いわき湯本のレトロ沖縄食堂へようこそ！『Ａ家食堂』

★私の中のインターナショナル★

実家の近所に、南アフリカ共和国の
ポートエリザベスというところから移り住んでいた
白人の母子の親子と知り合った事です。
初めて見る金髪の髪。ブルーの目。そして英語。
当時、私は小学５年生でした。
お母さんの方は、今思うと、亡きダイアナ妃に似ていて超美人！
娘さんは日本滞在中４歳のBirthdayを迎えコレマタ、可愛いんです。
私の家族も、異国の親子に大変興味を持ち
家族ぐるみのお付き合いをさせていただきました。
姉は、高校に通っていたので、お母さんから英会話を教わり
私は娘さんと、良く遊んでいました。
風習や言葉をお互いに教えあう事ができ
私の中の世界への憧れが、初めて生まれた、出来事でした。

中学２年生の時、海好きな父がドライブの途中
埠頭に立ち寄った時の事。
そこには、今まで見た事の無い大きな国際貨物船が停泊していました。
近寄ってみると、また、会ったことも無い
茶褐色の肌をした数人の人たちが居て
なにやらうちの父と会話をし
船の中を案内してもらう事に。
船の中は、とても広く、ボイラー室から
船室、操縦室とあり、最後に通されたのがなんと
ディスコでした！
彼らの船は、マレーシアから塩を運んできたのです。
中に１人だけ、細くて可愛らしい女性が。。
船員の一人と結婚をし、新婚旅行にと同行して来たのです。
彼女は、英語も話せず、何一つ会話は出来ませんでしたが
突然の訪問者に、とても気を使い、やさしく接してくれました。
初めての来日にもかかわらず、船舶関係の決まりごとで
停泊した土地以外は出歩けないとの事で
次の日、日本のお土産にと
旅行で買って家においてあった、全国の民芸品やら
食べ物やら、ありったけの物をダンボールにつめて
持っていってあげました。

子供時代、こんな出来事があったおかげで
それからの私は、とても、外国人に興味がありました。
会って、いろいろな事を話してみたい。いろいろな事を知りたい！
沖縄へ行ったのは、半分そんな気持ちがあったのかもしれません。
（もちろん仕事や夢が優先していますが、今思うとです。。）

沖縄そのもの、私にしてみたら、すべてが本土とはちがいます。
まるで、日本の中の外国です。
まさに本当の外国があり、なのに
本当の日本のような所も持っていて
とても、カルチャーショックを受けるのです。
私が住んだ約３年間は、毎日が新しい発見で、エネルギッシュで
あっという間に過ぎていってしまいました。

何も無い１から始まった沖縄での生活は
出会う人、見るもの、食べるもの、すべてが新しく
まさに、人生のレールを自分で這っている気持ちでした。

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