紅白戦の解説をされました。この中継は後日録画で見ましたが、今年の投手陣にはかなりの期待を持っているとのこと。小山さんの太鼓判がでて、夢が膨らんできました。写真はいずれも2011年2月20日のものです。
2011年03月07日
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2011年3月6日 阪神3×-2横浜(倉敷) 投手陣は相変わらず仕上がり状態はいいです。 先発のスタンリッジは合格です。特徴は無駄な力が入ってないこと。実にリラックスしています。それでいてしっかりとボールには力が感じられました。1回は3安打で1点取られましたが、すべて詰まった打球が野手の間を抜けたもの。4イニング投げて、まともなヒット性の打球はなかったのでは? セットポジション、クイックなども問題なし。今年も12勝くらい計算できそうです。特に飛ばない統一球は、球威のあるスタンリッジにとって相当なプラスになるのは間違いないでしょう。 さらに小嶋には驚きました。昨シーズンに比べ、少しひじを下げたのは正解! すごくスムーズに腕が振れていて、素晴らしく直球がキレています。見ていて、かつて活躍した田村や吉野を思い出しました。今年は期待感十分です。頼むぞ!!! 渡辺は自分のエラーなどで1点は失いましたが、内容は安定していて、要所で三振が取れる力も健在です。最後の江草はもう少し見てみないと何とも言えません。 攻撃のほうは前日とあまり変わりません。やはり目立つのは林ウェイツウで、相変わらず振れています。また、ブラゼルは大振りせずミートを心がけていて好感が持てました。良いヒットが出てましたね。森田も振っているので詰まってもヒットになっています。柴田、大和はちょっと開幕一軍に黄信号というところですかね・・・。 関本はさすが!彼なら当たり前の働きかもしれません。でも、二死二三塁で一打同点という場面、ストッパー山口が意図的に投げた変化球に崩されそうになりながらも対応できるのはすごい。若手は勉強してほしいです。 気になったこと1・・・横浜の新外国人リーチ投手。まだ長いイニングを投げてないのでスタミナはどうかわかりませんが、でかい割に器用で変化球のコントロールがいい。左バッターが打ちずらい角度のカーブを持っていて苦戦しそうです。 気になったこと2・・・ほんとうに統一球は飛ばないような気がしてきました。皆さんはどう感じていますか?以上、速攻で本日の感想を記録しました。
2011年03月06日
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昨年は大きく成長した西村憲投手。首脳陣が頼りすぎてしまったので、後半戦の大事な時期にバテました。その後、状態のよかった時の感触がなかなか取り戻せないでいるようです。キャンプでも彼は地味に動いてましたので、仕上がり状態はわかりませんでした。早く本格的な実戦で見てみたいのですが・・・昨年のように中継ぎなのか?先発転向なのか?どこで使うつもりなのか首脳陣の考えも見えてきていません。開幕一軍にいるのか心配になってきました。彼の近況をご存じのかた、様子を教えてください?個人的な予想でもいいので・・・・。
2011年03月05日
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帰りが遅くなったので、やっと横浜戦のビデオを見終わりました。今日は素人評論家に徹して淡々と感想を述べます。阪神5-1横浜(高松)まずは野手柴田…全然ダメ。技術以前に結果を欲しがりすぎ。1打席目も3打席目も外へ逃げる変化球を追いかけるように振って同じように三振しています。メンタル面でもっとドッシリとした気持ちになってほしいですね。林…キャンプ後半からいい状態を持続。1打席目のタイムリーなど絵に描いた好球必打です。森田…積極的に振りにいってます。それがいい結果になって1回の走者一掃ツーベースにつながりました。開幕1軍に残りそうな気配を感じます。守備はまだまだですけどね。マートン…微妙です。足を上げる新しいフォームはものにできていない感じ。振りに行ったときにはもうホールが来ている、つまりタイミング的に差し込まれています。マスターするにはもう少し時間がかかるでしょう。