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冬の散光星雲に気を取られ、まだあまり詳しくない春の銀河を心待ちにしている間に いつも通り過ぎてしまう、かに座・・・ プレセペ星団は、まだ望遠鏡を買ったばかりで、いろんな星雲を導入できないでいる時から ときどき覗いては、きれいだなぁ、とため息をついていました。 しかし、なかなか撮影までは行っていなかったですね・・・ 今年は少し真面目に撮影してみました。 広角でも写ってくれますし、 135mmとか200mmくらいで十分に存在感を出してくれる、 春の宝石とも言うべき、M44プレセペ星団。 400mmで撮影すると、散開星団の名の通り、星がバラけてしまいますが、 同じ大きさ(明るさ)の星が、色を変えながら集まっている風景は やはり見ごたえのあるものです。M44 プレセペ星団(IMG_3292)2014.02/22 posted by (C)ホシミスト_3013Takahashi SKY90(D90f407RD)Astronomik CLS-CCD-EOS-clipCanon EOS Kiss X4(Ir) ISO3200 4分 ×8コマVixen SXD + Celestron Nexguide + FC60(D60f500) オートガイド2014.02/22自宅庭よりAdobe Photoshop Elements で2枚ずつスクリーン合成、4組をコンポジットFlatAide使用 この色違いの粒揃い、きれいですよね~~! 昨夜はPCが急に不調になり、修復しておかなければ、今日の仕事に響く、と 夜中じゅうかけて、修復作業をしました。 おそらく、最近惑星撮影にはまって撮りためた、非圧縮AVI動画がハードディスクを 大きく占拠していたことが原因だろうと思います。 バックアップのハードディスクに保存して、PC本体からは削除しました。 今月だけで100G以上のファイル、10月以降で250Gほどのサイズになっていました・・・ ハードディスクは空きスペースが大幅に改善しましたが、 それでもインターネットエクスプローラーの動きが鈍いです・・・ というわけで、昨日は明け方まで自宅に帰りませんでした。 決してインフルエンザを避けたわけではありませんよ~。 聞くところによると、昨日次男はインフルエンザの検査に行き、「陰性」のお墨付きを もらったそうですから~♪
2014年03月26日
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数日前にウグイスの初鳴きを聞いた、というお客さんがおいでになりましたが・・・ 今日は冷たい雨。これから気温もぐっと下がってくるようで、 真冬に逆戻りだそうです。 とりあえず雨で洗われたきれいな澄んだ空が、この連休中に訪れることを期待したいものです。 昨日より少しだけクローズアップした、M44プレセペ星団です。 M44やMel.111は、135mmくらいでの撮影が結構好きです。M44プレセペ星団 2014.02/21(IMG_3247)135mm posted by (C)ホシミスト_3013Canon EF-S 18-135mm F3.5-5.6 (135mmF5.6)Kenko Pro SoftonA(W)Canon EOS Kiss X4(Ir) ISO6400 70秒×8コマナノトラッカーAdobe Photoshop Elements で8コマコンポジット2014.02/21 自宅庭より せっかく、休み前の今夜、半日出勤の土曜日の前の金曜、休み前の土曜日、お休みの日曜日・・・ 撮影に使えそうな夜が4日もあるのですから、晴れてくれたらいいのですが。 惑星撮影の条件に頭を悩ませてしまっているので、条件を変えて何枚も撮ってみたいんですよね・・・
2014年03月20日
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そう言えば、今季はこの星団、一度も撮っていなかった、と思いいたり、 この日、望遠鏡を向けてみましたが、(他にM45や、M95M96、M36M37を撮った日です) 時間が遅くなっていたので、あっという間に屋根の陰に隠れてしまいました・・・ 夜空も冬から春へ、なんですね~M35とNGC2158(IMG_3879)2014.02/23 posted by (C)ホシミスト_3013Takahashi SKY90(D90f407RD)Astronomik CLS-CCD-EOS-ClipCanon EOS Kiss X4(Ir)ISO3200 5分×2コマVixen SXD + Celestron NexGuide + FC60(D60f500)2014.02/23自宅庭よりAdobe Photoshop Elements でコンポジットFlatAideステライメージで青ハロ除去 ふたご座の星座絵で言うと、カストルの足元にある星団で、 すぐ近くにくらげ星雲や、モンキー星雲があります。 M35は2800光年離れたところにある、直径31光年の星団です。 右下に見えるやや赤みがかった部分は、NGC2158で、 これは11000光年離れたところにある、球状星団にかなり近い形の散開星団とされています。 フォーカスがずれたのか、このレンズにしては青いハローが強かったので 初めて、ステライメージの、青ハロ除去機能を使ってみましたが、 輝点(星)が暗くなったり、全体のカラーバランスが変わったり、 拡大してみると星の形ががたがたになったり・・・ 画像処理は、いい面もあれば悪い面もありますね。 使う人の腕次第でしょうが、私はまだまだ・・・あは(今日の出来事) 本日博多まで新学期用の買い物に行ってきました。 夜空も冬から春へ、ですが、今日の気温も、春へ!でした。 その分、天神・警固公園から見る空は、白くかすんでいて、春霞~! という風情があるものならいいですが、pm2.5も多かったのでしょうね・・・ 高速道路を運転して帰る道々、ちょうど車が走る方角の山並の上に、月がぽっかり。 山の稜線がかすんでいて、朧月とまでは行きませんが、春だなぁ・・・と思う光景でした。 別府の東は海なので、山に昇る月を見慣れていないせいもあって、 なんともそそられる光景でした。 車を止めて撮影を、と思いますが、高速道路ではそうもいかず、 また、朧な感じをカメラで切り取るのも、難しいのですよね。 朧なら朧なりの、それを生かした写真が撮れるように、がんばってみたいところです。 自宅に帰って見ると、一転、月が青い。昨日よりも・・・ 途中の山地が風を遮って、あまりpm2.5は、飛んできていないのでしょうか? 往復の運転もありましたし、先週の日曜日も夜更かししたので、 火星や土星といった、撮りたい対象はありますが、 (フォーカス対策もまだできていませんし) 今日は眠るとしましょう。
2014年03月16日
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日暮れが遅くなってきました。 夕方7時、今日の仕事が一旦終わった、という時刻、 ついこの間までは真っ暗な廊下を歩いたものですが、 今は電灯をつけなくても、足元がちゃんと見えます。 外を見てみると、冬の星座たちは、足早に西の空へと、高度を下げて行きます。 冬の散光星雲たちも、西が開けていない当地からは、 そろそろ難しくなってきました。 もうすぐ春ですね・・・春、来るといいな・・・ 写真は2/23に撮影した、おそらく今季は最後の撮影となるだろう、プレアデス星団です。M45プレアデス(IMG_3828)2014.02/23 posted by (C)ホシミスト_3013Takahashi SKY90(D90f407RD)Astronomik CLS-CCD-EOS-ClipCanon EOS Kiss X4(Ir) ISO1600 10分×8コマVixen SXD + Celestron NexGuide + FC60(D60f500)オートガイド2014.02/23自宅庭よりAdobe Photoshop Elements で2枚ずつスクリーン合成、できた4組をコンポジットFlatAide オートガイダーをようやくストレスなく使えるようになった今年ですが、 自宅からの撮影で、M45は、なんとかここまで写せるようになりました。 次の目標は、CLSフィルターを使わなくてもいい場所での撮影、です・・・ 暖かくなると、早い時間におうし座、オリオン座、ふたご座と、順番に高度を下げて行きます。 これからは春の星座が、夜空を賑わせてくれますね。(追記) こりりんさんのコメントで、大事な出来事をブログに書いていなかったことに気付きました。 はい、そうです、地震のことです。 伊予灘、とは言え、愛媛だけではなく、山口県にも大分県にもほど近い場所が震源でした。 震源に近い、国東半島の突端の姫島や国見町から来たお客さんは あまりの揺れに恐怖におののいた、と話していました。 特に島に住んでいる方は避難のこともあり、 津波が心配で夜眠れなかった、と言っていました。 別府は震源からは多少距離があるので、震度はその地域よりは低い数字が出ていました。 それでも2段階の揺れ、つまり 最初ぐらっと来て、その後で急に揺れが強くなる・・・というのは、 恐怖を感じましたね。 揺れが強くなる直前に、スマホの緊急地震速報がけたたましく鳴り響き、 揺れが強くなると同時にガラスが割れるような音が聞こえました。 ついにきた~!と思いましたが、それ以上のことはおきませんでした。 JR日豊線の特急は、線路の点検などのためか、運休もあったようで、 北九州からのお客さんは、来るのが大変だったと言っていました。 ガラスが割れた音は、娘の部屋の飾りが倒れた音だったようです。 私の部屋に立てて置いていたMT160は倒れていませんでしたが、これから寝せて保管します(笑) 実は、7年ほど前だったか、別府は群発地震に見舞われました。 一日のうちに何度も震度3クラスの揺れがあり、またか~、と思ったものでしたが、 一度だけ震度4の揺れがありました。 その夜は遅くまで、当時勤務していた職場にいたのですが、 震度4ともなると、戸棚が倒れたり、机の上のものが落ちたりしました。 今回の揺れではそういうことはありませんでしたが、 おそらく、今回私は1階にいて、その時は4階だったので、その違いでしょうか?? 群発地震の時には何もなかった自宅ですが、昨夜の地震では、 揺れで自動的に食器棚のロックがかかったようです。 何せ初めてだったので、あとでロックを解除するのに四苦八苦でした(笑) 笑える程度の地震でよかった・・・ 家族全員が起きて来ましたが、 全員で共通の話題で話をしたのは何年振りでしょう?? そういう意味では、ちょっと怖かったですが、被害もなかったし 家族を感じることができた地震に感謝、です(笑) ちなみに、本日は、長女の卒業式。 和服の着付けに出掛けた妻から、今朝になって突然、 着付けのあと、職場に迎えに行って、それから登校するから、と言われ 送るのは学校までではなく、職場までになってしまいました。 え~~、昨日が最後だったなんて。 次男も職場まで連れて行き、そこから、友人と一緒に、友人の母の運転で 学校まで合格発表を見にいくのだとか・・・ 周囲の人に、お世話になりっぱなしです
2014年03月14日
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あられのち晴れの今日の天気です。 昨日は氷が降っていました(笑) 今朝は雨、しかし、扇状地の坂を上って高速道路まで行くと、そこは雪、 一部雪のため通行止めとなっており、そのインターは閉鎖、 仕方がないので、次のインターまで、一般道路を走りました。 本日福岡の塾の本校で特訓があると、次男をバス停まで送った時のことです。 間に合わない~~とずいぶん焦りましたが よく考えたら、高速道路が通れなければ、高速バスは走りませんね・・・ 昨日は夜遅くまで仕事が押してしまったうえ、朝早くから起こされて、 6時AMから送りに出たのですが、結局そのまま家に連れて帰ることに(笑) 今現在青空が見えます。行けたんじゃないのか???あはは でも久しぶりに雲の外に出た山は真っ白になっています。 今夜は星空期待できるのかなぁ?? ここのところなれない1500mm焦点での撮影を試していますが、 一番最初に、お試しで撮ってみた写真がこれです。トラペジウム-M42オリオン星雲中心部(IMG_1453)2014.01/23 posted by (C)ホシミスト_3013Vixen/Eyebell MC127L(D127f1500)Canon EOS Kiss X4(Ir) ISO6400 20秒×20枚Vixen SXD (モーター任せっきり追尾)2014.01/23 自宅庭より。スクリーン合成3枚づつ、4組をコンポジットしたもの、とさらに通常のまま8枚をコンポジットしたものを、50%透過でコンポジット。 1500mmのガイド撮影を試す前に、まずは直焦点でどう写るか試してみよう、 と撮影してみたのが、この画像です。 どうせなら、トラペジウムを狙ってみよう、と思ったのですが、 これでも露出オーバー?ゆらぎ?フォーカス? オリオン星雲の中で誕生したばかりの4つ子の星、トラペジウムを狙うという意味では、 不本意な結果でした。またやってみま~す カテゴリー分類は、オリオン星雲で星雲にするか、トラペジウムで星団にするか・・・ 迷いました
