幸せな生き方、考え方のブログ

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問題・13 経営者の考察


私は、経営者です。バブル時代には業績が右肩上がりで伸び続け、
調子に乗ってどんどん事業を拡大したものの、その後10年間は
売り上げが下がり続けて、とうとう借金を返済できるかどうか
ギリギリのところまで来てしまいました。
 社員数をへらしてなんとかもちこたえてきたものの、私にはもう、
なんのために経営しているのかさえ、わからなくなりました。
稼いでも稼いでも、借金返済と社員の給与支払いで精一杯で、
私の手元にはほとんど残りません。社員や銀行からは、私の無能さ
を批判されるばかりです。
もう、すべてを投げ出したい気分です。


マイナス思考⇒私は本当に不運な、無能な経営者だ。もうダメだ。
夜逃げでもするしかない。

プラス思考⇒ここ数年は不運だったが、頑張っていれば、いつか、
いいこともある。厳しいとはいえ、まだ会社があるじゃないか。
たとえ会社が倒産したとしても、私には、命もあれば、家族もいる。
まだまだ、やり直せる。人生は、とにかくこれからだ。

ブレークスルー思考⇒予定通りに、試練の時がおとずれた。
自分はなぜ、いま、人生のこの時期に、このような試練を
よういしたのだろうか。
 たまたま運悪く業績が悪化したのではなく、自分にとって、
よほど意味のあることに違いない。
自分が、より立派な経営者になるためには、どうしても経験して
おかなければならない修羅場であり、貴重な試練なのだ。この位の
試練に耐えられないようでは、人の上に役立つ資格はない。
自分が、今回の人生で経営者になっているということは、
経営者という役割を通じてこそ学びを身に付けるためなのだ。
人生では乗り越えられない試練は用意していない。
こんな試練を自分に計画したなんて、私はこれほどの難問に
挑戦するに値する、素晴らしいチャレンジャーだ。


思考⇒この問題では、夜逃しても、たたむにしてもどちらも良い経験ですが、

夜逃げをすると後ろめたい気持ちが残り、その後の人生がおどおどしたものに

なりがちです。

できれば、若干のお金があるうちに、破産宣告などの法的な手続きを、され方が

のちのちを考えたときによい方法だと思います。

若干のと申しましたのは、破産宣告等の手続きをするにも、残債の5%~10%

がないと、破産宣告すら、受けにくくなります。

諺にもありますよね

なんでしたか?思い出せません(笑)

思い出しました、見切り千両です


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