一時保育・・・考
タイトル「一時保育・・・保育者とお母さんたちのギャップ？ 」
○月○日(木）午後、婦人会館へ。
電車を乗り継いで１時間ほど。
「浜っこネットワーク横浜の保育を考える会」と言う月１回の勉強会。
各区の有償保育ボランティアたちが集まって自分たちで学習している。
私は数年前から参加。
今日は、子どもを預ける側の若いお母さんの代表(？)と言うことで、
Ｙさんに来ていただき、話をしてもらう。Ｙさんの話は１年前にも聞いて２回目。
昨年の横浜市の「子育ての１万人提言アンケート」の代表者。
とにかくバイタリティ、頭がきれ、弁舌はよどみない・・・。
子育てママのジャンヌダルクと言ったところか・・・。
が、「何だか違う」と言う違和感がずっと私の頭につきまとう。
昨年講演してもらったとき、彼女もお仲間さんも子連れだった。
子どもたちは結構にぎやかだった。途中からは飽きてぐずっていた。
Ｙさんいわく「午前も○○（Ｙさんの活動）だったし疲れているので
大目に見て欲しい」と・・・・。
いいのかなぁ、お母さんは活動に夢中だ。子どもにとって、
それに付き合わされて連れ回されるのって・・・。
午後ここに出たいと思ったら、せめて午前は家で、
お子さんとゆっくりされたら・・・・。（←心の中の声
この勉強会に集まっているのは保育者たちである。
全員子どもは好きだし、保育はもちろん街で見かけた子にも暖かい視線を送っている。
が、この会では、１ヶ月に１回、話を聞き、情報を得、勉強をしたいと思って
集まってくる。その場では、やはり話に集中したい・・・・。
もし、何かこちらが言えば、彼女たちは「自分たちは子連れなんだから、
どこにでも子連れなのは当たり前！それを世間に理解させるため活動している。
女の足を引っ張るのは女なのね」と憤るだろう。
でも、なんか違うんだよなぁ・・・。
それが去年。
今年は子どもは連れていなかった。
あちこちで講演をされているようで、話し方はますますよどみなく雄弁となり、ソフトになられた。
内容も、反感を買いそうな所は、オブラートに包んだ物言いになった。
がその本質は、なんらかわることなく、
「子連れお母さんの権利！というか、子連れは弱者なんだから、
世間はもっとそれを理解すべし！
一時保育においても、お母さんの言うこと考えをあなたたち保育者は１００％尊重して欲しい」
というのが、言いたいのだと思う・・・。
例えば私達は保育を終えたとき、お母さんに
「お子さんをぎゅーっと抱きしめてあげて下さいね」
と言うことがある（発達心理学の先生の勧めで）。
Ｙさんの話「お母さんたちが、２時間子どもと離れて自分の時間が持てた、
うれし～い、さあまたこれから頑張るぞ、とルンルンした気分で
保育室に子どもを迎えに行ってるの。
それなのに保育者から「お子さんをぎゅーっと抱きしめてあげてね」と
言われたお母さんは、子どもを離して時間を過ごしたことが
とがめられているように思うでしょ。罪悪感を持たせないで下さい。
「決して保育者はお母さんたちに意見しないで。何か言われるたびに
お母さんたちは傷つき泣いている。子育てに追いつめられていく」
と言いたいようだ。」（もちろん表向きの言葉は、「保育者に感謝とか、
協力していただいて」という言い回しであって、彼女の言葉に、
そういったものを感じてしまう私の心がひねくれているのかもしれない・・・）
Ｙさんのお話を伺っていると、
お母さんｖｓ保育者（＝子育てを終えた人）という構図があるように聞こえる。
お母さんたちが必死で「ハイハイ」と我慢しているので、
ニブイ保育者たちが気付いていないらしいが・・・・。
う～～～ん、そうかなぁ・・・・
様々な面から保育を考えるこの勉強会に参加ながら、
耳を傾けるべきことは謙虚に耳を傾けて、
私達はこれからも一時保育に携わっていきます。
Re:一時託児・・・ 優ちゃんさん 記
