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2023.12.24
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カテゴリ: アット・ランダム





愛してるのに「恥ずかしい」…
ダウン症の弟がいる少年の成長を描いた映画が
「完璧を求める社会」に問うもの







が12日に公開される。

弟を愛しているのに彼の存在を「恥ずかしい」
と感じてしまう複雑な感情に向き合いつつ、
陽気な家族の愛情が詰まった作品。

原作者ジャコモ・マッツァリオールさん(27)は
「数珠つなぎの感情を見せたかった」と語る。




​​​​弟の誕生に胸を躍らせる5歳のジャック。

長い入院を終え自宅に来た弟ジョーはみんなとちょっと違うが、
両親から「ジョーは特別な子」と聞き、さらに喜ぶ。

しかし、思春期になると成長がゆっくりな弟を
「恥ずかしい」と感じるように。

高校生になり、好きな女の子に
「女きょうだいしかいない」とつい噓(うそ)をつき、
大騒動に発展してしまう。



◆「唯一無二の弟」を主人公にした動画が話題に

 ジャコモさんは2015年、
「自由で、唯一無二の存在である弟を知ってほしい」
とダウン症のある弟ジョヴァンニさん(21)
を主人公にした動画をユーチューブで公開した。

共感を呼び、
映画の原作となる同名小説の執筆につながった。


ジャコモさんは映画の脚本にも参加。

「弟がやらかしたエピソード」を盛り込み脚色もしたが、
ジャックの感情の揺らぎはジャコモさんが経験したものだ。

「弟ができる喜びや期待があったのに、
弟を恥ずかしいと思うようになってしまった。
弟への愛情は変わらなかったのに」
と振り返る。

◆他のきょうだいに恥の感覚はなかったなぜ恥ずかしいと感じたのか。

同じ環境で育ったきょうだいに恥の感覚はなく
「私の勇気がなかった」
と認めつつ、社会の問題が大きいと指摘する。

「完璧であることを追い求める社会で、
若者は自分に足りないものに拘泥するようになってしまう」。

ダウン症に対する社会の差別や偏見が積み重なり
「僕たちきょうだいの誠実な関係が侵食され、
自分の中にネガティブな要素が生まれた」。


画ではそんな恥の感情を、ジョーや家族の愛が温かく包み込む。

「ジャックのしたことは間違いだけれど、
自分の中の恐怖が間違った行動を引き起こした。
恐怖は自分の中にとどめず外に出さなきゃだめ」
と作品に込めた思いを明かす。


◆「ダウン症って最高」日本のユーチューバーも共感

 「ジョーが頑張る姿に感動した」
「ジョーが生まれたシーンはうちも同じだった」。

東京都内で先月、ジャコモさんのトークショーがあり、
ユーチューブの「けん太チャンネル」で発信している
ダウン症のあるあべけん太さん(36)
と兄の安部俊和さん(42)が感想を語った。

映画に、ひとりで下校するジョーを家族が見守る場面がある。

けん太さんも3年前にひとり暮らしに挑戦、
買い物などを何度も練習し、今は自分のペースで生活を楽しむ。

俊和さんは
「3時間かけてご飯を食べたり、
本人に心地いいリズムで自由に暮らせている」。

 けん太さんは
「ダウン症って最高。
障害者やLGBTQもすてきなので、
差別をやめてほしい」
と呼びかけた。

ジャコモさんは
「ダウン症だけでなく誰にでも限界はある。
超えられるように助け合うことが歩むべき道だ」
と語った。​​​


​【東京新聞】​





障がいの有無に関わらず、

兄弟間には相性もあり、

肉身だけに難しい部分もありますね。 ​​











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Last updated  2024.01.15 22:30:08
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