2014年02月08日
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昨日、今日と、暖かい日中です。 まだ1月というのに、半袖で屋外に出ることができました。 南国別府とは言え、これはこれで異常ですね・・・ 陽気に誘われて、暖かい春を連想する(とは限らないか・・・笑) かに座の写真をアップしてみます。かに座とM44プレセペ星団(IMG_1679)2014.01/28 posted by (C)ホシミスト_3013Canon EF-S 18-135(F3.5-5.6) 50mmF5.0Kenko pro softon ACanon EOS Kiss X4(Ir)ISO6400 60秒×8コマAdobe Photoshop Elements で8枚コンポジット、濃度補正Flataideナノトラッカーでモーター任せっきり追尾2014.01/28 自宅庭より50mmでもM44プレセペ星団の存在感があり、短い焦点での撮影の対象としては、好きな星座のひとつです。 さて、この写真、撮影した時点でこんなにきれいに撮れているわけではないのです。 撮ったばかりの未処理の写真をアップしてみます。濃度補正前の写真(IMG_1679) posted by (C)ホシミスト_3013 真っ白ですよね。夜空だって真っ暗ではないので、 長時間露光すると、こんなに真っ白になってくるんです。 では、どうやったら上のような写真になるのでしょう??濃度補正からフラットエイドまで1 posted by (C)ホシミスト_30131真っ白のかに座の写真をPhotoshop Elements(PSE)で開きます。 上のメニューバー、画質調整→ライティング→レベル調整を選ぶと、ヒストグラムが表示されます (私はめんどくさいので、Ctrl と L を同時に押して開いています)2ヒストグラムの下にある黒い三角形を、グラフに接するところまで右に動かします 白い三角形はあまり動かさない方がいいですが、今回は星雲と違うので、 白く飛んでしまうこともないので、少し左に動かして、星が明るく見えるようにしました。 ちょっと緑がかっていますが、これだけでもかなり見られるようになったと思います。3ヒストグラムのすぐ上、RGBと書いてあるところをクリックすると、プルダウンメニューで 赤・青・緑、3色それぞれのレベルを調整できるので、少し緑を弱くしてみました。 (黒の三角形を右にスライドさせました)4まだ背景が明るいかな?と思ったので、ヒストグラムの右側にあるスポイトのボタン、 いちばん左は、黒の基準点を決める操作になるので、 そのスポイトボタンを押して、写真の中の任意の一点でクリック、その部分を黒の基準として 画像の色が変わりました。これまでの私の天体写真は、ここまでで、公開していましたね~濃度補正からフラットエイドまで2 posted by (C)ホシミスト_30135フラットエイドで処理するために、TIFFで保存します。 私は、別名で保存する、から、ファイル名は、元の画像の名前の前に「TIFF-」をつけてます。6TIFF保存のカスタマイズですが、圧縮なしで保存していますので、このままOKをクリックしています7一旦PSEを、最小化して(右上の _ □ ☓ のボタンの _ を押します) デスクトップから、フラットエイドを起動します。 左上のファイルケースのボタンを押して、読み込む画像を選びます。 先程保存した画像を選びます。8一旦PSEで、画像処理を終えた先程の画像が開かれます。濃度補正からフラットエイドまで3 posted by (C)ホシミスト_30139星像検出 ボタンを押すと、このような画面が現れます。 処理したい画像に合わせてパラメーターは適宜変更しますが、今回はこのパラメーターで10検出された星の部分が色が変わって選択されます。 星雲などがあって、自動で選択されていない場合は、その部分をクリックしてドラッグすれば その上にピンク色でマスクが作成されますが、 今回は自動で検出された部分に追加なしで、処理を進めました。11星像消去ボタンを押すと、処理の進行具合を示すメーターが出ます。12星が消去された、主に背景部分だけの画像が出来上がります。濃度補正からフラットエイドまで4 posted by (C)ホシミスト_301313編集(E) ボタンを押すと、このような画面が開きますが、名前は自動でつけてくれているので 何も変更せずに、保存(S) を押します。14前もって、処理を行うソフトをPSEと設定しておけば、 そのまま、PSEでこの画像が開かれます。15フィルタ→ぼかし→ぼかし(ガウス) を選びます。16今回、ぼかしのレベルは、これくらいに設定しました。 半径50ピクセルくらいにしていますが、要は滑らかにぼければいいようです。濃度補正からフラットエイドまで5 posted by (C)ホシミスト_301317ぼかしの処理を加えた画像を保存します。 保存にしても、別名で保存にしても(私はCtrl+Shift+S のショートカットキーを押します) このダイアログが出ますので、OK を押します (元の画像に上書き)18やはり圧縮はしないでTIFF保存です。19フラットエイドで、処理画像を自動で読み込む、と設定していれば PSEをまた最小化すれば フラットエイドでは、すでにPSEでぼかし処理後の画像に変更されています20補正実行 ボタンを押すと、このようなダイアログが表示されます。 あんまり背景を暗くすると、エラーが出ることもありますので、私はこれくらいの輝度(40) くらいにしています。 演算方法は、私の写真では、除算でも減算でもあまり変わらないように思いますが とりあえず今は除算で行っています。 開始 を押します濃度補正からフラットエイドまで6 posted by (C)ホシミスト_301321進行具合がメーターで表示されます・・・待ちます・・・22処理が終わったら、ダイアログが出ますので、OK を押します 気に入らなかったら、もう一度 補正実行 を押して、輝度や演算方法を変えて やり直すこともできます23フロッピーディスクマークを押して保存します。 名前はすでに自動で元画像とは違う名前をつけてくれていますので、そのまま保存でよいです24出来上がりは、どうでしょう? 4コマめに出てきた、これまでの仕上がりとは、背景のすっきりさが、天と地、ですね(笑)おわり追加・・・私は、TIFFで保存されたこの写真を、PSEで元画像の上に貼り付けて、画像を統合して、JPEGに戻したりしています(笑)フラットエイドはフリーウエアというところも、うれしいですね~!
2014年01月31日
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実は6か月前に、フォト蔵の方で紹介していただいたソフト(フリーウエア)があります。 この正月休みに、ようやく使ってみました。 小さな銀河を撮影した時に使ってみて、なるほどいいね・・・ だったのですが、実は、猛烈に惚れ込んだのは、その次、2枚目に処理をした 今日アップする写真を見て、でした。 その写真とは。ぎょしゃ座の天の川+フラットエイド処理(IMG_1302) posted by (C)ホシミスト_3013Tamron SP70-200F2.8(135mmF3.5)Astronomik CLS-CCD-EOS-Clip filterCanon EOS Kiss X4(Ir) ISO3200 5分×8コマVixen SXD + Celestron Nexguideガイド鏡SKY90(笑)Adobe Photoshop Elements で8枚コンポジットFlatAideで背景処理2013.01/04 自宅庭より 背景の空が、光害や、レンズの周辺光量低下、フィルターによる色の変化、をものともせず 均一に暗くなるんですよ! そのソフトの補正のやり方も、とても理解しやすく、感嘆しました。 理屈は、天体写真から、星のような輝度の高いものを認識して、 そういう光るものを除去、残った部分が背景の空、ということになるので その残った空の部分をもとの写真から引き算、 ただしそのまま引き算するとガタガタの写真になってしまうので、引き算する方を なだらかになるようにぼかしをかけてから、引き算をする、 というもの。 このままでは、何のことやらわからないと思うので、 処理する前の写真を、何が写っているのか解説がてら、アップしておきます。ぎょしゃ座の天の川-名前入り(IMG_1302) posted by (C)ホシミスト_3013 どうですか?背景の空の色が、まるで違うでしょう?? 1枚目の写真なんか、まるで街明かりがない所で撮影したような、 周辺減光のないレンズで撮影したような、そんな感じに仕上がっていますよね? このソフト、惚れ込んじゃいました。 フォト蔵に写真をアップした時に、コメントで教えていただいたのです。 こちらの写真のコメントからHPに行って、見てみてくださいね~。 行き方がよくわからなかった方、ダイレクトのアドレスも追加しておきます。 http://figomura.ddo.jp/shinyadoraku/ このページの「Software」をクリックすると、そのソフトに行きつけますよ~
2014年01月07日
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先日は、この星団を探している時間が惜しい、というわけで、カメラを向けませんでしたが 冬の星雲で、青と赤が入り混じっている、というと、やはりこのクリスマスツリー星団は 避けて通れませんね(笑) 多少時間に余裕のあった12/28に、撮影してみました。NGC2264クリスマスツリー星団(IMG_0990) posted by (C)ホシミスト_3013Takahashi SKY90(D90f407/RD)Astronomik CLS-CCD-EOS-Clip filter 装着Canon EOS Kiss X4(Ir改) WB:マニュアル ISO1600 10分×8コマAdobe Photoshop Elements で画像処理8枚撮影のうち、2枚づつをスクリーン合成(理論上露出20分になる?)で4枚にまとめその4枚をさらにコンポジットしています。Vixen SXD + Celestron Nexguide でオートガイドガイドスコープはD60mmf500mm(FC60)2013.12/28 自宅庭より 青いガスに包まれた、クリスマスツリー星団や、 その下に見えるコーン星雲は前回の写真でも見えていましたが、 星団の上にあるキツネの毛皮星雲(Fox fur nebula)・・・ キツネのファー、と言った方がその模様を連想できるでしょうか? その模様がようやく少しだけわかる写真が撮れるようになってきました。 この日(28日)はこの後北斗七星の方にカメラを向けましたが、 一枚目を撮り始めたら、すぐ雲が出てきてしまいました。 実は昨夜(29日)も自宅に帰りついたあと、北斗七星に望遠鏡を向けましたが、 快晴だった空が、5枚目途中でにわかにかき曇って・・・ M33が初めて撮った日以来、なぜか撮ろうとすると、曇る・赤道儀が止まる など、相性の悪い対象になってしまっていて、撮り直すことができないでいますが 北斗七星周辺の対象が、同じような相性の悪さにならないか、心配になってきました(笑) ところで、昨日は母の入院している病院に行ってきました。 今年の正月は、何もしなくていいから楽、なんて言っていましたが・・・ 街はお正月の買い出しで人があふれていますね。 みんなが買うと思ってなのか、生鮮品の値段の高いこと・・・ 本日ごみ出しに買い出しに、と歩きまわったら、腰が痛くて・・・ 星空に浸るのもいいですが、もう少し筋肉を使う趣味も持たなければ 弱ってしまう一方ですね(笑) さて、昨日は受験前合宿でいなかった子供達が、一斉に帰ってきます。 夕方これから、お迎えタイムの始まりで~す。
2013年12月30日
