Blog de afutura

Blog de afutura

November 25, 2024
XML
先日、メルカリでLANケーブルを購入した。​ SAEC SLA-500 ​ 1.8mというオーディオブランドのLANケーブルだ。

これが自分には結構珍しいことで、LANケーブルのオーディオ製品自体 購入は10年ぶりくらいかもしれない。​ 昔はLANケーブルを自室で比較試聴するくらい ​熱心だったが、ケーブルのカテゴリーや規格の多さ、必要な長さの違い、そして何より組み合わせの多さに疲れてしまい、次第に興味を失っていた。短い1mケーブルばかりが増えて、長さが必要なときは、医療用アイソレーショントランスを挟んで2本つなぐという工夫をしていた。しかし最近の爪折れしないようにカバーがあるケーブル、そして大型プラグ仕様のケーブルは、どうも噛み合わなくて延長もうまくいかない。
そんな中での今回の購入だった。

Xにはオーディオ用途ではない普通のLANケーブルのオーディオ転用情報も多く、自分もそれに頼っていた(頼っている)。ただ、たまにはオーディオ用ケーブルもよいのではないか。

SAECのHPには、SLA-500はスウェーデンのケーブルメーカー SUPRA(スープラ)社と共同開発したとあった。実は自分、SUPRAが好きで、USBケーブルも使っている。同じネットワーク系のケーブルなら、LANでも間違いないだろう。それに加えて、SLA-500は使用中のAVアンプのSONYのTA-DA5600ESの生みの親のお一人である​ かないまる氏が推薦していたケーブル ​だと知り、期待値は一気に上がった。

決め打ちで 壁面→ Panasonic Switch-M8eG PN28080K​ に採用した。このスイッチは、オーディオルーム内の主要機器(Sonore ultraRendu、opticalRendu、Roon Server PC、Soundgenic HDL-RA3HF)をすべてつなぐ重要なハブとなっている。ちなみにこのスイッチからはTA-DA5600ESにもつながる。このアンプ、ハブ機能まで備えたユニークなモデルなのだ。

LANケーブルの抜き刺しは、基本的に電源のON/OFFがいらないし、なにせ一本でいいので、ケーブル比べとしては簡単な部類に入る。ちなみに前はELECOM Cat.6A 柔らかタイプ 白 2.0mだった。



SLA-500はいい方向だった。ELECOMからの変化としてワイドレンジ化により、空間表現がより広がり、緻密さも増している。それでいて中低域にはしっかりと力が宿り、音楽全体を支える安定感がある。派手さではなく、音のひとつひとつが整って耳に届く。もっともELECOMは必ず他に出番がある。組み合わせだもの。

1万数千円のオーディオ投資としては上出来。こういう趣味的なケーブルに手を伸ばすのは悪くない。 使うと気分が上がる。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  November 25, 2024 12:00:16 AM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: