天使の羽根

天使の羽根

casual remark


片肘を付いてページをめくりながら顔を上げずに
気だるげにエドワード・エルリックは正面で腕を組んで
壁にもたれて立ってエドワードを見ている人物に呟いた。
「なぁ…」
「ん?」
「…あんた、何してんの?」
「君を見ているのだが?」
尋ねた質問に速攻で返され目だけで僅かにそちらを見て
またページをめくりながら尋ねた。
「…あんた、仕事あるんじゃないの?」
「仕事はいつでも出来るが、君は滅多に会えないからね、
そんなモノは後回しだ」
「……中佐、怒ってんじゃねぇのか?」
「君が帰ってからゆっくり絞られるさ」
ページをパラパラとめくりながら聞く質問に
あっさりと応えられる。しばしの沈黙の後、
再びエドワードが口を開いた。
「………大佐」
「何だね、鋼の?」
ページをめくる手を止めずに尋ねると大佐と呼ばれた人物、
ロイ・マスタングは表情ひと つ変えず聞き返す。
エドワードは刹那固まって読んでいた本を静かに閉じる。
「…あんたいつまでここにいんの?」
「君が読み飽きるまでのつもりだが?」
やはり何事でもないように言うロイについに勘忍袋が切れたのか、
エドワードは音を立てて両手を机について
立ち上がり指を指して叫んだ。
「あんた!!仕事しろよ、し・ご・と!!」
「…私は君が読書している所を見るのが好きなのだが?」
「!!?」
さも変わらず言ったロイの言葉にエドは
口を開けたまま固まった。
「どうした、もう読まないのかね?顔が赤いようだが?」
「っ~~!!」
そう言われて正気に戻ったエドはロイの言葉通り
顔を朱に染めふてくされて横を向いて椅子に座った。
そんなエドの行動をみてロイは苦笑しながら
エドの後ろに近付き肩に手を回し言った。
「…からかって悪かった。君の困った顔を
見るのも好きなものでね」
「………あんたの、さりげなく…そおゆう事
何気も なく言うトコ…俺はキライだ」
「そうかね、だが……」
ロイは一段と声を落とし耳元で囁いた。
「私は君のそうゆうひねくれた所も好きだがね」
「っっ~~~!!」
エドが顔を真っ赤にして両手を鳴らして
錬金術をロイに向けたのは言うまでもない。


<あとがき>
はい、いかがでしたでしょうか……鋼、二作目も
相も変わらずラブってしまってます…;;
スミマセン;;書いてる時リザさんの階級をド忘れしてしまいました;;
アップの時に間違っていたらゴメンナサイ~;;
ロイエド、書いてて凄い楽しいんですけどっ!!


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