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人間の生活光である、人工灯の明かりのスペクトル、 この光は、天体写真を撮影するときには、背景の空を明るく光らせてしまい、 星雲が写らなくなってくる一つの原因になっています。 この蛍光灯や水銀灯の光をカットして、背景の空を暗くし、星雲を浮かび上がらせよう、 というフィルターが、光害カットフィルターです。 いろんなメーカーがいろんな光害カットフィルターを販売していますが、 私が使っているのは、Astronomik という会社が販売しているCLSというフィルターです。 とあるブログで、分光特性を見たところ、 CLSは生活光のスペクトルをばっさり切り落としているために、 緑やオレンジの波長を失ってしまう、と書いてあります。 ただし、水素原子が紫外線に触れることによって発する、Hα線、波長としては656.3nm、 (近赤外線よりはわずかに可視光線に近い波長) この光はよく通すので、赤い星雲が浮かび上がってくるわけですね。 ただ、星雲と一緒に青い光も目にすることが多いですが、これが写りにくい、 と感じています。 先日のオリオン星雲や、クリスマスツリー星団の青は、目立っていませんよね? では、赤がほとんどなくて、青だけの星雲はどうなるのだろう? と思ったので、昨夜は、CLSフィルターをつけて、M45プレアデス星団を撮影してみました。2013.12/27M45プレアデス星団(IMG_0937) posted by (C)ホシミスト_3013Takahashi SKY90(D90f407/RD)Astronomik CLS-CCD-EOS-Clip filter 装着Canon EOS Kiss X4(Ir改) WB:マニュアル ISO1600 10分×4コマAdobe Photoshop Elements で画像処理4枚撮影のうち、2枚づつをスクリーン合成(理論上露出20分になる?)で2枚にまとめその2枚を1:1の透過性でコンポジットVixen SXD + Celestron Nexguide でオートガイドガイドスコープはD60mmf500mm(FC60)2013.12/27 自宅庭より CLSフィルターを通しても、青い星雲は、写らない、ということはないようです。 CLSフィルターの透過する光の、Hα以外のピークは、500nm付近にあります。 これは、青緑、と表現される波長で、 地球上では、LED信号機の青信号の色、になります。 空の上では、惑星状星雲が放つ、青緑の光、 酸素イオンが放つ光、 そして太陽が放つ光の中で、最も高いエネルギーで放たれている光 ということだそうです。 惑星状星雲や、反射星雲(近くの恒星の光を反射して光る星雲)を撮影するのに、 この波長の光はカットできない、ということになるわけです。 (この付近の波長の光をO-3というのでしょうか??) なるほど、上の写真でも、まるで惑星状星雲の青緑色の様な色合いに、写っていますね。 この500nmという光は、人間の目が最も認識しやすい光なのだそうです。 プレアデスは青い、と思っているので、その色を期待して、さらに画像処理をしたのが この下にアップした写真です。 処理する前の青緑色の星雲の方が、下の青く処理した星雲より、 淡い部分まで見えるような気がするのは、そのせいなのでしょうか???2013.12/27M45プレアデス星団(IMG_0937)青強調 posted by (C)ホシミスト_3013
2013年12月28日
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山が真っ白な霧に包まれています。 降っている雪で、見えなくなっているようです。 私の頭上は、青空ですが、 その雪が、強い西風に煽られて、こちらまで飛んでくる様子が 青いキャンパスに、白い動く模様で描かれています。 こちらで地面におちてくるときにはだいぶ融けているようですが、 それでもまだ、少しは雪のままで降ってきています。 そうかと言って、気温は決して寒くはありません。 晴れたら今夜は星を見たいな、と思えるくらいの気温です。 秋の星座と思っていたカシオペヤ座ですが、今高度が上がっていますね。 カシオペヤ座を見ると、見たくなる星団が、二重星団h―χです (本当はペルセウス座の星団です)ペルセウス座の二重星団h-χ(IMG_5748) posted by (C)ホシミスト_3013Takahashi SKY90(D90f407mmRD)Canon EOS kiss X4(Ir) ISO6400 60sec x 4枚Adobe Photoshop Elements でコンポジット。トリミングありVixen SXD モーター任せっきり追尾2013.02/10 小田の池山下池入口レストハウス駐車場にて うんちくは以前こちらのブログに書いたので、ご参照を~(笑) 本当に毎日、雪模様です。星が見えているようで、上空を雪が舞っているようで その分星が暗く見えています。 今日からの連休、どこかでスッキリ晴れないですかね~?雪空と太陽(IMG_0600) posted by (C)ホシミスト_3013 写真は昨日の朝ですが、今日も同じような空でした。 雪雲がところどころで雪を降らせながら、 隙間から陽射しが射す。そんな天気でした。虹の架け橋(IMG_066)2013.12/21 posted by (C)ホシミスト_3013 今は青空と、小雨です~! 毎日のようにきれいな虹が見られています!
2013年12月21日
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昨日急に冷え込み、強烈な季節風が、まるで台風並みに吹いた当地ですが、 おさまったかに思えた本日、また強烈な風が吹きはじめました。 こんな日は月を撮影することもままならず、 かといって広角で星野を撮影するのも、月明かりで難しい、 なんとももどかしい星空なんですよね~~。 と言っても、週末の無理がたたって、体力的にまだきついのと、 子供のお迎えを近隣の駅ではなく、隣町の塾の玄関前まで行くことになったので、 残業に充てられる時間が激減、仕事がたまり加減になってしまっているので、 平日の星空はしばらくおあずけです・・・・・(泣) なので、昔撮った写真の画像処理やり直し、なんかアップしています。 本日はM45です。M45プレアデス(IMG_4918) posted by (C)ホシミスト_3013 M45、プレアデス星団、和名は「すばる」です。 地球から400光年の距離にあります。 肉眼でも6個くらい見える、散開星団ですね。 新しく誕生したばかりの星で構成されていますが、その年齢は6千万から1億歳だそうです。 写真の中央の一番大きなガスはIC349という番号が割り振られています。 実はこの星団とは関係のない、たまたま近くにあるガスが光っているのだそうです。 このガスから星団の星々が生まれたわけではないんですね~ IC349と一緒に輝いている星が、メローペ そのすぐ上の一番大きな(明るい)星がアルキオネ(2.8等星) その右がマイア、その下、メローペの右がエレクトラ アルキオネの左上、二つ並んでいる下がアトラス、上がプレイオネ。 もともとプレアデス姉妹は7人なのですが、 肉眼では6個見える、という人が多く、それゆえ、行方知れずのプレリュードとか 言われたりします。 7姉妹のうち一人は人間と結婚し、神々の特権である不老不死の力を失い それで星が一つ足りないのだ、と言われたりしますね。 高橋製作所SKY90 (D90mmf407mm・レデューサー使用) Canon EOS Kiss X4(Ir)
2013年11月20日
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なんともあての外れた一日でした・・・(笑) 出張が8月末から続き、ようやく久しぶりの休みなので、 今日は好きなことをさせてもらう約束になっていました。 好きなことって??・・・もちろん星です! (あ、楽天の「星」野監督、悲願達成ですね~!おめでとうございます) ところがところが・・・・・ 朝から、雨模様。当地の高速は山手を走っているので、霧で通行制限・・・ そんな気象状況なので、もはや、星はあきらめムード・・・ 夜はちゃんと布団で寝るみたい、と思った家族も、良い運転手ができた、 と、思ったようです。 今日一日、朝7:30から、夕方の1時間を除いて、ずっと車の中で過ごしました~ しかも、私の車は点検中のため、慣れない代車で・・・あはは・・・ 今日の写真は、カシオペヤ座の散開星団NGC7789です。カシオペヤ座の散開星団NGC7789(IMG_0415) posted by (C)ホシミスト_3013Takahashi SKY90 (D90f500→407RD)Canon EOS Kiss X4(Ir) ISO6400 30秒Vixen SXD モーター任せっきり追尾Adobe Photoshop Elements で8枚をコンポジットトリミングあり2013.10/13 自宅庭より 淡い星のかたまりが見事ですね~~ きれいに写すには、超望遠が必要な星団、と、物の本には書いてありましたが トリミングはしていますが、400mmでも結構きれいに写りますね カシオペヤ座を広角レンズで写真に撮ると Wの文字の右側(カシオペヤ座をMと見れば左側・笑) に、星のかたまりが写ってきますが、その星団です。 こんなところにメシエナンバーの星団はなかったような・・・ と思ったら、NGCナンバーだったんですね。 ちなみに、場所はここです↓ケフェウス座とカシオペヤ座(IMG_9665) posted by (C)ホシミスト_3013
2013年11月03日
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本日インフルエンザの予防接種をしました! 毎年ワクチンの内容は、流行を予想して少しづつ変えてあるそうですが、 なるほど、それで、射つときに、痛い年痛くない年があるのかな~。 今年はいたくなかったですよ~~! ところで・・・ 今日の写真のテーマは、光害カットフィルターを装着した撮影で、青い星雲は写るのか? です。 実は先日のバブル星雲を撮影した時、星雲の青い部分は、まったく色が再現されませんでした。 夏のM20の時も、青い部分はあまり色が出ませんでした・・・ では、もとから青いプレアデスを撮ったらどうなるのだろう?? ずっと疑問でした。 答えは下の写真・・・M45プレアデス星団2013.10/13(IMG_9923) posted by (C)ホシミスト_3013Takahashi SKY90 (D90f407RD)Astoronomik CLS CCD EOS Clip フィルター使用Canon EOS Kiss X4(Ir) ISO6400 60秒Vixen SXD モーター任せっきり追尾Adobe Photoshop Elements で 8枚をコンポジット トリミングあり2013.10/13 自宅庭より 昨年自宅でフィルターなしで時間をかけて撮影した写真に比べると、 色の再現性がもう一つ気に入りませんでしたが、 この程度の撮影時間、この程度の枚数のコンポジットでも、 まあ何とか、星の周りのヴェールの様な星雲が姿を現してくれました。 光害カットフィルターを装着して撮影すると、Hαの赤い星雲が、めっぽう写るようになります ですが、本来Hα星雲の中には、青く光っている部分も結構含まれています。 フィルターなしで撮影した時にはよく写る、その青い星雲部分は、 フィルターありの場合なかなか再現しません。 今後、画像処理をするうえで、いろいろと工夫が必要なようです。 そうは言っても、 写りにくいHα星雲が、フィルターをかけて撮影すると、すぐにぼんやり見えてくる、 つまり、目に見えない星雲が、どこにあるかの見当をつけることができる。 少なくともそういう意味では、抜群の性能を発揮してくれています。 これまで本やネットで見て、狙ってみよう!と星図を見て探しても、 なかなか、どこにあるのかわからない、と思っていたHα星雲が、 ああ、ここにあったのか、と探し出すことができるようになった点では、 光害カットフィルターの功績は大きい、と思っている今日この頃です(笑)
2013年10月30日
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出張前の、プレゼンテーション準備が佳境に入ってきました・・・ねむい・・・星を見に行かなくても、目を閉じればちかちか瞬いています(笑)7/12に撮影していた、いて座の球状星団M22です。なるほど春に見て回った、M13やM5などの球状星団と色合いが違いますね・・・黄色(金色)に見えるのがこの星団の特徴らしいので、半徹夜明けだから黄色く見えるわけではないようです(笑)20130712M22(IMG_8674) posted by (C)ホシミスト_3013Takahashi SKY90 D90F407(RD)Canon EOS Kiss X4(Ir) ISO6400 60秒 × 10枚Adobe Photoshop Elements トリミングありVixen SXD2013.07/12自宅庭より
2013年08月29日
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当地は、入道雲が発達しているものの、真上には雲のない青空が広がっています。 直射日光を浴びると、砂になりそう・・・な天候ですが、 職場の北側の日陰は、昨日よりも気温が下がっているように感じます。 うたた寝してしまい、目が覚めた今朝5時、 明け方まで星を見ていても、涼しいとは思わなかった8月初めに比べると、 涼しい風になったな・・・と思いました。 秋のアンドロメダをアップしたら涼しくなったのなら、 冬のプレアデスではどうでしょう?? (関係ないってば・・・笑)20130812-M45(IMG_9711) posted by (C)ホシミスト_3013smcPentaxK135mmF2.5(F3.5)Canon EOS Kiss X4(Ir) ISO6400 120秒×2枚Vixen SXDAdobe Photoshop Elements トリミングなし2013.08/12 雲仙 宝原園地にて 明け方にはオリオンが昇ってくるようになりましたね~ それにしても当地は雨が降りません・・・ 一昨日、職場の植え込みが全滅しそうであることに気付きました。 外からは見えにくい場所の植え込みだったので、気付くのが遅れたのでしょうか? (内側から見ているはずの誰かが気付いていてもよさそうなのに・・・) あわてて水をまいていますが、手遅れかなぁ??
2013年08月20日
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昨日に引き続き、二重星団h-χです。 135mmレンズでの撮影ですので、7倍程度の双眼鏡で見える感じに近いでしょうか? 本当はこの写真、他の写真を撮ろうとしていて、別の目的で撮影したので、 露出時間が18秒なんて、とんでもなく短いんです・・・ ところが、写真を見ると、散在流星と思しき光の線が・・・ ということで主役に据えて、アップしてみた、というわけです。 ペルセウス座流星群のころに、写真を撮っていると、 こんな写真がまた撮れるかもしれませんね・・・2013.07/07 h-χと散在流星(IMG_2736) posted by (C)ホシミスト_3013Canon EF-S 18-135(F3.5-5.6) 135mmF5.6(開放)Canon EOS Kiss X4(Ir) ISO6400 18秒Vixen SXD上のSKY90鏡筒バンドに自由雲台を取りつけて撮影モータ任せっきり追尾自宅庭より 天体写真を撮影中に、たまたま写野を流星が横切ることは 望遠レンズの焦点距離が長くなればなるほど、その確率は減るものの、 稀にはあります。 それが、うれしいときも、なくてもよかったのにと思うことも、どちらもありますが、 時として、とんでもない絵を作ってくれることもあるんですよ・・・ ところで・・・ 昨日は激しい雷雨でした・・・ 夕方には上がったのですが、南の方でまだ雷鳴とどろく中、 西の空は晴れてきて、見事な夕焼けがみられました。2013.07/26夕焼け(IMG_9058) posted by (C)ホシミスト_3013 今から隣県まで出張です。 行き帰り、雨や霧に包まれなければいいのですが
2013年07月27日
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今日は午前中から、すごい雷・・・そして夕立の様な雨・・・ 雨の最中、冷たい風が吹き、気温が一気に下がった気がします。 ただいま夕方、雨が上がり夕日が見えます。 と同時にすごい湿度です・・・ 昨日、カシオペヤ座をアップしましたが、 W(ひとによってはMに見えますか??・笑)の文字を見ると、どうしてもみたくなるのが 二重星団h-χです。 双眼鏡しか星を見る道具を持たなかった頃、 有名なM42オリオン・M31アンドロメダ を見ても、微かにしか見えないなか、 二重星団の星の集まりは、とてもきれいに見えた記憶がよみがえります。二重星団h-χ(IMG_2799) posted by (C)ホシミスト_3013Takahashi SKY90 D90f407(RD)Astronomik CLS-CCD-EOS-ClipCanon EOS Kiss X4(Ir) ISO6400 75秒×3コマAdobe Photoshop ElementsトリミングありVixen SXD モーター任せっきり無修正追尾2013.07/07 自宅庭より 目だった星の並びのカシオペヤから、この時期なら地平線に近い方に視野をずらすと 見ることができますが、 カシオペヤ座から、少し離れているので、慣れないうちは、結構、どれ?と 探してしまっていました・・・二重星団h-χはここにあります posted by (C)ホシミスト_3013 今年は双眼鏡でゆっくり眺めてみたい星団です。
2013年07月26日
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学生時代、友人たちをくじゅうに星を見に連れて行く途中、友人たちが、雲が出てきた~、と大騒ぎしていたのは、いて座の天の川を見て、でした。今回、くじゅう高原で天の川を見て、やっぱり雲だと思うよな~、と納得していました。ところで、はたと、自分の真上を見ると、ぼんやりと白いものが・・・ここにはさすがに天の川はないから、天気が崩れたんだな、これだから山の天気は・・・なんて思っていました。その後、待てど暮らせど、その白い雲は、動きません、というか星と一緒に動いています。よく見ると、しし座の隣!なんと、かみのけ座の散開星団Mel.111ではないですか!星空が好きな自分は、友人たちのようには騙されないぞ!とタカをくくっていたのですが雲のようで雲ではない、天の川のようで天の川ではない、それは何かと尋ねたら・・・Mel.111に騙されてしまいました。260光年先にある直径22光年の星団なのだそうです。かみのけ座の散開星団Mel.111と周辺の銀河(IMG_8955) posted by (C)ホシミスト_3013smcPentaxK135mmF2.5(F4.0)Canon EOS kiss X4(Ir) ISO6400 40秒(強風のためナノトラッカーの上ではこれ以上は無理でした)ナノトラッカーでモーター任せっきり追尾2013.05/05 小田の池レストハウス駐車場にてかみのけ座銀河団の一部も写っていました。20130209Mel111NT_5639-1440 posted by (C)ホシミスト_3013smcPentaxK135mm(F2.5) F3.5に絞るCanon EOS kiss X4(Ir) ISO6400 30秒×10枚Adobe Photoshop Elements 比較明合成、トリミングなしナノトラッカーのモーター任せっきり追尾2013.02/09大分自動車道由布岳パークエリアより漢字の「人」に似ている、と言われる星団です。別名、ベレニケの髪の毛。エジプト王の夫の戦勝と生還を祈願した王妃ベレニケが、満願成就と引き換えに切り落とした女性の命とも言える美しい長い髪の毛、これをアフロディーテが天にあげて星座にしたのだそうです~~!しし座ライン入り(IMG_8908) posted by (C)ホシミスト_3013肉眼では、しし座のしっぽ付近にぼーっと光っています。よく見るとたくさんの星が集まっているのがわかるので、見つけやすい星団ですね。
2013年06月06日
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前回太陽の起源なんて大それた題名で、小さなM67の写真をアップしました。 それ以来、ずっと、M67を狙う機会がありませんでした。 ようやく、です。かに座の散開星団M67 (IMG_8556×17) posted by (C)ホシミスト_3013Takahashi SKY90 D90f407(RD)Canon EOS kiss X4(Ir) ISO6400 60秒×17枚Astronomik CLS-CCD-EOS-CLIPVixen SXD でモーター任せっきり追尾Adobe Photoshop Elements で処理、トリミングなし自宅庭より 双眼鏡で見たり、標準レンズで撮影するのには小さすぎて、 10代のころからM44にばかり目が行き、こちらには見向きもしていませんでした。 誕生後の経過年数や、成分が、我らが太陽とそっくり、と知って、親近感がわいたので、 昨年望遠鏡ではじめて撮ってみて、結構きれいだと知りました。 その時はガイドがめちゃくちゃだったので、今年は撮り直したい、と思っていて、 ようやく、写せた、というところです。 結構見ごたえのある散開星団ですね。 前回うんちくを書ききってしまい、 もう自分の引き出しに隠した、この星団に関する情報は残っていないので、 今日はこれだけ~(笑) 場所は下の写真M67と書いている「M」のすぐ左側です沈むかに座ライン入りIMG_8916 posted by (C)ホシミスト_3013 ところで 昨夜、久しぶりに、次男と星の話をしました。 星が見えるが、数が少ない気がする、晴れているのか曇っているのか? と聞いてきただけなんですけれど・・・ 薄雲がかかっていて星は見えているものの、見える数が少なかったんですね。 ただそれだけの会話です(笑)
2013年06月05日
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土日は、すごい雨でした。 今日は晴れ間が・・・ 晴れて蒸し暑くなる、との予報でしたが、思ったよりすごしやすい気温でした。 考えてみたら5月は、微粒子の影響で星は見えないものの、ほとんど雨は降らなかったですね 今日来たお客さんが言うのには、大分市の降水量は先月一カ月でわずか20mmだった、と。 なんで休日に雨・・・なんて言わないで、素直に、恵みの雨、と感謝したいですね。 ところで、西に沈むかに座をアップしておきながら、かに座のクローズアップはしないのか? と、別に誰にも文句は言われていませんが・・・(笑) そういうわけで、かに座の甲羅に当たる部分の光の集合体、 M44プレセペ星団です。M44プレセペ星団407mm posted by (C)ホシミスト_3013Takahashi SKY90 D90f407(RD)Canon EOS kiss X4(Ir) ISO6400×16枚Adobe Photoshop Elements で比較明合成Vixen SXD でモーター任せっきり追尾2013.05/04 自宅庭より 広角レンズで撮影してもわかるくらいの星団ですので、400mmまでクローズアップすると 本当に星が散開してしまいますね・・・ 約600光年先にあり、M45プレアデス星団とは違い、老齢の星が多い星団です。 なので、いろいろな色の星があり、写真にしてみると、 いろいろな種類の宝石が散らばめられているようで、 プレアデスに負けず劣らず、きれいだと思うんですよね。 135mmの望遠レンズで撮ると、星がかたまって見えて、また違った趣があります。 (上の写真が、70度くらい右に倒れたくらいの向きになっています)M44プレセペ星団135mm posted by (C)ホシミスト_3013smcPentaxK 135mmF2.5(F4.0)Canon EOS kiss X4(Ir) ISO6400 60秒×10枚Adobe Photoshop Elements で比較明合成ナノトラッカーでモーター任せっきり追尾2013.02/09 由布岳パーキングエリアより 星の密度が高く見えるので、この方が星団らしく見えますでしょうか??沈むかに座ライン入りIMG_8916 posted by (C)ホシミスト_3013Tamron24mmF2.5絞り開放Canon EOS kiss X4(Ir) ISO6400 30秒固定撮影小田の池レストハウス駐車場にて かに座と言いますが、古くは、ロバと言われていたそうです。 二匹のロバが真ん中の飼い葉を食べているところ、に模されていて、 プレセペとは「飼い葉桶」のことなのだそうです。
2013年06月03日
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いて座の散開星団、M25です。 実はこの星団のことはよく知らず、 この付近の星雲を探していたら、何度も間違って導入してしまうので それならいっそのこと撮影しちゃえ・・・と撮った写真です。 撮ってみたら、想像以上にきれいだったので、 心の中で、何度も、M25さん、ゴメンナサイ、と謝っています(笑)20130504M25-IMG_8794-1440NH posted by (C)ホシミスト_3013Takahashi SKY90 (D90f500→RD407mmF4.5)Canon EOS kiss X4(Ir) ISO3200 59秒×10枚Adobe Photoshop Elements で比較明合成 濃度色調補正トリミングなしASTRONOMIK CLS-CCD-EOS-CLIP フィルター使用自宅庭より 本当は、M16とかM17の写真を撮ろうと思って、南斗六星をたどって探していたのですが 望遠鏡のファインダーの中では、この星団が一番目立っていたんです(笑) ちなみに、この星団の位置は、下の写真の矢印の先です20130505-M25-いて座さそり座IMG_9057-1440 posted by (C)ホシミスト_301324mmレンズで撮ったいて座さそり座と天の川 本日出張先で、ブログを書いています。 仕事で細かいもの(白いドットの集まり)を見ようとしたのですが、 ルーペを持ってくるのを忘れており、近づいてみようとしても、 全く見えなかったんです(近くにピントが合わない!) だんだん近くが見えなくなってきたな~・・・と肩を落としつつ、 白いドットの集まりである、星団をアップ・・・(笑)
2013年05月18日
