I look up when I walk

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2005.2.11ハッスル7



前回同様豪華なセットの愛知県体育館。ヴィジョンではスカパーやハッスル関連のCMが流れる。ハッスル携帯サイトのCMはなんとハッスルKと石狩太一がいつもの感じでやっておりました。
さらに勘違い度がアップしいている石狩君です。

【ヴィジョン】正しいハッスルの見方
例によって臼杵PRがやるのかと思ったら、なんと石狩が出てきました。
前回なかった注意事項は、
「最近、高田総統に声援を送る人がいますが、それは間違いです。必ずブーイングをしましょう。」
「金村キンタロー選手、ハッスルRIKISI選手が踊るときは、皆さんも一緒に踊りましょう。恥ずかしがっている場合じゃないですよ。」

最後は
石狩「以上、ハッスル一のエンターテイナー、石狩太一がお送りしました。」
川田「お前はハッスル一の馬鹿なんだよ!」(と言って石狩を蹴り倒す。)
川田(カメラに向かって。)「何撮ってんだよ!」


ヴァン・マッコイのハッスルが場内に流れ、オープニングがスタート。

【ヴィジョン】
インリン様が名古屋弁で挨拶。しかし、「だめ、私のは下品な名古屋弁を喋るなんて無理!それにナナちゃん人形の股の下で待ち合わせをして、マウンテンで小倉スパゲッティを食べるなんて、私は出来ない。」とインりん様。
ナナちゃん人形はともかく、マウンテンまで出てくるとは。名古屋人のツボを突いたネタですこと。
高田総統も「3ヶ月振りに味噌煮込み臭い名古屋に帰ってきたぞ!」と挨拶。
小川直也のプロレス人生に壊滅的なダメージを与えることを改めて宣言。
ちなみに二等兵に降格したヤドカリ島田はボロボロのTシャツに日本兵の帽子って姿でした。
インリン様「インリンナイト イン ナゴヤ!」

【笹原GMの挨拶】
挨拶を終えたGMは、サングラスを取り出し、
「ハッスルだけ見てりゃいいんだよ!I am GM!」
とどこかで聞いたことあるセリフを。
対戦カードの発表が終わると、
「あんただけ良い格好してるんじゃないよ!」
キャプテン・ハッスル小川登場。
全員でハッスル・ハッスル!
相変わらず長いオープニングでした。

第1ハッスル
○レオナルド・スパンキー、フウンベート・ゲレーラ
            VS スペル・ウイルス、●ザ・モンスターJ
ザ・モンスターJが他の3人に比べて一枚落ちるかな。ちょっと流れについて来てませんでしたね。
他の3人が実力者ですからね。
しかし、ルードのフービーがハッスル軍ってのに軽い違和感を覚えました。
ルックス的には問題のないコンビですけどね。

【ヴィジョン】
当初、鬼蜘蛛のパートナーはXと発表されていました。
島田「Xは誰なんですか?」
高田「この男だ。」(と言ってNJPWを指差す。)
島田「なんだニュー・ジャージー・パワフル・ウォリアー略してNJPWじゃないですか。」
高田「たわけ者!この全身から発する金のオーラが見えやせんのか!私が今日のために新たにビターンで改造したナゴヤ・ジョー・パワフル・ウォリアー略してNJPWだ!」
だ、そうです。
いつものビターンの後に、「できんのか!コラ!」と闘魂も注入する高田総統でした。

第2ハッスル
○ケビン・ランデルマン、ハッスル・タイタス VS ●NJPW、鬼蜘蛛
試合前、リング上にはケロちゃんなるぬ謎のリングアナゲロちゃん(ヅラ被った太田慎一郎?)が登場し、NJPWを呼び込む。
新日本プロレスのテーマ「スコア」にのってNJPW入場。
ここまでやる?
対するハッスル軍はキングコングの歌で入場。
試合はハッスル軍の一方的なペース。NJPWもアルゼンチンやナガタ・ロックで反撃するも、鬼蜘蛛の糸が誤爆し、ハッスルコングのダイビングエルボーであっさり敗退。
鬼蜘蛛の蜘蛛っぽい動きをもっと見てまいたかったです。

【ヴィジョン】ご存知ハッスルKと石狩の小劇場
試合前のアップもせず、サインの練習に勤しんだり、新発売の自分のTシャツ見て悦も入っている石狩。
石狩「どうしよう、僕の攻撃に合わせて『I』コールが起きたら。」
川田「お前は試合に愛を込めろ!」
さらに今度は確定申告の本を読んでいる石狩。グッズが売れた時に対策とか、
石狩「川田さんはどうしてます?あっ、でも聞くなら川田さんよりあの人かな?」
と言ってポスターの小川を見る。
川田「この銭ゲバ!」
と川田に蹴られて、ようやく試合場に向かう石狩でした。
川田「あいつ勘違いしてるよな。」

第3ハッスル
○ザ・モンスター℃ VS ●石狩太一
ヴィジョンには北海道の風景が映し出され、松山千春の「長い夜」をテーマに“僕だけのハッスル”石狩太一入場。
℃の攻撃に合わせ、いつもの『C』コールが起こる。石狩が攻撃に転じると待望の『I』コールが起こる。しかし、高田総統に怒りを注入され生まれ変わった℃の方が1枚も2枚も上手。石狩も必死に食らいつくが、パワーボムに沈んでしまう。

第4ハッスル
○長州力、金村キンタロー、石井智宏
              VS 田中将斗、●黒田哲広、高岩竜一
金村はハッスルTシャツを着た子供達と入場し、ブリブラダンスを披露。
長州&石井が入場する前にヴィジョンには長州が「何がしたいコラ!」って言ってる場面を集めた映像が流されパワーホールに繋がりました。
石井が捕まっている時間が長く、田中組がやや押し気味に試合を進めていましたが、高岩が長州に机にデスバレーを決めると、逆に長州の怒りに火をつけてしまい、田中から白いギターを奪って黒田をぶちかまし、最後はリキラリアットで黒田を沈める。
ハードコアマッチでも長州力は長州力でした。

【ヴィジョン】
インリンの写真集に見入る中村カントク。Hikaruに「そろそろアップしないと。」といわれても、「これも敵を知るトレーニングだ。」と全く聞く耳持たず。
するとRIKISIがやってきて、
「コノケツニハ気ヲツケロ。マチガイナイ。」
と中村カントクに忠告。
中村「同じケツでも危険度が違うよな。まあ、お前のならわかるが。」
と言ってHikaruのヒップに視線を送る。
Hikaru「どこ見てんだよ、エロ親父!」
とHikaruに蹴り倒されるカントクでした。

第5ハッスル
○ハッスルRIKISI VS ●ジャイアント・シルバ
巨体どうしの迫力あるバトルも、ちょっと期待外れだったかな。
RIKISIが危なげなく勝ちました。
最後、MCのケイ・グラントとお客さんと一緒にダンス。

【ヴィジョン】
坂田「おいアン・ジョー、今日勝ったら総統に会わせてくれるんだろうな。」
アン・ジョー「ミーは嘘をついたことありません。それよりも今日の相手川田は強敵です。」
坂田「ハッスル軍を捨てた今の俺に失うものはないんだ。あんな歯抜けの中年チョイチョイと片付けてやる。」
と言うと試合に行くように促したモンスターソルジャーにタバコを押し付けて会場に向かう坂田でした。

セミハッスル ○川田利明 VS ●坂田亘
アン・ジョー司令長官、島田二等兵が見守る中、坂田は川田がリングインと同時に襲いゴング。その後も非情なまでに川田の右膝を攻め続けるが、その後、厳しい反撃に合い、グーパンチ、ラリアットからのパワーボムと叩き込まれ、最後は後頭部へキックで敗退。
試合後、坂田はマットを叩いて悔しがる。セコンドの若手が肩をかそうとするもそれ拒否して、一人花道を引き揚げていく。
川田「坂田、やればハッスルできるじゃないか。一緒にハッスルしようぜ。何ならお前も『俺だけのハッスル』をやるか?」
川田の共闘の呼びかけに背を向ける坂田であった。

【ヴィジョン】
真剣な表情でミーティングをするカントクとHikaruだが、ガイドブックを見ながら祝勝会の会場を探す小川。何と着替えてすらいない。
「さあ、今日勝って3月の武道館に高田を引っ張り出すぞ。」
と3,2,1ハッスル!ハッスル!で気合を入れるも、全く気合の入ってない表情のキャプテンに不安そうなカントクとHikaru。

【ヴィジョン】
一方のモンスター軍、インリン様にビターンで最高の戦闘服をプレゼントする高田総統であった。

メインハッスル
○インリン様、ダン“ザ・バッファロー”ボビッシュ、アリシンZ
            VS ●小川直也、Hikaru、中村カントク
黒のビキニ風のコスチュームで現れたインリン様。笹原GMにムチの使用も体の一部だからと認められたそうです。
結局はインリンの写真を撮りたいだけだった中村カントクは全くやくにたたず。って言うか実は洗脳されてない?
ダンボビに痛めつけられた小川にムチ攻撃から、ムチをつかったM字開脚キャメルクラッチを喰らうシーンも。
カントクとHikaruがKOされ、孤立した小川だが何とか反撃に転じ、インリン様のムチを取り上げ、お尻ペンペン。しかし、これをアリシンがドロップキックで救出。するモンスター達が乱入。鬼蜘蛛が阿部レフリーを押さえている間に、小川をリンチするモンスター軍。小川が虫の息になったところで小川に馬乗りになりM字固めでインリン様のフォール勝ち。
試合終了と同時に「威風堂々」が流れ、大ブーイングに迎えられ高田総統が姿を現した。

「3ヶ月振りに中途半端な都会の名古屋に来てやったぞ。何か臭うな。味噌臭いな。せっかくの3連休の初日に相も変わらず他に何の予定もない暇な暇な名古屋のプロレスファンの諸君。我こそが高田モンスター軍総統の高田だ!」
と挨拶する総統、後は小川に矛先を向ける。
「プロレス界に革命を起こすと大ぼらを吹いていたが、今の君は革命的にショッパイよ。」
「君は私を引っ張り出すとほざいていたが、いつになったら私は試合ができるんだ?いつになったら私をその気にしてくれるんだ?」
といい放題。
しかし、がっくり項垂れ言い返せない小川。
その後、インリン様がM字開脚ビターンを決め、意気揚々と引き揚げていく、モンスター軍。スモークの向こうでハイタッチをやっているモンスター達が印象的でした。

高田と入れ替わるように川田が登場し、コーナーから厳しい目で小川を見つめる。
小川「今日は情けない姿をお見せしてすみませんでした。ドン底に落ちたので後は這い上がっていくだけです。」
と3・2・1ハッスル!ハッスル!を強行した小川。
そんな小川の差し出した手を川田は跳ね除け、ビンタ、そしてミドルキックを決め、リングを後にする。

最後の最後に気になる展開になってしまいましたが、今回もとっても盛り上がりました。
たまにはいいよね。こういうのも。たまには。


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