子供は、いつまでも親の手の中にいるものではないですよね・・・
親から離れていくときが必ず来るのに・・・
小さい子供しか知らない母は、それがわからないのかも・・・
でもそれを先輩ママが教えてあげると、すんなり聞いてくれる人あり、信じられないと言う人あり・・・
優ちゃんは、「イライラして子供に当たりそうになったときは、ギュ－ッと抱きしめてみて・・」って言っています。
抱きしめられるのは、小さい内なのに・・・
中学や高校になって抱きしめたいと思っても拒否される。幸い家には小学生の三男がいるので未だにハグハグやってます。 (7月21日12時1分)
Re:一時託児・・・ もも組さん 記
難しいことですよね。私も時々「小さい子連れてるのよ～と，オーラを放ってる方を見かけますが，？と思う時ありますよ。幼稚園での集まりなんかで・・・。私もまだ幼稚園前のチビちゃんが居るのでこのことは考えさせられます。なかなかうまく行かないですよね。 (7月21日16時2分)
Re:一時託児・・・ ぺこちゃんさん 記
やっぱり子育ての全責任は母親って考えどっかにあったりしますかからね～。それを一番強く感じているのは当の母親だしね。そしてこの小子化だし。昔は・・・なんて人もいますが、今の母親のほうがストレスが複雑なのかもしれませんね。それを理解してくれる人を多分母親は求めているのかな。言葉ってとりようだし、言いようだし・・・。同じ事を言っても響く言葉を言える人になりたいと私は思います。アンパンマンさんの言葉にきっとほっとお母さんをできるんだろうな・・・・・・。 (7月22日21時45分)
Re:Re:一時託児・・・ あんぱんまん 記
優ちゃんさん、もも組さん、ぺこちゃんさん
そうですね。
若いお母さんたちのことを理解するよう努めながら、
でも、伝えるべきは上手く伝えていけたら・・・と思っています。
子育ての大変さ（子育てだけじゃないけど）は、話を聞いてもらったら、それだけで随分軽くなることもあると思うの。そういう環境が身近に整う（難しい話じゃなく、当たり前に皆がお互いに温かい視線で平場の関係でお互いがコミニュケーションとれる）ことが、子育てのしやすい街づくりと言うことだと思うのよ。 (7月23日17時7分)
Re:一時保育・・・ ははだんごさん 記
面白い日記でした。いろいろ考えました。
私も、同居する前、2時間ほど預けて、お母さん達の勉強会に、行ったことがあります。7回連続企画だったかな。
保育付きなんて、魅力的でした。「自分の時間がもてる！」ってうれしかったです。講習会、調理実習、など。迎えに行ったときは、ドキドキでした。「泣いていないかな？」「喧嘩していないかな？」そんな時には、「抱きしめてあげてください」と言われるより、「こんな風に過ごしていましたよ」と、2時間の様子を教えてくれるほうがうれしいと思います。泣いていたにしても、けんかしたにしても、いい子にしていたとしても、そこで、子供を叱ったり（情けないね！とか、喧嘩しちゃだめでしょ！とか）誉めたりしない親に対して､「抱きしめてあげて」の言葉が生きてくると思います。
参加した私の仲間はみんな、預けている間、実は、子供が気になって､ちょっと集中できていなかったりしていました。そういうお母さんのほうが多いのではないかな？なんて思います。確かに､そういう人が「抱きしめてあげて」と言われても､「分かってるわ」なんて思っちゃうかも（＾＾）
”私は子供連れよ”のオーラ。気になりますね～（＾＾；）今、三男を連れていると、ひたすら追いかけ、足ではさみ（会計の時）「あのお母さん大変ね」と思われているか「あんな大げさに」と思われているか分からないけど、周りの人の顔が見れません。
決して「うちの子、こんなに元気なの！」なんて見せびらかしているつもりないのに「あのお母さん、みんなが迷惑しているの、分かってないのね」なんて思われたくない！って心の中で思ってる。いっつも、「うるさくして申し訳ない」と平謝り。微妙な世界な気がします。 (7月25日1時23分)
