かつて、かいじゅうたちの本棚があった。

2024年06月08日
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ここ数年、うちの末っ子のクマが、インターネット上の暴言に苦言を呈することが多くなりました。
いわく「暴言が、ひどい」「なんであんなことを書くのかなあ?」と。
クマは、そういうものを見かけたときに、目の前にいる私に「どう思う?」と話しかけることができるので
そうしますが、そうできない人もいる、むしろ多いのかな?とも思います。
テレビを観てるとき、ネットを見てるとき、ふと思ったことを周りにいる誰かに話せたら、
ネット上に書き込んで、気持ちを発散する必要が減るんじゃないかと思ったんですね、私は。
なので、その都度、よく考えて、その状況をクマに説明しました。一緒になって「イヤよねえ」と悪口を言って終わらせたくないので。私もよく「ちょっと見てよ、これどう思う?」って言います。そういう
他愛もないようなやり取りをたくさんして、ものの考え方を固めてきたように思います。
だから、人とネットやテレビがただひたすら一対一で向き合っているような環境を作ってしまうのがいけないと思っていて「ちょっと思ったんだけどさあ」を誰かに伝えられる環境を作りたいですね。

人とのつながりが、対外的な態度の節度を守るもとになる、とも思います。
私と(母親と)たくさん話してきた子どもたちは、自分の価値観に自信を持っているし、それを私と共有しているからこそ、その価値観を守ることで、母親をもがっかりさせないことを知っています。
そしてそのつながりは、彼らの世界が広がるにつれて、誰か別の人に移っていかないといけない。
それに、自分を愛するって自分の価値観を全面的に信じていないと難しい。

あとひとつ、以前クローズアップ現代で、「現代の孤独」というテーマを取り上げていて
出演していた若い人が言うには、人付き合いが面倒で意識的に切り捨ててきたら、今になって
孤独を感じる、さみしい、と。誰かに、孤独を癒して欲しいと。それを観ていた私が言ったのが
「切り捨ててきた結果だからね?あなただって、誰かの孤独を癒す存在にならなくちゃいけないし、なれたはず」
テレビに向かって、と、横で観てた旦那ちゃんに向かって。
だから私たちは、思い付いたことを話す相手を求めるばかりではなくて、聞き役にもならなくちゃいけないし、孤独を癒してもらうばかりでなくて、孤独を癒す役目もはたさなくちゃいけない。

最近何回も書いているように、藤井風さんのファンはその自覚があるなら、求めるばかりじゃなくて、
相手を理解して癒す役割を果たすことも目指さなくてはいけませんね。明らかにファンなのに
ネットに暴言を書き連ねている方を見かけると残念な気持ちになります。まあ、いいです。
なんなら私がお聞きしたいところですけども。不快に思ったこと、納得いかないこと。

しかし、風さんという人は、優しく対応するために、規則を破ることをもためらいませんね。
やっぱり何か強い信念があるんでしょうね。なかなか真似できる態度ではありません。でも藤井風なら許される。(名言だった。)

もしも読んでくださる方がおられるなら少しでも役に立ちたいとずっと思ってきました。
もう消してしまったけど、「私にできることは何だろう」と何度も書きました。
風さんのメジャーデビュー前からですから、藤井風に影響を受けたわけではありません。
私が風さんにもっているのは共感と信頼感です。数回前にも書いたけど。ファンブログではありませんよ。
何にしてもありがとう。ではでは







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Last updated  2024年06月08日 13時49分33秒
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アイケロ@ つづき からっかさんにはほんとにたすけてもらい…
アイケロ@ ありがとう 空塚絶人さんへ ほんとにありがとうね。脳…

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