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昨夜は、思ったより空気が澄んでいなかったので、山には出かけませんでした。 なので、1か月前に撮った写真をアップします(笑) アンタレスのすぐ横にある、球状星団M4です。M4-IMG_7661-1440 posted by (C)ホシミスト_3013Takahashi SKY90 (D90f500→RD407mm)Canon EOS kiss X4(Ir) ISO Adobe Photoshop Elements で比較明合成、濃度色調補正Vixen SXD モーター任せっきり追尾自宅庭より この星団もまた、アンタレスのすぐ横にあるので、探しやすく、 星を見始めたころから、双眼鏡で見ていました。 しかし、さすがは球状星団です・・・。 つまり、散開星団と違って、小さく小さく見えます。 初めて見た時は、え?こんなに小さいの、と思いました。 下は双眼鏡で見るのに近い135mmの写真です。20130502M4-IMG_8330-1440 posted by (C)ホシミスト_3013smcPentaxK 135mmF2.5(F4.0)Canon EOS kiss X4(Ir) ISO3200 45秒×10コマAdobe Photoshop Elements で比較明合成、濃度色調補正Vixen SXD モーター任せっきり追尾自宅庭より もっと広角撮影で、どこにあるか見てみますと・・・IMG_8285L2-2592L2N2 posted by (C)ホシミスト_3013 場所は、さそり座で一番明るい星、アンタレスのすぐ西側です。 双眼鏡をお持ちの方、探してみてくださいね~ さて、今日は子供のために、移動します。 実は、子供達全員が、今年度受験、なんですよね~。 長男の強い希望で、学問の神様に、願掛けしに、 これから行ってきま~す。
2013年05月05日
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夜半過ぎると、夏の天の川が見える季節になりました。 6月の梅雨を考えると、 街明かりがちょっとでも少なくなる深夜に天の川を見る という観点では、今がチャンス、ということなんですよね。20130502M7M6-IMG_8410-1440 posted by (C)ホシミスト_3013さそり座の散開星団M7とM6smcPentaxK135mmF2.5(F4.0)Canon EOS kiss X4(Ir) ISO3200 30秒×15コマAdobe Photoshop Elements で比較明合成、濃度色調補正Vixen SXD モーター任せっきり追尾自宅庭より 星を見始めたばかりのころ、どこに何があるかまだ良くわかっていませんでしたし どう見えるかもわからないので、星雲星団は探し出すことができないでいました。 このM7M6は、さそり座の形さえわかれば、割と見つけやすい場所にあり、 二つ並んでいるので、 あ~これか! と、探し出すことができました。 双眼鏡で見るのには、最適かな?と自分では思っています。 135mmレンズでの撮影なので、双眼鏡でもこれに近い範囲が見えると思います。さそり座いて座-固定撮影IMG_8285 posted by (C)ホシミスト_3013 深夜2時のほぼ真南の写真です。さそり座いて座固定撮影-ライン入り-IMG_8285-2592 posted by (C)ホシミスト_3013 上の写真に線をひいてみました。 午後9時~10時頃だと、天頂に明るい星、アルクトゥルス 南に明るい星、スピカと土星が並んでいます。 そこから東に目をやると、真っ赤な星が見えます。 それがアンタレス。 明るい空ではアンタレスしか見えないかもしれませんね 暗い空では、アンタレスを目印に、星をつないでいくと、 つり針の様な形の、さそり座が見えてくると思います。 さそり座より東に目をやると、黄色の線でつないだ南斗六星、 あまり明るい星の集団ではありませんが、 特徴的な形なので、目印になりやすい形です。 昨日アップしたM8、M20は、その南斗六星のすぐ西にあります。 さそり座の形がわかれば、M6やM7が見つけられると思います。 比較的よく見えるだけにガイド撮影はあまりやったことがありませんでした。 M7は、メシエさんが見つけた星雲星団の中では一番南に位置します。 M6は、バタフライ星団、との別名がありますが、 そう言われたら、ちょうちょの形の点描画のようにも、みえますね。
2013年05月04日
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先週中盤のプレゼンテーションは、「間に合わない」と言いながら、 ブログをアップする余裕を見せていましたが、 週末のプレゼンテーションは、本当に余裕がありませんでした。 コメントくださった方々、返信が遅くなって申し訳ありませんでしたm(_ _)m ようやく、目を白黒させた出張も無事終わり、昨夜帰ってきました。 土曜日の大雨と霧がうそのように、昨夜は割とクリアな空でした。 半月の周りにはわずかににじみがあったので、完璧な空とは言いませんが・・・ ましてその半月の明かりで、空は明るく照らされていて、 天体写真なんて・・・と思わないでもなかったのですが、 やっぱりいてもたってもいられなくなって、写真を撮ってしまいました。球状星団M10-IMG_7644comp10-1440 posted by (C)ホシミスト_3013へびつかい座の球状星団M10です。2013.04/07に撮影していたものですTakahashi SKY90 (D90f500→RD407mm)Canon EOS kiss X4(Ir) ISO3200 60秒×10枚Adobe Photoshop Elements で比較明合成、色調補正、トリミングありVixen SXD モーター任せっきり追尾自宅庭より球状星団M12-IMG_7627comp12-1440 posted by (C)ホシミスト_3013へびつかい座の球状星団M12ですこれも2013.04/07に撮影していたものですTakahashi SKY90 (D90f500→RD407mm)Canon EOS kiss X4(Ir) ISO3200 60秒×12枚Adobe Photoshop Elements で比較明合成、色調補正、トリミングありVixen SXD モーター任せっきり追尾自宅庭より それで、昨日の夜は何がしたかったのか・・・ 星空散歩の入口の一つは、双眼鏡で楽しむ! ですね。 このM10とM12は、7倍50mm の双眼鏡で見ると、 一つの視野の中に、球状星団が二つ見える、という なんとも豪華な空域を演出しています。 さて、私が持っている双眼鏡は、学生のころディスカウントショップで買った 2980円くらいの、7×50、です。 30年近く前の品物で、しかも、幼児期の子供たちのおもちゃになっていたので 接眼レンズが外れてしまって、右目はフォーカスが合いにくくなっています。 それでも、M13を探してみると、ちゃんと見えるんですね。 そこで気づいたのが、7×50の双眼鏡の視野と、 135mmレンズで撮った写真の範囲が、かなり近い、ということです。 (EOS kiss X4 は、APS-CサイズCMOSなので、35mmフルサイズなら200mm相当?) この組み合わせであちこち撮れば、 双眼鏡散歩の、ファインディングチャートが作れる!と思ったのです。 135mmレンズなら、赤道儀を組まなくても ナノトラッカーで撮れちゃうし!135mmで撮影したM10とM12-IMG_8102comp-1440 posted by (C)ホシミスト_3013135mmレンズで撮影したM10とM122013.04/21(昨夜)、月明かりの中での撮影ですsmcPentaxK 135mmF2.5(F4.0)Canon EOS kiss X4(Ir) ISO3200 30秒×15枚Adobe Photoshop Elements で比較明合成、色調補正、トリミングなしサイトロンジャパン:ナノトラッカー モーター任せっきり追尾自宅庭より メシエナンバーの割り振られた、大きな球状星団ですが、 双眼鏡で見える大きさは、こんなものです。 ただ、他の星とは違って、ぼんやり広がるさまが、見てとれます ただし、その感想は、北半球最大のM13を昨夜見たときに思ったことで、 M10とM12は、月明かりと街明かりにうずもれ、よく見えなかったんです・・・ 次回、もっと暗い所で見てみたい、と思っています。 ところで、この15枚の写真を合成していて、思ったのは 135mmで30秒なら、ナノトラッカーのギアの挙動は安定している・・・ です。 ちなみに、へびつかい座はこんな星座 です。
2013年04月22日
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実は、私は、夏の星座はずいぶん偏った観望をしていて、 さそり座、いて座、わし座、こと座、はくちょう座、辺りはずいぶんと見てきましたが、 実は、その間にある、へび座へびつかい座ヘルクレス座は、 よく見たことがなかったんですよね。 だから、北半球で最大の球状星団といわれるM13も、実は今回初めて、なんです~。ヘルクレス座付近 posted by (C)ホシミスト_3013 18mmレンズで写したヘルクレス座周辺です。 この時期はまだ東に低いので、空が明るくて・・・ヘルクレス座付近-ライン入り posted by (C)ホシミスト_3013 例によって星座に線をひいてみました。 で、M13は、こんな感じ。M13NGC6207-IMG_7610comp10L-1440N posted by (C)ホシミスト_3013 確かに、M3やM5よりも、星の広がりが大きく見えます。 星団の左横に、何やら丸くない星が写っているな~、と思って調べてみたら、 NGC6207という番号が割り振られている、銀河、なのだそうです。 北半球から見える、もっとも大きな星団の横に、銀河だなんて、なんて贅沢な ちなみにM13の直径は110光年。NGC6207の直径は約4万光年! 実際はNGC6207の方が360倍の直径! ただし距離が、M13までは2万光年、NGC6207までが4500万光年! 1メートル先のパチンコ玉を見ているのがM13なら 2キロメートル先のトヨタクラウンを見ているのが、NGC6207、という大きさの差 になりますね~、って、この例えも、やっぱりわかりにくいですか(笑)
2013年04月12日
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昨日アップした、春の大三角 その一角をなす、うしかい座のアルクトゥルス。 うしかい座を中心に据えて、写真を撮ってみました。うしかい座L posted by (C)ホシミスト_3013 Canon EFS 18-135mm 18mm で撮影 例によって、星座の形に、線をひいてみました。うしかい座L-lineVer3 posted by (C)ホシミスト_3013 先日アップしたM3は、うしかい座の右側(西側)にあるんですね。 そのすぐ下に昨日アップのM53があります。 M3は、本当にきれいな球状星団ですが、 M5という球状星団も負けず劣らず・・・ M13と書いてあるヘルクレス座の球状星団は、北半球で最大の球状星団らしいですが M5は、明るさではM13に負けていないのだそうです。 (そのうちM13の写真もアップしたいと思います)球状星団M5_7577comp12 posted by (C)ホシミスト_3013Takahashi SKY90 (D90f500→RD407mm)Canon EOS kiss X4(Ir) ISO3200 60秒×12枚Adobe Photoshop Elements で比較明合成、色調補正、トリミングありVixen SXD モーター任せっきり追尾自宅庭より M5はM3にそっくりですが、 M3が無風状態の花火、とすれば、 M5は、風で少し流された花火のように見えるな~、というのが私の印象です。 25000光年離れたところにあり、直径は80光年。 銀河系の重力の影響で多少偏心しているのだそうで、 なるほど風に吹かれた花火に見えるわけです(笑)
2013年04月11日
