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今日から入院の予定が変更になりました。
理由は祖母が亡くなったからです。
4年前に認知症と診断され、ずっと入院していたおばあちゃん。
去年の年末あたりから衰弱がひどかったです。
高齢ゆえに運動能力が著しく低下、
体を動かすことはおろか、食事もできない状態が数カ月続いていました。
お見舞いに行くたびに小さく細くなっていき、
体のあちこちにたくさんの管がついていきました。
老人性乾燥肌で前進がかゆい様子でしたが、
自分では体を掻くこともできず、いつも頭を布団にこすりつけていました。
昨日の時点では容態が安定していると聞かされていたので
入院することにしたのですが、今朝亡くなりました。
長期間の入院だったのでおばあちゃん自身もしんどかったと思います。
でもおばあちゃんには「しんどい」と言うことすらできない状態でした。
お見舞いに行くたびに、
管でつながれた姿を見るたびに、
これはおばあちゃんが望んでいることなのか、と考え込んでいました。
入院生活が始まってからの4年間、
おばあちゃんは私と私の身内にいろんなものを与えてくれました。
親戚同士のつながり、
老いるということ、
認知症のこと、
社会福祉のこと、
介護のこと。
おばあちゃんの様子を一緒に見てきたYのすけやKのすけも
いろいろと思うところはあるでしょう。
目に見えない、いろんなものをもらいました。
おばあちゃん、ありがとう。