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気侭なブログ
-雨の日- RainyDays
雨の音は激しく、強く、家の屋根を突き破りそうな勢いで振っている。
時計を見れば午前3時。
僕はそのままゆっくり目を閉じていたがふいに夢で見たことを思い出した。
誰かが叫んでいた。その声は次第にか細く、かすれて行く。
終いには何を叫んでいるのかも分からないほどに。
ただ分かるのは声の主が女の子だと言うこと。
実際にその子を見たわけでもない、ただ声で女の子と判断しただけだが
実感というか・・確信に似た何かがある。
「変な夢・・・だな」
一人しかいない部屋で無意識に呟く。
雨音はさらに強まっていくばかりだが、僕は再び目を閉じ眠った・・・。
誰かが私を見ていた。
私が強く叫んでいるのを不思議そうに。
でも私の声は次第にか細くかすれていってしまう。
ただ彼が誰なのかはわからない。
見たことも無い。
話しことも無い。
なのに何故か会ったことのあるような不思議な感覚があった。
雨音は強く、鼓膜を振動させるように。
「「彼(あの子)が誰なのかはわからない」」
次に目が覚めたのは朝の7時30分だった。
僕は学校へ行く為に起きた。
制服を着て、鞄を持ちしたに降りていくと母が僕をにらんでいる。
無理も無い、散々起こされたのに無視して寝ていたからだ。
「母さんもう知らないわよ。とっとと学校に行きなさい」
母の声は強くちょっと冷たかった。
でもちゃんと朝食が準備されているのに少し、母の暖かさを思い知らされた。
「いってきます」
母は軽くうなずいただけで何も言わなかったがそれで十分だと思う。
僕は学校に向けて歩いた。
9月の半ばになれば残暑も消え少し涼しくなるが学校はちょっと冷たい。
受験シーズンだからであろうか。
中学校3年生の秋と言えば進路希望も決まり勉強に勤しんでいる。
僕は普通に高校に行きたいので近くにある偏差値も普通の高校を選んだ。
別段、頭が良い訳じゃない。でも悪くもない。
そんなことを思いながら歩いていると目の前から見に覚えのある顔が
近づいてきた。
「よぉ」
「あぁ、おはよう」
おはようも無しに近づいてきたのは同じ高校に受験する僕の友達。
「なぁに、辛気クセえ顔してんだよ!」
背中に掌で叩かれ、少し体がビックリする。
「痛いなぁ、何するんだよ」
「お前が元気なさそうだから活入れたんだよ」
そんな話をしながら歩いていると女の子がクスクス言いながら隣についた
「おはよう、高橋くん、明島くん」
軽く挨拶をすませると再び笑い始めた。
「なんだよ、何がおかしいんだよ」
と高橋くん
「いや、ね、明島くんと仲が良いなぁと思って」
手で口を隠しながら言う飯塚さん。
「そうかぁ?ただの腐れ縁だぜ?」
「そんな言い方ないだろ」
僕も会話に入る。
「あ、そうだ明島くんはどこの高校行くの?」
飯塚さんが僕に尋ねる。
「僕は・・・」
「こいつは俺と同じところ」
高橋くんが僕の変わりに答える。
「そうなんだ。」
そうこう話しているうちに学校についた。
僕と高橋くんはB組、飯塚さんはD組なので下駄箱で分かれた。
私は裏路地を歩き、カフェに寄っていた。
目的はターゲットの暗殺。
ここN.Yはビルが多い為裏路地が多く、死角も多い。
狙撃でもすれば気付かれずに暗殺できる。
しかしそんなのは素人の答えだ。
意外とすんなり上手くはいかないのだ。
私はターゲットに気付かれないような場所を探しにきていた。
要するに暗殺の下見だ。
ターゲットはメインストリートに横一列に並ぶビル4つのうちの左から3番目。
そのビルの40階に来る。
ここの地形を見るに、メインストリートのビル4つを囲むように
大小さまざまなビルが並ぶ。
私が見たところ、ターゲットが現れるビルから死角になるビルは3つ。
■■□■
□
■
■
ターゲットのビルから斜め左下、斜め右下、そして正面。
斜め右下は風向きや距離からして失敗する可能性が高い・・。
正面は狙いやすいがこのビルの前には結構高いビルがある。
一般人に気付かれてはやっかいだ。
っとなると斜め左下・・・。
ここなら狙える。
私はそう確信するとカフェから立ち去った。
僕は授業中に眠っていたようだ。
ふと目を覚まし、ノートに目をやると真っ白だ。
どうやら30分以上寝てたらしい。
(寝てしまった・・・。)
3時間目の授業は数学。
(もう少しで終わるな・・・)
僕は時計を見ながら考えると窓に目を映した。
枯れ木が立ち、枯葉が空を舞う。
そんな光景をボーと見ていると急に頭が痛くなった。
ズキンズキンと内側から叩くように。
「せ、先生・・頭が痛いので少し保健室に行って来ます・・・」
僕は先生にそう告げ保健室に歩く。
「風邪かな・・。そういえばこの頃夜更かししていたからか・・」
フラフラとした足取りで僕は歩く。
保健室について校医に事情を話すとベッドを貸してくれたので
ベッドで寝転び目を閉じ寝た・・・・。
「・・すけ・・・て・・・す・・・け・・わ・・たし・・のこえを・・」
「こ・・・え・・・き・・・い・・・」
「・・・またあの夢だ・・・」
僕はまたあの夢を見た。
でも今回は何故だか聞き取れたことが多かった気がする。
ボーとしたまま考えていると校医がカーテンを開けて言った。
「明島くん、そろそろ給食よ?戻りなさい」
「あぁ・・はい」
僕はそう答えると教室に戻った。
学校から戻ると家は僕一人だ。
母は仕事。父はいない。
僕は自分の部屋に戻りベッドに横なっていた。
(変なことが多いな・・・疲れているのだろうか・・・)
僕はベッドから起きて机に向かった。
窓を見ると外はもう暗くなっていた。
私はドラグノフ狙撃銃をケースから出し、銃を安定させた。
僕は暇なのでペン回しをしていた。
私は銃を構え、スコープ越しにターゲットみた。
僕の手からペンがすべり落ちる。
ターゲットの頭に標準を合わせ、引き鉄に指を掛ける。
ペンが床に落ちた。
私は引き鉄を引いた。
ペンの芯が折れる。
ターゲットは血を噴き出し倒れる。
私は銃を仕舞い戻った。
僕はペンを拾い上げるとまた勉強をし始めた・・・。
このときは僕(私)はこの跡に起こる事を知るよしもなかった。
私はビルを出ると組織の黒い車に乗せられ組織に戻る。
私は車内で窓の外を眺めながら夢のことを考えた。
昨日もまた彼が出てきたのだ。
私は何かを叫んでいた。でも、私は自分が何を言っているのかがわからない。
彼は怯えたような顔で私を見つめる。
「考え・・すぎかしら・・・」
ボソっと呟くも組織の人間は何一つ喋らない。
私はただの暗殺道具。
道具として扱われるだけ。
私を乗せた車は静かに組織に戻っていく・・・。
組織につくと私は自分の主の元へ向かった。
「ご苦労だった。今回もすばらしい働きだったな。K」
"K"私に与えられた名前。本名の頭文字の一文字という素朴な名前
「ありがとうございます・・」
私はいつものように答えた。
「帰ってきてすまないのだが、君には日本へ行ってもらう」
「日本ですか・・?」
私は今まで色々な国で暗殺を行ったが日本へ行くのは初めてだった。
「日本のあるジャパニーズマフィアの幹部の暗殺だ」
「情報は・・・」
主と会話するときは作戦内容だけ。これもいつも通りだ
「石塚堅一。35歳。ジャパニーズマフィア「石塚組」の幹部の一人だ」
「今までは我が組織と協定を結んでいたが、潮時だ。石塚組は弱体の一歩を
たどっている。そんなモノ、我が組織にはいらない」
主は淡々と喋る。
「やってくれるな?"K"」
「Yes Boss」
私はそう答えると自室に戻り身支度を始めた。
日本・・・何故か懐かしい気がする。
私はこの組織に入ったときにはすでに名前は"K"だけ、
なぜかと尋ねると本名の頭文字から取っただけとしか皆答えてくれない
私は小さい時にこの組織に引き取られ、殺しだけを教えられてきた。
