Alice Boy's Pictures

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作業所へ行こう!


次男くん、どうしてる?

次男くん、どうしているだろう。

今日は、デイサービスをお休みさせていただいて、次男くんには試練(鍛錬)の試みを設定した。

次男くん、どうしているだろ。

次男を中学1年生のころから知っていてくれる、いや、育ててくれたスタッフに慈しまれて仕事をさせてもらえる幸運。

キリスト教的博愛の精神に基づいて、利用者のありのままを受け入れて接してくださるデイサービスに通わせていただける幸運。

どちらも、もったいないくらいの幸運です。

次男くんも私(母)もその幸運の上にすこし胡坐(アグラ)をかいているかもしれないな。。。と思います。


今ある幸運が途切れてしまわないように、次男くんにちょっと鍛錬の場所を見つけました。
今日は、そちらにお世話になっています。

いく?と訊いたら、○○駅!と最寄の駅の場所を答えた次男くん。
独語を繰り返しながらも、母の先を歩いて行った次男くん。
母と握手をして別れたんだよね。

帰路は、ボランティアさんが迎えに行ってくれます。
次男は、どんな表情を見せてくれるでしょうか。

それより、なにより、スタッフの方々が大変です。
小さい頃から常に可愛がられて育ってきた人って、大きくなってから出会うと、使い難いと思います。

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ボランティアさんを振り切って

次男を迎えに行ってもらったボランティアさんに電話をかけてみた。

母:迎えに行ったときの次男の様子はどうでした?

ボランティアさん:歌いながら作業してました。

母:あらら、耳ざわりだってしょうね。

ボ:まぁね。

母:次男は、ちゃんと、「ありがとうございました。」って言ったでしょうか。

ボ:ちゃんと、言ってました。

母:今、どこにおられますか?

ボ:家の最寄の駅を降りて歩いています。
次男くんは、先に帰ったから、電話してみてください。

母: !?

ボ:次男くん、歩いている途中で、すごく速く走り出しちゃって、駅に着くまでに見失いました。
「待って!待って!」って叫んだのに、聞いてくれないの。

母: !?
最初に地下鉄の駅に辿り着くまでにまかれちゃったの!?

ボ:そう!

ボラさん、怒ってるよ~~
ちょっと年配のボラさんだもんなぁ。。(>_<)
次男くん、”まく”ってことは、一人で帰る自信が大有りなので、心配はしていないけれど。。。


次男の携帯電話に電話すると、次男はにこやかに、

次男:はい!お母さんです!

母:次男くん、お仕事した?

次男:した!

母:ありがとうございました、って言った?

次男:言った!
おじちゃんに~~!

母:ああ、おじちゃんが迎えに来てくれたよね。
おじちゃんに会った?

次男:あった!

母:次男くんは、今、どこにいるの?
家にいるの?

次男:いる!

母:そう。よかった。今日はお疲れ様でした。
シャワーを浴びてね、休憩してください。

次男:は~い!!

次男は少し興奮が残っているのか、すべての返事がハイテンションだった。
前もって、別のマンションに住んでいる長男に、次男の様子を見に行ってくれるように頼んであった。
私の仕事が終わってから自宅に電話をいれると長男が応答した。

長男:眠ってるよ。

母:そうか。変った様子はないか?

長男:わかんね~よ。

母:ま、それは、そうだろうね。

急いで家に帰ると、いつものようにご飯が炊いてあった。
これは、長男だろうか、次男だろうか。
いづれにしてもありがたい。

家の中に、壊れたり、荒れたりしている様子はない。
これまでもなかったけれど、ひょっとして。。。と思っていた。
次男くん、興奮を引きずって帰宅したかと心配したが、何事もなかったようだ。

ま、肝心なのは、これからよね。
ボチボチ、しぶとく、行きましょね、次男くん。
明日は通常のスケジュールに戻りますよ。


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