5長崎も大変
大阪に限ったことじゃなかけど、都会はなかなか家に上がりこんで
話す機会はすくなかように思う。
住宅事情で玄関が狭かったりするせいもあってか、田舎のように
座りこんで話す光景はあまり見たこつがなか。
立ち入らない････暗黙の了解？
だから、都会は立ち話か店に入るか。
今騒がれてる長崎、佐世保の小学校事件。
これも、コミュニケーションの行き違いから生じた事件とか。
会話する時間、場所が少なかけんメール、チャットといった
会話の手段が非常におおかたいね。
会える時間があっても、メールで済ます。
そんな人がおおからしかたい。相手の都合ば気にせんちゃよかけん
ね。
文字だけやから、相手のかおば見らんと話すから・・・・
誤解は生じやすかたい。
文字だけちゅうのはねぇ。寂しいもんのある。
電話ならイントネーションのわかるけん九州人な、すぐわかる！
田舎ならくさい、玄関も広してすわっとこぐらいあったい。
まあ、時間におわれとらんちゅうこつもあろばってね。
「おんなるかいたー」
てゆうて、こらすと日になんべんかは座ってはなさす。
婦人会だの、青年団だの、消防。
しょっちゅうなんなっとあって、せからしかこつもある。
人がすくのうなっと余計そぎゃんともおおなる。
ばって、せからしか（＝面倒くさい）ていいながらも
顔あわするとなんか言わにゃしょんなか（＝しかたない）もん。
そぎゃんとで人間関係もっとるとじゃなかろか？
大阪あたりゃ、そぎゃんたなかねぇ。
地元ならまだしも、よそからきとるもんにゃなかばい。
「隣に人は何する人ぞ」たい。
隣ぐりゃは、わかる。
ばって一緒になんかしたりはせんし挨拶程度たいね。
まあ子供が小学校あたりいき出すとなんかなし、
付き合いもあろばって。
田舎に帰って、玄関先からお客と親父たちからたまに聞こえる
高笑い。それがまた家中によーー響くこと。
まっぽし（＝そのまま）聞こゆる。
聞こえすぎっともせからしか！
ＴＶの声も聞こえんときのある。
せからしゅして、のさんぐらい。（＝面倒でたまらない）
田舎に帰って、「 アーここは、いなかやなー 」
て実感するひとときたいね。
ばって帰って２日目からは、やりばなしけんかん始まる。（笑）
やっぱ、とーしにゃおられん。親子てちゃ。
そいぎんた！ 」
（＝それじゃ）佐賀弁。
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