血液さらさら!みずみずしい肌を!

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「間違ってませんかダイエットの落とし穴」

【ダイエットによる無月経】 
急激な減量をした場合や体重の10%以上の減量をした場合に起こりやすいと言われています。これは視床下部性の防御反応とも言われ、飢餓状態を体が感じ取り危険なので妊娠しないようにしてしまうのでしょう。これには2種類あります。第1度無月経は黄体ホルモンの投与で生理が再開するもの。第2度無月経は黄体ホルモンと卵抱ホルモンの2種類を投与しないと生理が再開しないもの。ダイエットによる視床下部異常の無月経は短期間に簡単に治るものではありません。ただし無月経の期間がある程度長くても、治療によって排卵が起これば妊娠は可能です。排卵誘発剤などで治療しますがダイエットをしていて3ヶ月(3周期)生理が止まった場合は是非、産婦人科専門医の診察を受ける事をおすすめします。大抵の場合この治療を受けるとまた体重が増加します。健康に戻って行くのだと言うことですから、体重の増えた自分の容姿をあるがままに受け入れる気持ちが必要です。 特に若い女性にとっては将来に影響しかねませんし一時の痩せた容姿と引き換えに大きな代償を払うことにもなりかねません。急激なダイエットはこうした結果をもたらす事もあると言うことを忘れてはいけません。
極端なダイエットには胆石が多く報告されています。これは食事量が減り胆汁が濃縮されたためと言われています。 これはかなり急速に石自体も大きくなるようで、早いと1ヶ月で胆石症の症状を発症します。週1,5キロ以上の減量で胆石の成長速度は週に1,5%から3,2%にも達するようで、超低カロリーダイエットを経験した多くの人が胆石症の発症をします。こうした低カロリーの急激なダイエットは若い世代の胆石の大きな原因の一つとなっています。強力な食事制限は脱水状態も同時に引きおこします。今月1キロしか減らなかったと嘆いている貴方。貴方のダイエットの方が体にはやさしいのです。
急激なダイエットは無月経を引き起こします。脳の視床下部に異常が起きるのですが、レプチンも関与していると言われています。この視床下部の異常は確かに治りにくいものではあります。ダイエットによる無月経は体重の10%を急激にダイエットすると起こりやすいと言われています。いずれにせよ、体重の2割減を超えたダイエットは非常に高率に無月経を引き起こすと言われています。無月経には第1度無月経と第2度無月経の2種類あります。第1度では黄体ホルモンの投与だけで生理が再開するものですが、第2度では黄体ホルモンと卵胞ホルモンの2種類を服用しないと生理が起きません。もちろん第2度の方が治りにくいのは言うまでもありません。いずれにせよダイエット後の無月経は継続的に産婦人科の専門医に通院することが大事です。
「カロリーメイトによる甲状腺機能亢進症の併発事例」
22歳 53kgあり、1年間かけて43kgまで減りました。 毎朝30分散歩(早足)。夜8時までに夕食をすませ、夕食は400カロリー目安。夕食がカロリーメイトということもありました。1ヶ月1kgのペースで1年間かけて10kg減です。無理なくやせた感じです。26歳まで43kg 仕事の業務がきつくなりストレスか1kg減。その後半年で32kgまで減り、生理が3ヶ月こなかったので病院に行ったら甲状腺機能亢進症と病院で診断され、薬での治療で半年で40kgまで回復し、生理も回復。病気の原因は仕事のストレスだと思います。大学生の時は顔・スタイルにものすごくこだわっていましたが、今は自分の仕事・生き方を良くすることで魅力的な女性になりたいと思うように考えも変わりました。また、40kgで生理もなくなったので40kgが自分の女性としての機能が正常に働く限界値だという認識もありました。
カロリーメイトはカロリーはありますが良質なたんぱく質や脂質を供給できるものではありません。これを長期間続けることは体へのストレスになります。人間にとっては「無理なく」痩せたのではないかも知れません。同じ400kcalでも体はそうは受け止めません、これは含有エネルギーを差しているにすぎません。あくまで補助食品として使用するもので、主食にはなりません。生理もダイエットによる視床下部性の障害で治り難いと言われています。基礎代謝が非常に増える甲状腺機能亢進症ですからこうした無月経にはなる可能性は高い。
 健康な人が使用するサプリメントは例えばビタミンなど食材からの摂取の方が合成品より体には優しいはずです。ただしビタミン欠乏症の方(病気に分類される方)は別です。非常に多くの種類のものを摂取される方も多いようです。ビタミンにも副作用と過剰症がある事も無視できません。ビタミンCは一日600mg以上摂取するとある種の障害が起きる可能性があるという報告もありますし、胃の具合が悪い方は症状を悪化させる事があります。一日200mg位の摂取は通常は食事で摂るべきです。ビタミンBにも胃の不快感、食欲不振、嘔気などが起こる可能性があります。過剰症としてビタミンA、D、Kなどは脂溶性ですので脂肪に蓄積して食欲不振、全身倦怠、嘔吐など色々な症状を引き起こします。
ダイエット中のベータカロテンの摂取過剰は柑皮症の原因にもなります。現代の若い世代に欠乏しているのはカルシウムが代表的ですが、これも意味もなく飲むと将来尿管結石などの病気になる場合があります。更に心配なのは、複合剤はいろんなビタミンやミネラルが配合されているものが好まれるようですが、足りないものだけではなく足りているもの、不要なものも多いのも不安です。輸入品に関しては日本人と外国人の薬用量の違いも注意が必要です。なによりも「私は野菜が少ないからビタミン飲めばいいわ。」という考え方になることでしょう。
みなさんがお店で買えるものは食品に分類されるものが多いのですがハマってしまった方はサプリメントだらけの生活になって食生活を改善しようと言う気がなくなるのも問題です。「ビタミンが今日は足りないようだからこれ飲めば大丈夫。」この考えを継続すると食生活を改善する気持ちをなくしてしまうのものです。


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