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気がつくと、早くも夜半前にしし座が西に傾くようになっていました。 昨年カメラを買って、喜々として固定撮影をしたのは、しし座でした~。 今年は、ナノトラッカーを使って、ほんのちょっと追尾撮影をしてみました。春の大三角 posted by (C)ホシミスト_3013冬の大三角・夏の大三角 は有名ですがその間の春にもありますよ春の大三角。おとめ座のスピカ、うしかい座のアルクトゥルス、しし座のデネボラを結ぶときれいな正三角形になりますね。スピカの近くにある土星に惑わされないように~どうつなぐのか、正解は下の写真です~春の大三角ライン星座名入り posted by (C)ホシミスト_3013春の大三角は、このように線をつなぎます(黄色のライン)春の大三角、デネボラとアルクトゥルスを結ぶ線のちょうど中間点にかみのけ座のα星があり、(上の写真では ル と ス の間の下にある、黄色の線に隠れかかった星)そのすぐ東側にあるのが球状星団M53です。視等級7.7等、距離は56000光年といわれます。M53NGC5053_7530comp8 posted by (C)ホシミスト_3013Takahashi SKY90 (D90f500→RD407mm)Canon EOS kiss X4(Ir) ISO3200 60秒×8枚Adobe Photoshop Elements で比較明合成、色調補正、トリミングありVixen SXD モーター任せっきり追尾自宅庭より写真を撮ってみると、そのすぐ下にも星のかたまりがあります。なんだろう?と思って調べてみたら、これも球状星団でNGC5053という番号が割り振られていました。54000光年くらいのところにあるそうで、M53に比べると、星がまばらになっていますね~M53は見た目に小さな球状星団ですが二つの球状星団を一緒の視野に写せるなんておもしろい空域ですね~
2013年04月10日
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赤道儀を購入して、1年経ったんだなぁ、という感慨です。 昨夜は雲が多く、撮影を諦めかけていましたが、 22時過ぎから、急に雲がなくなりました。 1年前赤道儀を買って、位置を知らない星団を自動導入してみよう、と 初めて自動導入してガイド撮影したのは、M3でした。 昨年は何回撮っても、満足のいく写真は撮れませんでしたが、 今回は、それらしい写真が撮れたかなぁ、と 感慨ひとしおです。球状星団M3_7559 posted by (C)ホシミスト_3013Takahashi SKY90 (D90f500→RD407)Canon EOS kiss X4(Ir) ISO3200 60秒×9枚Adobe Photoshop Elements で比較明合成・色調補正Vixen SXD モーター任せっきり追尾自宅庭より
2013年04月08日
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昨日は、何もないと思っていたところに、赤い星雲があった!という話でした。 本日は・・・・・ あるとわかって、遠くから眺めて、きれいだな~、と思っているわけですが・・・20130303-M45_5986-1440-ナノトラッカー posted by (C)ホシミスト_3013smcPentaxK135mmF2.5(F4.0)Canon EOS kiss X4(Ir) ISO6400 40秒×20枚Adobe Photoshop Elements 比較明合成・濃度色調補正ナノトラッカー モーター任せっきり追尾自宅庭より となると、もっと近づいて・・・・・と思うのは人の常。20130210-M45_5799-1440 posted by (C)ホシミスト_3013Takahashi SKY90 (D90f500 RD→407mm)Canon EOS kiss X4(Ir) ISO6400 60秒×3枚Adobe Photoshop Elements 比較明合成・濃度色調補正、ちょっとトリミング(笑)少し視野中心からずれてしまったのでVixen SXD モーター任せっきり追尾小田の池レストハウス駐車場にて どこまで近づけるのでしょうか? 近づいて行けば行くほど、きれいなものは、きれい、ですね~
2013年03月12日
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昨夜は、たまった仕事を片付けながら、うたた寝してしまいました。ふと目が覚めたのは3:00過ぎでした。これはいかん、と、眠気覚ましにちょっと戸外の空気を吸いに出ました。と、目の前に、もうさそり座が!まだ星に興味を持ち始めたばかりのころ、なんとか探し出せるのは、アンタレスのすぐ脇にあるこの球状星団M4くらいでした。そのころから、いつかは写真に、と思っていたのです。ちょうど電線と電線の間に収まっていて、写真を撮るチャンス!こういう時ナノトラッカーは便利ですね、ちょいちょいと準備して、インターバルタイマーをセットして撮影スタート!仕事片付けている間に、自動的に撮影してくれて、1時間後に機材撤収。な~んていう、お手軽写真です。20130306-M4_6173comp19-1440-ナノトラッカー posted by (C)ホシミスト_3013smcPentaxK 135mmF2.5(F4.0)Canon EOS kiss X4(Ir) ISO1600 40秒×20コマAdobe Photoshop Elements で比較明合成、濃度・色調補正光害の影響もひどいので、中心部をトリミングしてますナノトラッカーで モーター任せっきり追尾自宅庭にて低空ですし、隣の県庁所在市方角、なので、街明かりの影響はひどいです。ですが、空が濁っている理由はそれだけではないですね。眠気覚ましに、外の空気を吸いに、って、実は危険行為だったのかもしれませんね?見た光景の誘惑も、吸った空気の汚染も(笑)
2013年03月07日
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ちょっと本末転倒な話です。晴れてる!と思った時に、さっと出発して、ぱぱっと撮って帰ってくる。そのためにナノトラッカーを仕入れたはずなんですが・・・・山に行く時は気合を入れて重装備で、自分の持てるすべてを持って行こうとし、自宅で、時間はないがちょっと撮りたい、と思った時にナノトラッカーを使う、ようになってしまうなんて・・・。今日はそんな写真です。20130303-M35付近_5975-1440-ナノトラッカー posted by (C)ホシミスト_3013smcPentaxK 135mmF2.5(F4.0)Canon EOS kiss X4(Ir) ISO6400 40秒×10コマAdobe Photoshop Elements で比較明合成、色調・濃度補正サイトロンジャパン・ナノトラッカー でモーター任せっきり追尾自宅庭にてM35だけでなくNGC2158やNGC2174モンキー星雲・IC443くらげ星雲も見えていますね。さて、そうなると本当に、ナノトラッカー、AC電源が使えるようになってほしい、なんて・・・・ポータビリティを追求した機材に、なんて要望をしてるんでしょう(笑)追伸、ナノトラッカーを直接三脚のホットシューに取り付けるのではなく、スリックバル自由雲台を一つ介してホットシューに載せるようにしました。北極星の導入が極端に楽になりました。その上にさらにスリックバル自由雲台を乗せ、それでカメラを搭載して撮っています。
2013年03月05日
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ふたご座の散開星団M35です。ふたごの兄、カストル(西側)の足元にあります。2800光年離れたところにある、直径31光年の星団です。左下に見えるやや赤みがかった部分は、NGC2158で、これは11000光年離れたところにある、球状星団にかなり近い形の散開星団とされています。20130210-M35-SKY90_5789-comp-1440 posted by (C)ホシミスト_3013Takahashi SKY90(D90f500RD→407)Canon EOS kiss X4(Ir) ISO6400 10秒×5枚Adobe Photoshop Elements で比較明合成、濃度色調補正、トリミングなしVixen SXD モーター任せっきり追尾小田の池山下池入口、小田の池レストハウス駐車場にて コメントをいただいても、こちらからお伺いすることもままならない状況ですので、 コメント欄も close、タイムラインへの掲載もoff、にさせていただいていました。 もともと、自己満足のためのブログですから 皆様の邪魔にならないところで、ひそかに書いていくつもりでしたが それでも、見に来てくださる方がいらっしゃること、 わざわざフォト蔵まで、コメント書きにきてくださる方がいらっしゃったこともあって コメント欄、開けることにしました。 こちらから、お伺いしないこと、もしかするとコメントの返事が遅れるかもしれないこと あるかもしれませんが、許してやってください。 申し訳ありませんでした。
2013年02月27日
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銀塩フィルムで星座を撮っていたころは、 赤外線で光っている赤い星間ガス、Hα領域を写すなんて、夢のまた夢、 と思っていました。 なので、私の中では、カシオペヤ座を見たら、最初に目が行くのは 今でも二重星団h-χ、なんです。 前回はフォーカスが甘い写真だったので、再挑戦。 左上がNGC869(h)、右下がNGC884(χ) あ、でも、h-χは、ペルセウス座の星でした・・・・・(笑)20130210-hχSKY90_5753-1440 posted by (C)ホシミスト_3013くじゅう高原での、二重星団h-χTakahashi SKY90(D90f500RD→407mm)Canon EOS kiss X4(Ir) ISO6400 60sec x 5枚Adobe Photoshop Elements 比較明合成、濃度補正、トリミングなしVixen SXD モーター任せっきり追尾小田の池山下池入口レストハウス駐車場にて 失いたくない、同僚、後輩、先輩、職種は違えどチームと言える仲間、友。 いろいろあると思いますが・・・・・ 昨日書いた話、関係はどうやら修復できたようです。 いつまでも仲良く、という意味も込めて ペルセウス座の二重星団、h-χをアップしてみました。
2013年02月21日
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ナノトラッカーでの撮影第4弾です。 しし座とりょうけん座の間にある、かみのけ座。 正直その形は、私はよくわかりませんが、 かみのけ座付近に、やたらと星が集まった場所があります。 それが散開星団、Mel.111です (混同を防ぐために.を打ってますが、本当は.を打たずに続けて書くのが正式です)20130209Mel111NT_5639-1440 posted by (C)ホシミスト_3013散開星団Mel.111smcPentaxK135mm(F2.5) F3.5に絞るCanon EOS kiss X4(Ir) ISO6400 30秒×10枚Adobe Photoshop Elements 比較明合成、トリミングなしナノトラッカーのモーター任せっきり追尾大分自動車道由布岳パークエリアより 250光年という近さのために、星団なのに、星がバラけて見えてしまい、 メシエさんは星団として記載しなかったようです。 1915年にメロッテさんが、写真から250個の星団を拾い出し、作ったカタログに 収載されたのが、星団として認識された始まりのようです。 ちなみに、Mel.25は、おうし座のヒアデス星団(距離150光年)です。 この星団は別名ベレニケの髪の毛、といいます。 エジプトの王、プトレマイオス3世が戦争に出撃した際、 その妻(王妃)であるベレニケ2世が、戦争に勝ち、生きて帰ってきますように、 と願をかけたのだそうです。 その代わりに、願いがかなったなら、女性の命とも言える、その美しい長い髪の毛を 神に捧げる(願を掛けた相手は、美の女神アフロディーテだそうです)と約束して。 はたして、夫は戦争に勝ち、無事、自国に生還しました。 ベレニケは、何のためらいもなくその髪を切り落とし、祭壇にささげたのだとか。 その潔さ、夫への思いの強さに感動したアフロディーテが、その髪の毛を天に召し上げ 星座にした、との、星座物語なんですね。 よく見ると、星団の左(東)側に、NGC4565(銀河系を真横から見たイメージの銀河) の存在が、わずかにわかります。 この星団の形ですが、「人」という字とその周りの数十個の星、と表現されます。 祭壇にまつられた髪の毛 はたしてその美しい髪の毛を、この写真は表現できているでしょうか?
2013年02月13日
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偉そうに、ナノトラッカーの使用レポート、なんて書きましたが、 私の悪いくせで、使用説明書、まったく読んでません! あはは。 間違いを指摘してくださったmasaraさん、ありがとうございます。 追尾速度は月や太陽、更には50倍速まで変更できるのだそうです。 帰ったら早速、取説、開封してみよう!(開封さえしてませんでした・笑)と思います。 ところで、 暗い所に簡単に持っていける、とわかり、 しかも世の中は連休。 だいたい、山に行く予定を立てていると雨が降る私の過去、 ところが、予定していなかった2/9(土)は、快晴の夜! これは出掛けないわけにはいかない、と血が騒ぎました。 以前出張帰りによった、パーキングエリアで十分、と とりあえず、ナノトラッカーを抱えて、行ってみました。20130209M44-NT_5622-1440-2 posted by (C)ホシミスト_3013135mmレンズでのM44プレセペ星団、ナノトラッカーでsmcPentaxK135mm(F2.5) F3.5に絞るCanon EOS kiss X4(Ir) ISO6400 30秒×10枚Adobe Photoshop Elements 比較明合成、トリミングなしナノトラッカーのモーター任せっきり追尾大分自動車道由布岳パークエリアより まずは、夜空のきれいさに感動 そして、ナノトラッカーの便利さに感動 デジカメの性能の良さに感動 そして何より、天体写真の入口の敷居が下がった、この時代に感動!
2013年02月12日
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星空に興味を持ち、標準レンズで固定撮影を始めたころ、夢に描いていたものの一つ それは、自分のカメラで、プレアデスの青いガスを写すこと、でした。 夢に描いて早30年・・・・・ついに~~~!20130106-M45_4925-data2592 posted by (C)ホシミスト_3013M45 プレアデス星団2013.01/06Takahashi SKY 90 (D90f500 fluorite) RD(synthetic f407mm) Canon EOS kiss X4(Ir) WB:manual(0) ISO800 15min × 10frame Guiding scope D60f500(FC60) Celestron Nexguide(Auto guide) Vixen SXD (Autoguider mode RA(4)Dec(4)) Adobe Photoshop Elements撮影方法を見ていただいてわかるように、これ一枚撮るのに150分かかってしまいました。これまでのように毎日写真を更新するのは難しくなりそうです(笑)
2013年01月09日
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ペルセウス座流星群のころには、夜半過ぎに姿を現していたカシオペヤ座。 今はもう、宵のうちに西に見えるようになりつつあります。 学生時代と違って期末試験のない今、一年通して星空を見ていますので 余計に季節の移り変わりを、星の位置で感じてしまいます。 カシオペヤとペルセウスの間にある、h-χですが、 これまで望遠レンズで撮ることはあっても、望遠鏡を向けることがありませんでした。二重星団h-χ(線が入っているのは人工衛星と思います)Takahashi SKY90(D90f500)Canon EOS kiss X4(Ir) ISO6400 40秒×10コマVixen SXD no touch guideAsobe Photoshop Elements なるほど、拡大すると、こんなに星の数が多くて 見ごたえのある星団なんですね~~~ なのに、なぜ、最初は恒星と間違えられたんでしょうね? ところで、この日の撮影、 対象確認に、ビクセンのフリップミラーを使ったのですが、そこまでは便利でした。 ただ、画角を調整するのに、フリップミラーを回転させたのは、まずかったようです ピントが・・・・・ やはり、カメラ回転装置と同じ使い方はできないみたいです・・・・・。
2012年12月27日
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NGC2264のコーン星雲。 クリスマスツリーの先端にもう一つ飾りをつけるための切り込みに見えてしまうのは 私だけでしょうか? もう一つ飾りをつけるなら、こんなきらきらがいいですかね?ふたご座の散開星団M35とNGC2158前回はレデューサー使用、407mm。今回はレデューサーなしの500mm、Takahashi SKY90Canon EOS kiss X4(Ir) ISO6400 50秒×10コマVixen SXD no touch guideAdobe Photoshop Elements 雪で高速が通行止めになっていて、大幅に遅れて帰宅しました。 下は出張先近くのホテルで見かけたクリスマスツリーです。
2012年12月23日
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M35とNGC2158Takahashi SKY90 (D90F500) reducer使用、合成F407mmCanon EOS kiss X4(Ir) ISO6400 40sec × 10frameAsobe Photoshop Elements で、比較明合成、画像処理Vixen SXD no touch guide ふたご座の足元にある散開星団です。 M36-37-38は並んでみられるので、中望遠で並べて写して楽しんでいましたが M35はそれから少し離れてありますので、あまり撮っていませんでした。 こうして拡大してみると、M35の横には、NGC2158が並んで見えていて、 これまた、見直した~、というほど、きれいな星団でした。 大きい方がM35。球状星団かと思うほど星が密集しています。 太陽系から2800光年、直径が約30光年 小さい方がNGC2158。並んで見えていますが、 太陽系からの距離は1万1000光年。 ピンボケ・ガイドエラーの写真が口惜しい。 私の中で、何度も撮り直したい星団にリストアップです。 ところが、ここからの3連休(土曜日は半日仕事ですが)、ずっと雨の予報ですね~
2012年11月22日
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M44プレセペ星団Takahashi SKY90 (D90f500) reducer使用 合成f407mmCanon EOS Kiss X4(Ir) ISO6400 50sec × 10 frameAdobe Photoshop elements で比較明合成、色調補正Vixen SXD no touch guideかに座の真ん中にある、プレセペ星団を撮ってみました。短焦点(広角レンズ)でもプレアデス並みに、しっかり写せる散開星団です。プレアデスのようなガスがかかっていないので、見た目的に派手さが弱く、見くびっていましたが、400mmで撮ってみて、あまりの美しさに、考えを改めた、そんな一枚です。プレセペってなんだ?と思ったら、飼い葉を入れる桶のことだそうで、周りを取り囲む、かに座の星星は、昔は、2頭のロバに見たてられていたそうですね。そのロバが真ん中にある飼い葉を食べている、ってことだそうです。プレアデスは若い星が多く、すべてが青白く輝いていて、誕生の元になったガスもまだ周りに漂っている状態ですが、プレセペは、誕生して時間がたっているため、赤色巨星・白色矮星も含まれているそうで、この色とりどりな感じが目を引くのかもしれません。太陽系からの距離は約600光年、年齢は7億歳、太陽の寿命は100億といわれていますので、やはり星団の星は、一つ一つは大きくなれないということでしょうか?でも、惑星をもつ星もあるんだそうです。さてさて、本日、職場の部下のとある行動に、怒り心頭、でした。上からの通達を、きっちりファイルしてあるのはよかったけれど、内容については、理解してないどころか、読んでもおらず、上司の私にも報告は、ないまま対象となるお客さんが来たら、いったいどうするつもりだったの???ここのところ、似たようなポカを連続してやっている部下ですが、今回私がプレセペを見る目が変わったように、何か光るものをそろそろ発揮して、私が、「見直したぞ」といえるようになってほしいものです・・・・・・・・・・・
2012年11月21日
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ペルセウス座の二重星団h-χ、写真の上がNGC869(西)=h、下がNGC884(東)=χCanon EOS kiss X4(Ir) smc PENTAX K 135mmF2.5(F4.0)ISO6400 30sec x 10frame Adobe photoshop elements で比較明合成、補正Vixen SXD no touch guide太陽系から約7600光年離れたところにある、生まれてから1300万年ほどの、二重星団です紀元前150年ごろ、現在の星座につながる46の星座を決定したヒッパルコスがすでにその存在を記載していたそうですが、その当時は淡すぎて星ではない、雲のような光点、と記録されていたそうですその後は単なる恒星と思われ、恒星の番号として西側のNGC869にh星、東側のNGC884にχ星、という番号が割り振られたのだそうです。1600年ごろにガリレオが望遠鏡で観測して、星団であることがわかりその番号のまま、h-χ星団、と呼ばれているのだとか。この写真の上がNGC869(西)、下がNGC884(東)、ということは、東西はカシオペア座が北極星の西側に回ったときの見え方ですね?直径75光年の星団だそうで、この小さな星団の端から端まで移動するのに、光速でも75年かかるわけで、そんな距離が、7600光年離れて見ると、こんなに小さく見えるんですね。1764年にメシエカタログを発表した、シャルル・メシエさんは、どうしてこの星団には、Mなんとか、という番号をふらなかったのだろう?と不思議ですがすでにもう h-χ星団 という名前があったからなんでしょうか?そこを知りたくて、いろいろ調べましたが、行きついたのはここまででした。どの本を読んでも、その理由は謎、と書いてあります。さて、日記らしいことも書いておかないと・・・・明日から出張です。沖縄に飛びますが、晴天であること、ホテルの窓から、夜空の視界が開けていることを期待したいものです、って、夜空のことばっかり考えて!仕事しに行くんでしょーがぁ!!
