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学習塾:創立30周年のエルムアカデミー
卒業生が働くラーメン店も 東京・品川
東京都品川区の学習塾「エルムアカデミー」(矢沢宏之代表)が今年1月、
創立30周年を迎えた。
日本国憲法を教える「平和授業」など特色ある教育で地元学校関係者にも知られ、
「塾卒業生らが地元で安心して働ける場を」
と、
2008年からラーメン店 「麺処はるにれ」 (同区)も経営。
パワーハラスメントや雇い止めなど
不安定な職場環境に翻弄(ほんろう)される卒業生を受けて入れている。
矢沢代表は
「子供たちを社会に送り出すだけではなく、
伴走してサポートを続けたい」
と話している。
教室は、東急大井町線荏原町駅に近い商店街の一角にある。
小学部から高校部までの子供たちがクラスに分かれ、
学習障害(LD)や注意欠陥多動性障害(ADHD)など
発達障害を持つ子供たちをサポートするNPO法人も併設する。
「生きる力」を付けさせる教育を理念に掲げ、
沖縄戦下の市民の状況や日本軍の中国への侵略行為など
戦争を教える「平和授業」にも力を入れてきた。
ただ、進学や就職で塾生が巣立っていく一方で、
就職先でパワハラを受けて職を転々とするなど、
社会に出てから苦しむ卒業生も。
こうした卒業生を受け入れようと、
ラーメン店の店長を含む社員3人とアルバイト5人の全員が
元教員や元塾生などエルムの関係者だ。
開店資金の約1200万円は、
地域住民や保護者らから一口10万円の疑似私募債を募るなどして工面した。
現在、利益はほとんど出ていないが、将来的には
「店舗数を増やして、子供たちが地域で働ける場を作りたい」
と矢沢代表は話す。
矢沢代表は12年ほど前、卒業生を自殺で失った。
自殺する前に相談に訪れていたが防げなかった。
「もう少し相談に乗ってやれていれば。
子供たちが出入りする塾では相談しづらくとも、
ラーメン屋なら気軽に立ち寄れる」。
ラーメン店の開店には、
卒業生を見守り続けたいという矢沢代表の思いが込められている。
ラーメン店 「麺処はるにれ」 で自立への準備を進める青年もいる。
麺つくり担当のアルバイト、長洞(ながほら)恵一さん(24)は
小中高とほとんど学校に通えず、4年前まで引きこもりだった。
エルムとの出会いを契機に定時制高校に再び通い始め、
はるにれでのアルバイトも1年を超えた。
長洞さんが引きこもりだったころ、
母親といくつかのフリースペースを利用したが、なじめなかった。
しかし、エルムのフリースペースを利用した際
「職員たちが自分の話を聞いてくれる」
と感じた。
「これが最後のチャンス。
ここを踏ん張れなければ自分は引きこもりから抜けられない」
と一念発起し、現在につながっている。
将来の夢はまだないが、
来春に卒業して社会人となる準備を進めている。
はるにれの「冷凍汁なし担担麺」(5食入り3000円)は、

決して諦めずに前向きに挑む姿勢が、
こういう素晴らしい場所作りへと発展していくのでしょうね。
全国的に展開、夢ではないような気がします。 🌠
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