日本が自分の祖国なのかまたはただ単に思い過ごしなのかはわからない。
ただ、何かが起こる気がする。
私は身支度を整えると必要なものを持ち、車に乗り込み空港に向かった。
「・・・・夕方・・」
僕はベッドの隣のカーテンから差し込む夕日の光で起きた。
昨日は金曜日、今日は土曜日。
結局、勉強を少ししたあとに寝てしまったのだ。
「っとなると昨日から丸一日寝たてたのか・・・」
せっかくの休日を台無しにしてしまった。
僕はそう思いながら起き、下に降りていった。
冷蔵庫を開けると牛乳が無いことに気付く。
「母さん、買って来てないのか・・・」
僕は寝起きの体で外に良くはめになった。
外に出ると涼しい風が吹き、夕日が綺麗に空を彩っていた。
しばらく歩き、コンビニに入り牛乳を買い外に出る。
帰っても何もやることが無いから少し寄り道でもしようと
足を動かしたときだった。前から大人がすごい勢いで走ってくる。
(なんだろう・・・)
僕は不思議に思ったがそのまま歩み続けた。
しかし、僕は次に起こった瞬間に目を疑った。
大人は肩から、足から血を流し僕の横を通りすぎたのだ
「な、なんだ・・・?!」
大人の走った後には無数の血痕が流れている。
とにかく病院へ。そう僕の良心が僕を動かした。
「ちょ、ちょっと!そこの人!病院行きましょう!」
僕は大きな声で大人に声を掛けた。
「ひぃ・・た、助けてくれぇ・・・っ!助けてくれぇ・・!」
大人は酷く怯え、僕の腕を掴んでくる。
「い、今救急車呼びますから!」
僕は携帯を取り出し番号を押そうとした瞬間、ケータイの画面を何かが貫く。
ケータイの画面は丸い穴が開き、僕の目の前にいた大人は頭から血を流し
倒れた。
「な、な・・・・だ、大丈夫ですか?!」
僕は必死で声を掛けた。
しかし返事は無い。
足元が、手が、赤黒い血で染まる。
「け、警察を!」
「無駄よ」
僕が後ろを振り返ると僕と年の違わない女の子が銃を向けて立っていた。
「な、お前が殺したのか!?」
僕の問いに女の子は答えない。
「見られたからには殺す。」
女の子は僕の問いに答えず、僕の眉間に銃を突きつける。
銃口からの生暖かい熱気が僕の眉間に伝わった。
(本物だ・・・!)
そう確信したときには僕の体に恐怖がへばりついていた。
「貴方は悪くないのにね。自分の運を呪いなさい」
そう彼女は言うと引き鉄に手を掛ける。
あぁ・・・殺される・・・
僕はそう悟った。
だが、しばらくたっても銃声がしない。
「・・・・・?」
僕は恐る恐る顔を上げると女の子は少し哀しい顔をして僕の腹に撃った。
不思議と痛みは無く、眠気だけが僕を襲う・・。
一体どれだけの時間が立ったかわからない。
ただ分かるのは生きていることだけ。
僕は・・生きている?
「・・・・・?」
目を開けるとそこは薄暗い倉庫の中だった。
電気もついていない月明かりだけが照らす倉庫内。
僕は辺りを見回すと、自分が貨物の上に乗せられていることに気付いた。
硬い木箱の上。
僕はしばらくボーとしてから出口を探した。
前のドアは開かない。
後ろのドアも開かない。
天井付近の窓は・・・と思ったが高すぎて届かない。
木箱を土台に使ってみたが無理だった。
「助けを呼ばないと・・・」
僕はポッケに手を突っ込みケータイを探したが入ってない。
しばらく考えると僕のケータイはあの女の子に壊されてしまった・・・。
「そういえば、あの子はどこに・・・!」
僕は段々ハッキリとしていく記憶の中であの女の子を思い出した。
黒髪を後ろで束ねてか細い手で銃を持っているあの子。
「目が覚めたのね。」
ふいに後ろから声が聞こえる。
「どこにいるっ?」
僕は後ろを振り返った。
しかし誰も居ない。
どこに誰がいるのか分からない恐怖で僕はその場に立ち尽くしてしまう。
耳を済ませると微かな足音だけが聞こえる。
コッ・・・コッ・・・コッ・・・コッ・・コッ・・
足音は次第に僕に近づく。
今だ。
そう思った瞬間僕は横を振り向いた。
「残念、こっちよ」
僕はとっさに右を向く。
するとまたも僕の目の前には銃口が突きつけられていた。
「一体・・・何が目的だ・・・。身代金か・・・?」
彼女は何も答えない。
「一体何を考えて・・!」
僕が言い切る前に彼女は言った。
「これを見て・・」
彼女は暗い倉庫の中を少し歩き何かを押した。
暗い部屋には眩しいくらいの光が僕を照らす。
「テレビ・・・?」
彼女はまたしても何も答えない。
僕は仕方なくそのままテレビを見る。
ニュースを伝えているようだった。
次のニュースに写ったとき僕の目は大きく見開いた。
「今日の未明、埼玉県○○市付近の路上で男性が血を流し倒れているのを
近隣の住人が発見しました。」
そこは僕の家の近く、そうあの大人だった。
「なお、被害者の名前は石川堅一さん35歳で、○○市付近の暴力団グループ」
「な、なんで・・」
「なんで彼を殺したのか?」
彼女は僕の問いを自分で答えた。
「組織にいらなくなったからよ」
彼女は冷たい声で答えを言う。
「待て・・何のことなんだ・・・全然分からない・・っ!」
僕はすでに頭が混乱していた。
「あなたは巻き込まれたの。裏社会の競争に」
「何・・・?」
僕はよくわからなかった。
「あなたはたまたま道を通っていただけなのに殺しの世界に入ってしまった。」
「石川堅一はあなたの住んでいる場所の一帯を占めていたグループ
石川組の総長。でも石川組が他の組に押されてきて弱体化してしまった。
だから私のいる組織に必要と無いと判断され石川組を潰した。それだけよ」
彼女は冷めた声で平然と話す。
「ま、まて・・・じゃあ、何で僕を殺さなかった?!」
僕は思っていた疑問を彼女にぶつけた。
「貴方が組織に必要と判断されからよ」
「は?」
彼女は予想外の言葉を言った。
「貴方の奥底に眠る本能を組織が欲しがったのよ。だから貴方を殺さず
ここに連れて来た。」
僕の奥底に眠る本能?彼女は何を言っているんだ・・?
僕は普通の中学3年生。
ましてや奥底に眠る本能なんて、そんな漫画じゃあるまいし
「漫画じゃないあるまいし。何を言っているんだ?とでも?」
彼女は僕の心を見透かすように呟いた。
「ふ、普通に考えてそうだろ?!それに僕は裏社会とかに首を突っ込むのは
ごめんだ!とにかく僕は帰る!」
僕はそう彼女に言い放ちながら扉に思いっきり体をぶつける。
肩と体に痛みが走る。
でも、僕の頭には"逃げる"と"生き延びる"しか無かった。
僕が扉に4度目の体をぶつけたその時、僕の頬に何かがかする。
「っ?!」
頬が熱く、痛い。
僕は後ろを振り返ると彼女は銃を持って立っていた。
「こ、殺そうっていうのか?!」
僕は少し動揺しながら言う。
「いいえ、殺すのは命令違反。私は貴方を主の場所まで連れて行かなければならない」
「貴方に目覚めてもらった跡にね」
彼女は意味不明な言葉ばかりを言う。
「目覚めるって何にだよ!」
「貴方の"本能"」
彼女は冷静に言う。
「貴方は覚えていないだろうけど、夕方に始めて私と出会い殺されかけそうに
なったとき貴方は自分の本能を一瞬だけ開花させた。」
僕が一瞬だけ本能を開花させた・・?
「だから、貴方を極限まで追いやり本能を完全に開花させる」
そう彼女は言うと僕に向けて銃を撃ってきた。
僕はとっさに右に走る。
僕の後を銃弾がつけてくる。
僕は走り、月明かりの届かない物陰に隠れた。
彼女はゆっくりと歩き、僕を探す。
鼓動が早く鋭く轟く。
息切れをして苦しいのを必死に抑えた。
足音が遠くに消える。
だが、まだ油断はしない。
近くにいる気配があるのだ。
(次は・・どうする・・。ドアは出れなかったし逃げ場がない・・・)
僕は静かに周りを見渡し、発見した。
(・・・・鍵?!多分、あの鍵がこの倉庫の鍵だ!)
僕はドアを見た。
ドアには南京錠がかかってある。
(あの鍵まで気付かれずに向かうのにはどうすれば良い・・・っ?)