坂…キャンプのころよりオープン戦に入ってからのほうが悪くなっています。疲れかもしれません。ちょっと別メニューでの再調整が必要かも。鳥谷や平野は状態を維持しています。とくに平野は強いスイングができるようになってきました。調子は徐々に上がっていくでしょう。あと大和に元気がないのが気になりました。次は投手メッセンジャー…立ち上がりは全般にボールが高かったです。踏み出した左足が早く突っ張ってしまうのが気になりました。3回4回はボールの走りが良くなってMAX145キロが出ていました。セットポジション、フィールディングとも不安ですね。ジェンとの差はあまり感じませんでした。まだテストが必要です。榎田…調子自体は良くなかったようですが、コントロール…とくに変化球はいいですね。ローテーション候補であることは間違いないでしょう。榎田の良さは別の機会に詳しく紹介したいので今日はこれくらいで。若竹…良かったですが、当然と言えば当然。キャンプからずっと体にキレを感じます。メッセンジャーと同じ145キロくらいが出てましたが、勢いは若竹のほうに感じました。開幕一軍に向けどんどんアピールを期待したいです。藤原…9回打者一人だけ、ワンポイントとしての想定で投げました。良いですね!安部…球児を意識したようなフォームですが、左肩の開きが早い!打者2人を抑えましたが、速球に体重が乗らず、軽い感じです。以上、感想を走り書きしました。今日は新井やブラゼルがいませんし、若手主体のオーダーでした。初回の5点のみで後は0が続きましたね。もう少し若い選手にファーストストライクを振りにいってほしいです。投手陣は相変わらず良いです。メッセとジェンはどっちが一軍に残るのか?これからが注目ですよ。マートンは開幕までにタイミングが取れるようになるのか?これも注目です。今日はすごくまじめでしょ。あと20日で開幕なんで、見るほうにも力が入ってきたということかな?
2011年03月05日
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(キャンプで逢ったキー太。握手している女の子は別に私と関係はありません)忘れてました。安芸ではキー太にも会ってきました。トラッキー、ラッキーに続いて3人目のマスコットキャラということです。甲子園ではどんな演出で出てくるんでしょうか?テーマソングなんかも、もうできてるのかな?★http://www.rakuten.co.jp/cybercrown/★
2011年03月04日
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2011年2月28日 与那嶺要さんが亡くなりました。 阪神ファンのブログで何事か!と言わず、しばらくお付き合いください。 与那嶺さんは、巨人ファンにとっては現役時代の好打者として、中日ファンにとっては優勝監督として、その功績が永遠に称えられる方です。 私は現役のころの与那嶺さんは知りませんが、岐阜に住むものとして中日ドラゴンズとは自然に接点が多く、監督当時の与那嶺さんにはやはり特別な感覚があります。 巨人が延々と連覇を続け、いつどのチームが止めるのか・・・他球団のファンがイライラしていたそんな時代。1973年のセリーグは、首位から最下位までが僅か6.5ゲーム差にひしめく大混戦でしたが、阪神・中日が最後につぶし合った格好で、巨人の9連覇を許してしまいました。しかし、長嶋茂雄がめっきり衰え、投手陣も過渡期になった巨人の実力は明らかに低下し、一つの節目を予感させるものは感じられました。 1974年、中日与那嶺監督は3年目を迎え、しっかり選手たちを掌握し、優勝への準備は整っていたともいえます。過去2年の成績からみても、優勝への気運が高まりつつあった年で、元祖『燃えよドラゴンズ』が発売されたのもこの年でした。シーズン終盤には東海地方のどこでもこの山本正之さん作詞作曲のこの曲が流れてましたね。ほんとにすごかったんですよ!