体験談



まずは準備。
ジュエリーとニードルを(何度か使用済みだったので)沸騰消毒し、
それから数十分、消毒用エタノールに浸けた。
ピアッシングを行う机の辺りをキレイにして、使う道具を揃えた。
それから薬用石鹸でよく手を洗った。
ピアスしたい指の水掻きを消毒。それからマーキング。
どの位置に開けたいか、奥行きは調度いいか、手を握った時どうなるか・・・。
色んな事を考えて、一番いいと思った場所にペンで印をつけた。

手のひらを机の上に置き、印にニードルの先を当ててみる。
結構躊躇した。
開けた人の話を聞くと、「気分が悪くなるくらい痛かった」とか・・・。
とにかく、凄く痛いらしい。

少し刺してみた。
そのまま一気に刺そうかとも思ったけど、
「これじゃあ針先がどこに出るかわかんないな」と思い、体制を変えた。
机に肘を付き手の親指側が自分の方を向くようにした。チョップするような感じ。
もう一度、ニードルを当てて、今度は力を入れてみた。
全然刺さらなかった。
何度か使用したニードルだったので、切れ味が悪いのかもしれないと思い、
新品のニードルでやり直す事にした。
だけど、用意したピアスは14G、新品のニードルは12G・・・。
まぁ、ニードルの方が太いんだから、平気だろうと考え、それでやる事にした。

さっきと同じ体勢をとり、ニードルを当て、押し付けてみる。
針先が結構楽に入っていった。
力を入れて、でも決してずれないように注意して、刺した。
真ん中までは楽だったけど、手のひら側が硬かった。
手のひらの皮?が中から針先に押されて、伸びて、手の甲側との間の肉に
亀裂が入って、裂けるんじゃないかと思った・・・。
でも、何とか無事に貫通。
痛みは、それ程でもなかったけど、「超痛い」という先入観があったので、
かなり恐かった。恐くて、手がぷるぷる震えた。

手が震えるので、ニードルを刺したまましばし休憩。
記念に写真を撮ってみた。
hand2

hand1

それから、ジュエリーの先に軟膏を付けて、ニードルのケツにくっつけて、
そのまま押した。ニードルが押し出されて落ちた。
それと一緒に、血がドバドバ出てきた。
ちょっとびびった。
多分、普通ならそんなに血は出ないと思う。
あたしは、ニードルよりも細いジュエリーを通したから、
隙間ができて、止血されなくて、血がいっぱい出たんだと思う。
hand3
写真を撮る為に血を拭いたんだけどまた出てきた・・・。

ジュエリーのネジ玉を止めるのに苦労した・・・。
右手に付いてるピアスにネジを止めるわけだから、
左手しか使えない。なかなかキツク締めれなかった。
でも何とかできた。

机の上は血だらけだった。
机を拭いて、手を洗って、道具を片付けて、水で手を洗った。
そしたらもう、殆ど血はでなくなった。
多分、肉がキュッと硬く締まって、止血されたんだと思う。

ピアスホールの所に軟膏を盛り付けて完成!!!
hand4
軟膏でよく見えないけど、ちょっと銀色の玉が見えるはず。

おまけ。血だらけの机。これは少しキレイにした状態。
本当はもっとヤバかった。。。
hand000



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