足音は再び戻ってきていた。
(そういえば、彼女は僕を殺せないはず・・だとすれば鍵まで走っても
撃たれないんじゃあ・・・っ!)
僕は頭でそう確信した。
そして一気に鍵の所まで駆ける。
(もう少し!もう少し!)
横目で見ると彼女は銃を構えていた。
(脅しだ!・・・当てられはしない・・っ!)
あと一歩のところで僕は地面に倒れてしまった。
足から激痛が走る。
「う、うわぁあああああああああああああああああああ!」
倉庫内に響き渡る僕の声。
足からは血が噴出し、地面を足を赤黒く染めている。
「な、なんでだ?!僕を殺すのは命令違反なんだろっ?!」
僕は痛みをこらえ問う。
「確かに、"今までは"命令違反だった。でもたった今主から抵抗するなら
殺せと命が下った・・・。」
彼女は冷たい眼差しで僕を見る。
「じゃ、じゃあ・・・僕は・・殺されるのか・・・?!」
僕の目からは涙が流れていた。
怖い怖い死ぬが怖い、痛い痛い痛い痛い痛い!
「怖いの・・?死ぬのが・・・だから涙を流すの?」
彼女は不思議そうに僕を見つめる。
「あ、あ、当たり前だろっ・・!これから死ぬんだぞ?!・・・」
僕はそう答えていた。
「私には分からない・・・。何で涙を流すのか。何が怖いのか・・・」
彼女は何を言っているんだ?
普通に考えれば怖いに決まっている。
痛みに絶えられず涙を流すに決まっている・・・!
彼女は少し考えると、僕を見た。
「・・・・・・貴方は人間なのね。」
彼女は終始意味が分からない・・。
「私は道具・・暗殺道具。命令どおりに動く機械。」
彼女はそう呟くとまたあの哀しい顔をした。
「私も人間に生まれたかった・・・・」
彼女はそう呟くと引き鉄に指をかける。
あぁ・・殺されるんだ・・・。
やっぱり怖い。
逃げ出したい・・・。
でも、仕方が無い。
こんな足で逃げれない。
銃を持った相手に勝てない。
母さん、高橋くん、飯塚さん、さようなら・・・。
嫌だ!
やっぱり死ぬのは嫌だ!嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌嫌嫌嫌嫌嫌!
僕は"生きたい!"
次の瞬間、起こった事は僕には良く分からなかった。
意識が無くなる。
僕は気付けば彼女の上に跨り銃を眉間に突きつけていた。
「僕は・・・一体・・・?!」
僕は今の一瞬を思い出そうと・・・
そう・・僕は生きたいと思った。
だから彼女の足を払い体勢を崩し、彼女が呆気にとられている間に
緩んだ手から銃を奪い、彼女の眉間に銃を突きつけた・・・。
足の痛みも不思議と無い。
「それがあなたの本能。生きると願う本能が導き出した動き。」
彼女は銃を突きつけれているのに冷静に平然と答える。
「貴方は自分の本能を開花させたのよ。」
「僕が・・・本能を開花・・させた・・?」
僕は眉間に銃を突きつけたまま彼女に問う。
「さぁ、私を殺すも殺さないも貴方の自由。殺すのは簡単。
その引き鉄を引くだけ。そうすれば貴方は元の日常に戻れる。」
彼女は静かに目を閉じ言う。
確かに、ここの彼女を殺せば僕は無事に家に帰れる。
そしていつもの日常に戻れる。
でも、彼女を殺したことに変わりは無い・・。
僕はすぐ傍に掛かっていた鍵を取ると彼女の上から退き、ドアのほうまで歩いた。
足を引きずりながら、痛みをこらえ銃を彼女に突きつけながら。
僕はドアの鍵を外し、ドアを開ける。
月明かりとビルの明かりが倉庫内を照らす。
「僕は君を殺さない。人を殺した罪悪感に囚われながら生きるのはごめんだ。」
僕はそう言った跡に倉庫から抜け出した。
銃は僕が持っている。大丈夫。
僕はそう思いながら歩いたが、後頭部を何かで思いっきり殴られ
その場に倒れた・・・・・。
薄れゆく意識の中で彼女の声が聞こえる。
「貴方は優しい、そして同時に甘い・・・・」
そこまで聞いて僕の意識は完全に消えた・・・・・・。
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