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考案したのは奈良県に住む宮崎菜摘さん(27)。
大学卒業後に発達障害と診断された。
就職にも苦労したが、
現在は広告代理店でグラフィックデザイナーと営業職を兼ねて働き、
交流サイト(SNS)を通じて知り合った仲間たちと
発達障害の啓発活動を行っている。
カードの使い方はシンプルだ。
「感覚過敏」と「苦手なこと・困りごと」の二つの項目に
それぞれ「大きな音」「特定の触覚」「落ち着きがない」「こだわりが強い」
などの選択肢があり、自分に当てはまるものを丸で囲む。
発達障害に伴いやすい、
うつなどの症状を手書きで記入する欄もある。
大きさは名刺大で、
保護者が子供に持たせて学校生活で困った際に教職員に見せたり、
被災時に避難所でボランティアやほかの避難者に示したりするなど、
さまざまな場面を想定して宮崎さんがデザインした。
これまでに埼玉、東京、愛知、大阪、奈良、和歌山の
各都府県の社会福祉協議会や支援団体にカード計3100枚を配布。
ほかにも要望があり、順次、配布を進める。
宮崎さんは以前から、
SNSや自助会を通じた発達障害者同士のつながりは強いが、
内輪の付き合いで終わってしまうことに危機感を抱いていた。
だが障害をいきなり社会全体に啓発するのは無理だと考え、
「まずは身近な人に知ってもらうことから始めてみては」
とカードを考案した。
目指すのは、
発達障害だと告げても「そうなんだ。何が得意?」
と周囲が当たり前に言ってくれるような世界だ。
特性や個性が分かりやすくなりそうですね。☆ミ
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