前略一番・高木が塁に出て二番・谷木が送りバント三番・井上タイムリー四番・マーチン ホームランいいぞがんばれドラゴンズ、燃えよドラゴンズ~五番・谷沢がクリーンヒット六番・木俣が流し打ち七番・島谷ヒットエンドラン八番・広瀬がスクイズバントいいぞがんばれドラゴンズ、燃えよドラゴンズ~中略僕もあなたも願ってるいのる気持ちで待っているそれはひと言優勝だ与那嶺監督の胴上げだがんばれ がんばれ ドラゴンズ、燃えよドラゴンズ~後略 巨人が弱くなり、中日は充実期を迎え、イメージぴったりの曲が出て、中日ファンもその気になって、そしてチームも優勝してしまった。ほんとに絵にかいたような一年でした。とにかく巨人の10連覇を阻んだことで、チームを超えて皆が中日に拍手したものです。 中日が巨人の連覇を止めたことで、セリーグに下剋上的な空気を巻き起こしたことは大きな意味がありました。翌1975年には「赤ヘル軍団」と呼ばれた広島が優勝し、長嶋監督が就任した巨人が最下位になるという予想もしなかったことが起こっています。まさに乱セの始まりでした。 とにかく言いたかったのは、こんな時代の先駆けとなった与那嶺監督は もっと もっと 高く評価されてもいいとのではないかということです。日本の野球に与えた影響は計り知れない。もちろん1994年に野球殿堂入りされていますが・・・。 改めて与那嶺要さんのご冥福をお祈りする次第です。 長くなりましたが、あくまで一野球ファンとしての心境をつづらせていただいたのであって、決して中日ファンへのヨイショではありません。中日ドラゴンズとは良きライバルと思っていますのでよろしく。 今年はナゴヤドームで勝たせてくださいよ~!
2011年03月04日
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2011年3月3日 対ソフトバンク戦の7回、小林宏がベールを脱ぎました。 小林宏⇒藤川球児という本番を想定した順でマウンドに上がり、実力を見せてくれました。まず先頭の内川を2球で追い込むと、切れ味抜群のフォークボールで3球三振に仕留めます。次の松田には粘られてフォアボールを与えましたが、今宮をショートゴロ併殺に斬って0封。ストレートのスピードも上々で、仕上がりに何の問題もなし。さすがの一言ですね! 思いおこせば2005年10月25日の日本シリーズ第3戦(甲子園)。ロッテ先発の小林宏に6回までわずか3安打、内野ゴロの間に1点を取るのが精一杯で、阪神は1対10の完敗でした。小林宏はレギュラーシーズンで12勝を挙げており、キレのある本格派投手の印象でしたが、この試合で力を実感させられた記憶があります。 最後の対決は2010年6月13日の交流戦(4回戦・千葉マリン)です。ロッテが8対6とリードした9回表に、抑えのエースだった小林宏が出てきました。ところが、いきなり城島にヒットを許すと、関本にはフォアボール、林にツーベースを浴びて1点を失います。動揺は隠せず、次の鳥谷の打席ではワイルドピッチ。あっという間に同点になってしまいました。なおも無死ランナー三塁というピンチは続いています。 並の投手ならパニックなんですが、ここで踏ん張れるのが小林宏。鳥谷を三振、平野はショートゴロ、マートンをセンターフライに料理して勝ち越しを許しません。引き続き10回表も抑え、その裏ロッテ・井口が藤川球児からサヨナラホームランを打ったため、しっかりと勝利投手になっています。 精神的にもタフ、与えられた仕事はきっちりこなす。まさにプロ。セットアッパーとして小林宏が万全なら、藤川の「イニングまたぎ」はなくなり、中継ぎ陣にもゆとりが生まれます。「本物」の加入で優勝の2文字が現実味を増してきました!!!ね!ね! (写真はキャンプでの後姿。こんな遠景しか撮れませんでした)
2011年03月04日
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皆さん、藤原正典投手(背番号15)をご存じですよね。 今でも間違えるアナウンサーがいますが、「ふじわら」じゃなくて「ふじはら」ですので…。 昨年、ドラフト2順目で立命館大学から阪神に入団しました。高校は名門・県立岐阜商業で、出身地は私の住んでる所から10数キロの揖斐川町というところです。 県岐商時代は目立った活躍はなく無名で、失礼ながら私も関心がありませんでした。立命館大学に進んでから着実に力を付けたようですね。どちらかといえば階段を上るように、コツコツと成長する晩成タイプです。経験を積めば脂がのる27~28歳くらいからが本当に楽しみな選手だと思います。 