with COVID-19 

with COVID-19 "九州・信州・房総・東京-& 色んなこと!"

霧島連山



▼霧島連山
 霧島連山は,宮崎・鹿児島県境に位置し,加久藤(かくとう)カルデラの南縁部に生じた20を超える安山岩の小型の成層火山・砕屑丘からなる火山群です。
 成層火山は高千穂峰,中岳,大幡山などで,砕屑丘は韓国岳,大浪池,御鉢(高千穂峰の西),新燃(しんもえ)岳などで,山体の大きさに比べて大きな火口を持ちます。
 また,大浪池,大幡池,御池,六観音池など多くの火口湖があります。えびの高原と南西側山腹に温泉・地熱地帯があり,特にえびの高原の硫黄山では活発な噴気活動がみられます。
 有史後は,主に御鉢と新燃岳(底部に火口湖)で噴火を繰り返してきた御鉢は1923(大正12)年の噴火以来穏やかであるが,過去の活動記録によれば霧島火山群中もっとも活動的な火口です。
 新燃岳は2008年8月22日にも小規模な噴火が発生しています。

2011-212-takaharu-map

◇新燃岳(1,421m)
 中岳の北西に位置し,霧島連山のほぼ中央にそびえる山です。頂上には,ほぼ円形の火口(直径約750m,深さ約180m)を有し,紺青のとても美しい水面は,直径約150m,深さ約30mの火口湖となります。山頂南側に溶岩の突出があり,遠くからラクダの背のこぶのように見えます。中岳と同じくミヤマキリシマの群落地で登山者も多い山です。

  鹿児島県と宮崎県をまたぐ霧島連山の新燃岳の活動について火山噴火予知連絡会は,「火口直下の火山性地震がやや増加していることから小規模な噴火の可能性は否定できない」との見解をまとめました。
 火山の専門家などでつくる火山噴火予知連絡会は3月12日の定例会で全国の火山の活動について検討し,霧島連山の新燃岳については2011年9月以降、噴火の発生はなく、火口にたまった高温の溶岩の状態に特段の変化はないということです。また、GPSによる地殻変動の観測では、マグマがたまっているとみられる場所の膨張が収まっていることから、地下深くからのマグマの供給は止まっているとしています。
 だが,今でも火口には高温の溶岩が溜まっていて、火口直下の火山性地震が今月5日ごろからやや増加していることから、「小規模な噴火が発生する可能性は否定できない」との検討結果をまとめました。  噴火警戒レベルは入山規制の「レベル3」が続き、警戒範囲は火口から概ね2キロとなっています。

2012-0212-nhk-shinmoe




┏┓
┗■  霧島 ライブカメラ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

気象庁  霧島山 
環境省  えびの高原からの霧島山
鹿児島県 火山監視映像/大浪池
宮崎河川国道事務所 

□■□■[-楽天プレミアムカード-]■□■□
・・・・


© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: