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「マシュマロ葬送」


お茶目な落書きに支配された人生は、
笑いながら幕を閉じたけど
マシュマロで葬られた君は 雲になるんじゃない?

真っ赤なペチコートに血 
けたたましい鳴き声で目が覚めて
夢とこっちは混ざり始める

そんなに急がなくても良かったのにね。
本当は幸せなんて、何処にもなかったんだよ

甘いモノ、苦手じゃなかったかな


「何だっけ」


何だっけ。

何だっけな―。

何だっけ何だっけ。

何しようとしてたんだっけ。

どうするんだっけ――。

何しようとしてるんだっけ。

これからどうするんだっけ。
どうしたらいいんだっけ。
何だっけ。

あー何だっけ。

いつやるんだっけ。

いつ死ぬんだっけ。


一行詩◎



一行だけの詩です。



眩しい光は遮らないで 吸い取って

       Φ 

蝶は嫌い。あの人を思い出すから

       Φ 

何が嫌って、異次元空間に酔ってしまって。

       Φ 



Bids you all adiew


目覚めれば
朝の光は遮光カーテンから怪しく漏れて
コーヒーの湯気がポットの中でグルグル回った

君と過ごした時間は
全部燃やしてしまおう

真っ白な雪のなかで
真っ赤な炎を上げて
まっ黒な灰になって

君も私も全部
忘れるんだよ

それらは綺麗な思い出になんてならないから

テーブルに白い花
焼けた蜂蜜の匂い
元の世界に戻ろう

狂ったお茶会はお開きにしよう
いいね
君も私も全部
忘れるんだよ








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