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あゆみの会常任理事統括施設長の胎中(たいなか)晴美さん(65)は
「地域のみなさんに開かれた状態にして、
障害者理解につなげたいと思ってガラス張りにしたんです」。
パン工房ができたのは2012年。
元々はあゆみの会本部でパン作りをしていたが、
手狭になったために独立した工房を開いた。
工房は障害者の就労継続支援事業所にあたり、
働く場を提供しながら、就業の訓練を行う。
現在は、知的障害や聴覚障害などがある12人と、
あゆみの会のスタッフ6人が働く。
胎中さんは
「パン作りは計量や生地の分割、
包装と、作業を細分化できる。
その日のうちに成果が目に見えて達成感も得られる。
やりがいにつながりやすいんです」
と説明する。
お菓子や小物などに比べ、パンは毎日のニーズがあることも、
自分が必要とされているという責任感につながるようだ。
何人もが工房で経験を積み、食堂などに就職した。
「障害がある人がここで仕事をして、
『これができるようになった』
っていう自信をつける。
『頑張ったらできる私』
を作る場所なんです」
工房のパンは、生地から手作りだ。
店長を務める豊田基臣さん(31)は
「値段も手頃だし、
その割にパンの中身がいっぱい入っているね
とよく言われます」。
直売のほか、近隣の保育園や幼稚園の給食用に、
卵やバターを抜くなど食物アレルギーに対応したパンを作ることもある。
登大路ホテル奈良に、
レストランのシェフと話し合って作ったパンを毎日配達している。
豊田さんは
「もっともっとこの工房のことを知ってもらいたいです。
こんなにおいしいパンを作っていると知ってもらうことで、
町の中にいる障害者にも関心をもってほしい」
と話していた。
営業は平日のみ。
午前10時~午後4時半。
店内にはカフェスペースもある。
問い合わせは同店(0742・51・0580)。
[朝日デジタル]
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