2012年11月07日
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午前中が予想より早く終わったので、写真だけアップして、書き逃げする時間が取れました。今日の午後から忙しくなります。日曜日の夜に帰ってくるまで、ブログはおあずけです。それまで、さよ~なら~。(いや、帰ってきますって・・・・・)
2012年10月26日
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え~?、黒い三連星の話を書いたのはつい最近と思ったのに、 もう一カ月近くたっているんですね。 日曜の夕方、長男がケーブルテレビを見ているのを横からのぞきこんだら、 放送されていたのは、ガンダムでした。 ソロモン陥落の回でした。 長男いわく、ディテールめちゃくちゃ・・・・だって。 父は君くらいのころ、このアニメを喜んで見ていたのだよ。 日本のアニメの進歩を感じた瞬間でした(笑) 進歩と言えば、M36M37M38 の三星団、進歩した写真をアップします。Canon EOS kiss X4(Ir) ISO6400 smcPENTAX K 135mmF2.5(F4.0)60sec × 10 flame Adobe photoshop elements で比較明合成・色調補正Vixen SXD no-touch-guide(前回アップした写真と比べて、180度回転して撮ってしまいました) 星団の背景が、天の川とイメージできるほど星の数が増え、 星団も星団らしい星の密度になったでしょ? もっと驚いたのは、天の川の周囲にある、名もないHαの赤い星雲が、こんなに簡単に 写ってしまったことです。 あっちこっち写真撮って、勝手に名前つけてみましょうか?
2012年10月23日
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ガンダムネタが続きます・・・。 ジェットストリームアタック、黒い三連星、の必殺技ですね。M36.M37.M38Canon EOS Kiss X4(Ir) smcPentaxK 135mm F2.5(F3.5)ISO6400 8秒 赤い金星からシャアを連想した後に、顔をあげてぎょしゃ座を見たら、 この三つ並んだ星団、3機のドムが並んで攻撃しているところに見えてしまった と、まあ、そういうわけです。 真ん中がM36、その左側がM37、M36の右側、M37よりちょっとだけM36に近いのがM38 です 星座との位置関係は下の写真をご覧ください。 (M78は指摘していただいたとおり、間違いです、詳しくは明日のブログで) 今日は午後から外出なので、忙しいから先回りアップです。
2012年09月28日
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9月ですね・・・、 昨日太陽を撮っているときは、じりじりと暑くて、なんだぁまだ夏だ! と思いましたが、そう言えば、やたら静かなんですよね。 そう、蝉が鳴いていなかったんです。 今日、日が沈むと、やっぱり、真夏と違ってかなり涼しく感じています。 さそり座や、いて座、夏の大三角付近の、明るい天の川も、 早々に、沈んでしまう季節になりました。 ですが、この天の川、銀河の中心の反対方向のため、星の数も少なく目立ちませんが この後、カシオペア座・ぎょしゃ座を通過して、冬の大三角まで、 繋がっているんですね。高橋製作所FC60(フローライト屈折口径60ミリ、焦点距離500ミリ)ビクセンSXD赤道儀ガイド鏡:ビクセンMC127L(マクストフカセグレン口径127ミリ焦点距離1500ミリ)キャノンEOS kiss X4Ir(ISO6400 60秒露出)AdobePhotoshop elements で補正 カシオペア座とペルセウス座の間にある二重星団です。 以前4秒とかで撮影したものをアップしていましたが、今回は500mmで60秒です。 以前の写真よりは存在感があると思います。 場所は下の写真を参考に。キャノンEOS kiss X4Ir EF-S18-135 (18mmF3.5)ISO1600 30秒露出 固定撮影 AdobePhotoshop elements で補正 さすがにこの空の明るさでは、天の川の存在を実感できませんが、 でも、間違いなく、繋がっているんですよね~。 そして、オリオンと犬たち、更にはもっと遠くの、南半球の夜空まで。
2012年09月03日
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昨夜は、曇ってしまいました。月と土星・火星・スピカの合コン!を 覗き見することはかないませんでした。 (失礼、私には月・スピカは女性のイメージ、火星・土星は男性のイメージなもので・・・) おうし座にあるヒアデス星団・・・、というか、おうし座そのものですね。木星とおうし座キャノンEOS kiss X4 Tamron SP24mmF2.5(F4.0) ISO1600 70秒露出ビクセンSXD赤道儀に同架 AdobePhotoshop element で補正 木星の横、Vの字が左横に倒れたように見えるのがおうし座で、 木星の次に明るい星がアルデバラン、アルデバランを除いた他の星がヒアデス星団 という、なんとも明るく大きな、散開星団です。 上の方に見える すばる にも負けないくらい明るいのですが、 なにせ広く散開してしまっているので、メシエさんは星団と認識しておらず Mナンバーがついていません(確かに彗星と間違えるような星団ではありませんね)。アルデバランとヒアデス星団キャノンEOS kiss X4 smc Pentax K 135mmF2.5(F4.0) ISO1600 60秒露出ビクセンSXD赤道儀に同架 AdobePhotoshop element で補正 宇宙戦艦ヤマトに出てくるバラン星、北斗の拳のバラン様 Enyaの曲にもアルデバラン、というのがあったりします。 ヒアデス姉妹は、神話では、プレアデス姉妹の、異母姉妹なのだそうで、 これまた美人の誉れ高い、姉妹なのだそうです。 さて、明日から名古屋出張です。 久々、人前に出て話をしないといけないので、準備をしないといけないうえに 夕方までの仕事が、キャンセルできなかったので、明日はスーパータイトスケジュール。 最悪、その日のうちに着けなくて、新大阪で一泊、も覚悟していたりします(汗)
2012年08月23日
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雪をうすみ 垣根につめる 唐なづな なづさはまくの ほしき君かな 天空の美人姉妹、プレアデス7姉妹の登場です。 オリュンポスの神々をも魅了した姉妹たち、空の星となっても限りない魅力を 届けてくれています。高橋製作所FC60(フローライト屈折口径60ミリ、焦点距離500ミリ)ビクセンSXD赤道儀ガイド鏡:ビクセンMC127L(マクストフカセグレン口径127ミリ焦点距離1500ミリ)キャノンEOS kiss X4(ISO6400 60秒露出)AdobePhotoshop element で補正 単純に明るい星団、というだけでなく、この星団を覆う、青く光った星間ガスによって 朧な感じなのが、それがまたなんとも色っぽく、何度も何度も撮り直したくなる 美人たちです。 で、早速違うとり方をしてみました。M45プレアデス星団キャノンEOS kiss X4 SMC Pentax K 135mmF2.5(F4.0) ISO1600 130秒露出ビクセンSXD赤道儀に同架 AdobePhotoshop element で補正 中心部のみトリミング 望遠レンズの絞り環によって出現するspider、天体写真の世界では邪魔者扱いですが 私はこれがある方が好きだったりします。 ところで、プレアデスは7姉妹なのに、肉眼では6個しか見えないのだそうで、 行方知れずのプレリュードと呼ばれたりしています。
2012年08月22日
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今朝は、仕事のトラブルがあり、ちょっと落ち込んでしまいました。 アンドロメダのように、光り輝くようになりたい、なんて思いつつ、 出きる先輩を見ては、力の差をまざまざと見せつけられ、 そうなれないのなら、M45に、いや、それも無理ならh-χに・・・・・、 いや、やっぱり、そこまでもなれないな。 有名ではないけれど、ひっそりと、でも確かにそこにある、M34、 せめて、そういう風にはなりたいものだ、なんて思ったりして・・・・。 M34、ゴメンナサイ、今回その存在を初めて知りました。 そして、初めて撮影にトライしました。ペルセウス座の散開星団M34高橋製作所FC60(フローライト屈折口径60ミリ、焦点距離500ミリ)ビクセンSXD赤道儀ガイド鏡:ビクセンMC127L(マクストフカセグレン口径127ミリ焦点距離1500ミリ)キャノンEOS kiss X4(ISO6400 65秒露出)AdobePhotoshop element で補正 アンドロメダとプレアデスとh-χの三角形の中に、 ひっそりと(M34に失礼ですね)ある、散開星団です。ペルセウス座近辺のガイド写真キャノンEOS kiss X4 Tamron SP24mmF2.5(F4.0)(ISO1600 190秒露出)ビクセンSXD赤道儀に同架、ノータッチガイド AdobePhotoshop element で補正 めだたない(またまた失礼ですね)ペルセウス座ですが、結構賑やかな領域ですね。 追伸、大丈夫です、落ち込んだ分を取り返すようないいこともあったので、 この時間、もう元気です!
2012年08月21日
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東の低空のプレアデス星団(すばる)を狙ってみました。300mmの望遠レンズを、ノータッチガイドすると、やはり星像が流れます。雑なことをしてはいけませんね。ビクセンSXD赤道儀 Tamron SP60-300 キャノンEOS kiss X4(ISO1600 5分露出)AdobePhotoshop element で補正今朝、提携先から、突然の日程変更の連絡があり、こちらの予定変更のため上へ下へ大騒ぎ、この時間からまた、変更準備に山の様な処理をしないと・・・。この写真をみながら、雑な仕事にならないように、戒めているところです。
2012年08月08日
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梅雨が明けるともうすでに、さそり、いての夏の代表的な星座は、 早い時間に地平線に姿を隠してしまう季節になっているのが、毎年の常です。 昨日は、「8月に高原ロッジに泊まろう作戦」、の作戦会議で、下見に出かけてきました。 幸い予約はとれたのですが、 8月ともなると、M4もM7M6もM8M20も十分には見ていないというのに、 宵のうちにしずんでしまいそう。 もう少し、山が避けてくれるといいんだけど。 トレミー(プトレマイオス)星団(M7) と 蝶星団(M6) Canon EOS Kiss X4 (ISO6400 5sec) EF18-135(135mmF5.6) 固定撮影 h-χのように二重星団に見えますが、 M7までは800光年、M6までは1600光年、 つまり、この二つは少なくとも800光年離れているわけです。 よそにのみ 恋ひやわたらむ しら山の 雪見るべくも あらぬわが身は なーんて思っているのかいないのか・・・。さそり座のこのあたりです 低空のさそり座いて座近辺の星雲星団や天の川、山の中で撮影した~い。
2012年07月17日
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