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2021年11月12日
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カテゴリ: ひとりごと


今朝のテレビで瀬戸内寂聴さんが
亡くなられたというニュースがありました。

朝ご飯食べながらニコニコしている
寂聴さんの写真見て、
私もニコニコしながら泣きました。

久々に涙が込み上げました。
今もこの画像見ただけで込み上げます。

ご自身が歩まれた人生は決して人に
誉められる人生ではない事を踏まえて出家され、
エッセイではお金が無いと住職は出来ない
と語り、寺を構えるのは大変と伝え、
ずっと講話会や、テレビ出演などでご自身を
売り続けていました。

その行動は体調が悪くなっても、
隠すことなく生き様を見せてくれました。

瀬戸内晴美さんの小説は読んでないですが、
瀬戸内寂聴さんのエッセイはとても面白く、
はじめて般若心経の凄さもわかり、
信者では無いですが、
心の隅にいつも仏教の教えがある人間に
なることが出来ました。

お肉も、お酒も普通に口にして、
秘書さんにたしなめられたり、
なんだか破天荒な方だと思ってました。

今でも寂聴さんに少しでも近づきたいと
思いつつ、全然よそ見ばかりしてますが、
それも私の生き方だと思えるように
なれたのも寂聴さんの言葉のおかげと思います。

寂聴さんの本を読んで一番覚えていて、
ことあるごとに思い出して先に進める教えがあります。



これは鈴虫寺の画像ですが、
この言葉は自分が人間関係で困った時に
助けていただいてます。
強くて気楽にもなる言葉です。

所詮、人間はひとりで生まれてひとりで死ぬ。
周りに沢山親しい人がいようが、
孤独のままだろうが。

親しい人が居たとしても、
その人と死んだとしても一緒に死ぬ事は出来ない。

独りで死んで看取られ無かったとしても、
端から見れば寂しく見えても、
亡くなられた本人はそうでも無いかもしれない。

いつでも自分はひとり。
だから、人に優しくしてもらったり、
仕事をして喜ばれたりするのが
最高の日常になると思ってます。

イライラしても自分だけだと思えば、
イライラした相手を客観視出来たり。

自立とは、信頼関係とはなんぞやと
教えてくださる言葉です。

もう一人大好きな仏教家の方は
寂聴さんよりもまだ10歳くらい若いので
もう少しがんばってくださるかな?



今日は昼休みに寂聴さんの本を読みます。





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最終更新日  2021年11月12日 07時39分49秒
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