ロックの部屋

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MAROON5





「HARDER TO BREATHE」のビデオクリップがとても格好良くて、気に入ってしまい買ってしまいました。ちょっとヒップポップ風の曲だったので、全体がそうなのかなと思いましたが、そうでもないです。

でもヴォーカルがスティーヴィー・ワンダー似の声と歌い方なので、ソウル色は一貫して感じられます。

このアルバムは2002年にリリースされたのに、今もチャートの上位にいる超ロングランヒットだと言うではないですか。確かに何度も繰り返し聴いていると色んな要素が発見できるアルバムです。ソウルぽいかと思えばボーイズグループのような美しいメロディーラインの曲があります。「SHE WILL BE LOVED」なんかがそうです。

《SHE WILL BE LOVED》
♪まだ18歳のビューティー・クイーン
彼女はトラブルを抱えていた
 そばにいつも男がいた
 いつだって彼女は誰かのもの

 何マイルも車を飛ばして
 気づけば君のドアの前
 何度抱きしめても
 足りないんだ♪

【何度抱きしめても足りないんだ】この歌詞にビビッと来ました。(笑)そんな虜にさせられてしまう異性に出会いたいものです。そんなものですね、目的のためには距離は関係ありません。

ヴォーカリストのアダムは細面でなかなか良い男です。20代から30代前半の女性に人気があるようです。

10月に来日してライヴしたようですね。評判は、公演時間は1時間程で短くて、演奏力もイマイチだったらしい。彼らの本領発揮とまではいかなかったようです。

彼らの前進は【カーラズ・フラワーズ】というバンドで、この頃はギターポップバンドだったようですが、まるで売れなかったようです。バンド名を【マルーン5】と改名して音楽性をソウルとファンク色の強いロックに変化、より聴き応えのある音楽になったようです。

スペェシャル・エディション盤は「THIS LOVE」のジャズピアノ風のリミックスヴァージョンやアコースティックヴァージョンが聴けるし、より彼らの多彩さ奥の深さを理解するのにも最適な好盤です。

確かに心地良くてファンキーなリズムとグルーブです。聴けば聴くほど味が分かるロック、長期ベストセラーもうなづけます。

(彼らは映画スパイダーマン2の中でサントラとして「ウーマン」という曲を提供しているようです。)

                       (2004-11-20記)


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