目を見張る速球を持っているわけではありません。しかし、テイクバックした左腕が右打者から見えにくく、加えて球持ちがいいのが最大の武器です。力感のないゆったりしたフォームからいきなりヒュッとボールが出てくるので、右打者が差し込まれ、バットをへし折られる場面がよく見られました。 昨年は6月の終わりに一軍登録され、計24試合に中継ぎとして登板。7月20日の広島戦でプロ初勝利もかざりましたが、左肩故障により実働約2カ月間で登録を抹消されてしまいました。 でも、今年は違います。キャンプで見る限りオフの体づくりはしっかりできています。今年は一回りがっしりしてたくましくなった感じです。筒井、江草、川崎、加藤といった「左」中継ぎ王国にも殴りこんでいける下地はできていると見ました。右の渡辺と中継ぎの両輪になってくれる期待感は十分です。 後ろにはトリプルKが控えていますから、阪神の成績はその前を受け持つ中継ぎの出来次第で大きく左右されるでしょう。そういう意味では今年こそアピール・飛躍のビッグチャンス。もちろん藤原投手もそれは分かっているはず。3月2日のソフトバンク戦も8回1イニングを3人でピシャリと抑え、隙はありません。 阪神ファンの皆さん! これからも藤原投手へ熱い声援をお願いします。 (写真は紅白戦、セットポジション、クイック、牽制なども着実にレベルアップしてます)
2011年03月03日
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(写真は安芸でトスバッティングに打ち込むアニキ) 3月1日の日記で、安芸キャンプに行ったことは書きましたが、気になることが一つ。 …それはアニキ金本についてです。 見ていた2日間で、一度もまともな送球、力の入ったキャッチボールというシーンがありませんでした。恐る恐るというほどではないですが、明らかにひじが上がってこないように見え、ということは「肩が回せないのかな…」というように素人目にも感じました。 今もオープン戦に帯同していないとのこと。南社長のコメント(トレードによる外野手の獲得)も気になるところですし、これについて真弓監督が黙っていることも気になります。 キャンプで見たのは10日も前なんですが、いまも余り状態は変わっていないのではないか?と詮索してしまいます。 ただし、トレードなどしなくとも、浅井、狩野、林など今期は状態の良い選手が多いので、気に病むことでもないのかもしれませんが…。それでも4月に43歳になるアニキが何年もやれることはあり得ません。次のドラフトは長打を飛ばせる外野手、しかも即戦力(昨年のジャイアンツ長野のような)が必要じゃないでしょうか。マートンも来年は「?」だけに、当然外国人外野手のチェックも進めなくてはね!
2011年03月03日
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(写真は2011年2月19日の紅白戦スコアボード、紅軍7番サードに高濱の名が…) 2月19日、20日と安芸キャンプに行ってきました。 見学の目的はマートン、ブラゼルなど外国人選手の仕上がりのつもりでしたが、19日の紅白戦が始まるとびっくり。3年間の雌伏から高浜卓也選手がいきなり3打数3安打の大ブレイク。 翌20日も2安打し、一軍枠へ大きく前進です。この日は、ぼそぼそと「ロッテの編成が来ているようだ」というささやきが聞こえたりしていましたが、その時はまさか今日の事態になるとは思ってもいませんでした。 中田翔のはずれとはいえ、高校生ドラフト1位での入団。一時ミート打法になっていたのが本来の思い切りの良さを取り戻し、レギュラー候補へと階段をのぼりはじめた矢先に・・・。長期にわたって高卒生え抜きスターが育っていない阪神にとって大きな痛手です。 一ファンとしてプロの厳しさを痛感しました。本人のショックもいかほどかと・・ けれど! 真弓監督も言うように、請われて行くのは男の花道。でっかく育って堂々とFAで阪神に帰って来い!君ならできる。 がんばれ高浜卓也!!!!! タテジマ着たらダチ。阪神ファンは待ってるよ。
2011年03月01日
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