物欲☆あんず雨

物欲☆あんず雨

風雲胎動



[風雲胎動]
帰宅直後、夜10時の放映を堪能いたしましたが、昨日中に感想を書く気力は無く…。
本放映の頃は、期末テスト前だろう何だろうと感想文ハガキを喜々としたため、神南城に出したものでござりまするが、それこそが、CoQ10でも回復出来ぬ『若さ』なのでござりませうか~~。

おっと、いぶし銀モードになっているヒマはござりませぬな!(今日放映分のネタバレ日記も書かねば~)

才蔵の人となりを隠岐殿に報告する佐助。(前回の子供と遊ぶ才蔵の映像、佐助の視点だったかのような回想シーンでござりました)
『金』で動かないなら『色』で動かせ…と、隠岐殿。上品かつ冷静なお顔で、しれっとご指令。
一方、俊岳から貰った金で連日、遊女屋通いらしい才蔵さま。お疲れの早朝、獅子王院経由で初仕事の指示が。
関ヶ原以後浪々の、名のある武将を斬る仕事。いざ事あらば大坂城に入るであろう彼らを、今から消しておきたい俊岳の意向。

手始めに後藤又兵衛から…と河原の小屋に入るも、純真真直ぐ男・才蔵と豪放磊落な又兵衛、たちまちのうちに意気投合。(元.黒田家の重臣にして名将の誉れ高い後藤又兵衛。小屋に入ってすぐ、彼に一瞬の隙を突かれ刀を奪われてしまう才蔵さまの表情が可愛いです)(刃を突きつけられ『この刀で何人斬った』と又兵衛に問われ、『え~と…』と素直に思い出そうとしているあたり、特に♪)
又兵衛に差し向けられた、彼の元主家からの追手を撃退してしまったり…と、才蔵、早くも『仕事』は放棄状態…。

その夕刻、お国の「抱いて下さい」攻撃を受ける才蔵。
『色』で動かせ…という隠岐殿のお言葉がありましたが、流れ的にはお国・スタンドプレー(フライング?)という印象が…。
あっさり断られた挙げ句、才蔵の表情にあらわれた『隠岐殿だったら…抱いたかも』という雰囲気に打ちのめされるお国。(隠岐殿の『思いつき発言』を良い事に、いきなり『王手』をかけようとして大失敗…という風にも見えてしもうたり…)

さて、不真面目・才蔵、自分ほどの者が浪人を斬る仕事など…と俊岳に文句。雇用主側からすれば、高額の手付け金を受け取っておきながら、ふざけるな~~!です。しかし表面あくまで淡々としている俊岳さま、怒鳴る代わりに別の指令で大鉄槌。
それは『隠岐殿を殺せ』というもの。
さあ、才蔵、ワガママを言ったばかりに憧れの女性を殺すという仕事を請け負うハメになってしまいました。

悩む才蔵に「仕事なら真面目にやるべき」という孫八、女を斬ると夜中にうなされる…とトンチンカンなアドバイスの菊千代。(ニートの孫をせっつくような、孫八さんのお小言がラブリー♪)

隠岐殿暗殺の件は佐助にも知られるところとなり(才蔵自ら通達)、甲賀者の襲撃を受けたのち、久しぶりに大納言家の青姫の元にあらわれる才蔵。
自分の指に付いた、才蔵の傷の血をなめ取る色っぽい仕種や、彼が去ったあとの鬱屈した気持ちを、折鶴を潰しまくるという行為で表現する青子。(普段は無邪気な青子の、あまりにも『女』な面を見せられて少々と惑ったりも)

思い余った才蔵、かつて殺そうとした相手である後藤又兵衛にまで隠岐殿暗殺の件を相談。ヲイヲイな迷いっぷり。
「惚れた女なら、その手で斬れ。どうせ代わりの刺客が差し向けられるなら、女の為にも惚れた男が手を掛けてやれ」という又兵衛のアドバイス。
重厚感のあるセリフ回しのせいか、変に説得力があり、その勢いで隠岐殿暗殺に向かう才蔵。(単純)

しかし結果的に隠岐殿は才蔵を出し抜いた形で、青子をも連れ去って(大納言家を大坂方に付けるため)、京から姿を消します。

『仕事』をちゃんとし遂げるか、自分を見張っていたらしい獅子王院の存在に腹を立て、俊岳に噛みつく才蔵。(あのぅ、才蔵さま…。文句ばっかり言って、一度たりともちゃんと仕事をし遂げてない人を信用しろとの仰せは、如何なものかと…)
でも、信用されてないのが面白くないから…と隠岐殿暗殺の件を無かったことにする強引話術(?)、さすがは伊賀者なのやも…???

この回では、今まで京の武具屋の主人としてのみ登場していた『治作』さんが、実は豪商・堺屋の大番頭にして、大坂方の隠密工作には欠かせぬ人物であることが説明されたり、こののちもしばしは登場する遊女の『梅が枝』や『桂木』が登場。
声優としても有名な岡本茉莉さん演じる『桂木』の声に「ルンルン…」と、別な懐かしさを感じたのは、私めだけではござりますまい…。


所司代に申し開きに行っておりました…(補足)

本日記載の、昨日放映分日記における不手際、急ぎ京都所司代に申し開きに行っておりました…。(ってな気分でござりまする)

粗忽なことに第4話で初登場の、最重要人物の記載を忘れておりました~!
「風神の門」における大物黒幕、京都所司代・『板倉勝重』さま(寺田農さん)でござりまする!!

あああ~~、板倉さま~~、お許しを~~~!!!
本日昼間、昨日分も含め2話連続で鑑賞したため、板倉さまご登場は第5話のような気がしておりました…。
(第5話は、お駕篭のみのご登場だったのでござりまするな)

板倉さまって、一度の失敗でも絶対許してくれなさそうでござりまするゆえ、今回のポカでナタめは「風神」ブログ祐筆・罷免決定な気が…。
それはさておき、さっそくに『豊臣家を追い詰める為なら手段を選ばない』という板倉さまの超タカ派っぷりエピソード(方広寺放火)が披露されておりました。

25年前はヲジサマに見えた板倉さま、今は青年っぽさの残る美形悪役に見えたりして…。(と、ご機嫌を取ってみる)
幸村さまや俊岳さまは、初見時と印象変わらない気がいたしまするのに、板倉さまだけは記憶の印象よりずっと若々しくて驚きました。

しかし、このかたもお声が良いです♪
このドラマの殿方のお声、主要キャラほぼ全員、もれなく好みな気がして参りました~~。
仕事場に、「(吹き替えの)アラゴルンの声で叱られたい~~vvv」と謎な声フェチぶりをご披露の友人が居りまするが、さしずめ私めは「俊岳さまや板倉さまのお声で『下知』を受けたい~~vvv」でござりましょうか…。(獅子王院になりたいってか??)
そりゃもちろん、お姿を拝見しつつの下知が最高でござりまするが、障子越しでお声のみ…でもウットリやも…。

板倉さまの『下知』には、最後にドカ~~ンとかまされる恐れがござりまするが…な…。
(今回の日記しくじりで、私め とっくに『あのセリフ』をいただいておりましょうな!)

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