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テーマ: 航空業界(1764)
カテゴリ: カテゴリ未分類
少し前にBBSでoguさんから

ship747さんは派遣のパイロットだそうですが、今日は○○航空、明後日は△△エアラインなどと操縦する会社はフライトによって変わるのですか?



という質問を受けました。




答え:日替わりで変わることはありません



このパイロットの派遣会社というシステム、日本人にとってあまり馴染みが無いので説明しますと


主にアジア(日本を含む)や中東、そしてアフリカなどのパイロットを養成する能力が低い国、言い換えれば

国内に航空会社は存在するのに官民両方で十分なエアラインパイロットを供給する能力が無い国 に対し

派遣会社が航空産業の進んだ国(アメリカ、オーストラリア、一部EU諸国)からエアラインパイロットを集め、それぞれの国に派遣するというシステムです。




簡単に言えば

航空先進国から航空後進国への人材派遣

です。



で、パイロットの賃金は航空会社から派遣会社に対して支払われ、

派遣会社がピンはね して

派遣会社からパイロットに給料が支払われるわけです。


この ピンはね率 、派遣会社によって異なるのですが

20~30% というところです、もちろんこのピンはね率がもれると派遣社員のモラルが低下するので 極秘 となっているようです。






ここまでの話を聞いて何か思い浮かびませんか?





そう


鵜飼(うかい)




 ↓参考資料

鵜飼

です。



私たちは鵜 なんです。。。




で、派遣の契約期間もそれぞれの航空会社からの要求によるので、短いところで1ヶ月、長いところで5年とばらばらです。


当然、顧客(航空会社)をたくさん持っている 大手の派遣会社(=鵜飼) なんかは契約終了したパイロット(=鵜)に次の派遣先(=仕事場)を紹介したりするので、そういうパイロットは

1ヶ月~数年単位で航空会社が変わります。



あと派遣会社ごとにお得意様(上顧客)がいて、例えば日本の航空会社ですと この派遣会社 はJAL、 この派遣会社 はANAというのがあります。



普通のエアラインパイロットと異なり、いろんな航空会社で働くチャンスがあるので、それはそれで楽しいのですが

この仕事って

DARK SIDE OF AVIATION

とも言われてるんですよね。。。。





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Last updated  2005.01.18 08:25:14


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