Re:一時保育・・・ あんぱんまん 記
ははだんごさんへ
とてもいい文章です。たっぷり書いて下さってありがとうございました。
全くその通りだと思います。預けるお母さんたちの気持ち、参考になります。
保育報告の時間（子どもが疲れていますので、本当に短時間ですが）をとって、２時間の様子は出来るだけ、知らせています。個々にではなく、全体の様子を。
そこでは、なるべくいいことだけお伝えしています。
(7月25日16時59分)
Re:Re:一時保育・・・ ははだんごさん 記
あんぱんまん さん
＞そこでは、なるべくいいことだけお伝えしています。
そうか・・・それも、ポイントなんですね。
でも、本当は、悪かった所も、言いたいとかないですか？（＾＾；）
こういう仕事のお話､これからも、たくさんきかせてください。楽しみです（＾＾） (7月26日0時3分)
○月○日(木）午後、婦人会館へ。
電車を乗り継いで１時間ほど。
「浜っこネットワーク横浜の保育を考える会」と言う月１回の勉強会。
各区の有償保育ボランティアたちが集まって自分たちで学習している。
私は数年前から参加。
今日は、子どもを預ける側の若いお母さんの代表(？)と言うことで、
Ｙさんに来ていただき、話をしてもらう。Ｙさんの話は１年前にも聞いて２回目。
昨年の横浜市の「子育ての１万人提言アンケート」の代表者。
とにかくバイタリティ、頭がきれ、弁舌はよどみない・・・。
子育てママのジャンヌダルクと言ったところか・・・。
が、「何だか違う」と言う違和感がずっと私の頭につきまとう。
昨年講演してもらったとき、彼女もお仲間さんも子連れだった。
子どもたちは結構にぎやかだった。途中からは飽きてぐずっていた。
Ｙさんいわく「午前も○○（Ｙさんの活動）だったし疲れているので
大目に見て欲しい」と・・・・。
いいのかなぁ、お母さんは活動に夢中だ。子どもにとって、
それに付き合わされて連れ回されるのって・・・。
午後ここに出たいと思ったら、せめて午前は家で、
お子さんとゆっくりされたら・・・・。（←心の中の声
この勉強会に集まっているのは保育者たちである。
全員子どもは好きだし、保育はもちろん街で見かけた子にも暖かい視線を送っている。
が、この会では、１ヶ月に１回、話を聞き、情報を得、勉強をしたいと思って
集まってくる。その場では、やはり話に集中したい・・・・。
もし、何かこちらが言えば、彼女たちは「自分たちは子連れなんだから、
どこにでも子連れなのは当たり前！それを世間に理解させるため活動している。
女の足を引っ張るのは女なのね」と憤るだろう。
でも、なんか違うんだよなぁ・・・。
それが去年。
今年は子どもは連れていなかった。
あちこちで講演をされているようで、話し方はますますよどみなく雄弁となり、ソフトになられた。
内容も、反感を買いそうな所は、オブラートに包んだ物言いになった。
がその本質は、なんらかわることなく、
「子連れお母さんの権利！というか、子連れは弱者なんだから、
世間はもっとそれを理解すべし！
一時保育においても、お母さんの言うこと考えをあなたたち保育者は１００％尊重して欲しい」
というのが、言いたいのだと思う・・・。
例えば私達は保育を終えたとき、お母さんに
「お子さんをぎゅーっと抱きしめてあげて下さいね」
と言うことがある（発達心理学の先生の勧めで）。
Ｙさんの話「お母さんたちが、２時間子どもと離れて自分の時間が持てた、
うれし～い、さあまたこれから頑張るぞ、とルンルンした気分で
保育室に子どもを迎えに行ってるの。
それなのに保育者から「お子さんをぎゅーっと抱きしめてあげてね」と
言われたお母さんは、子どもを離して時間を過ごしたことが
とがめられているように思うでしょ。罪悪感を持たせないで下さい。
「決して保育者はお母さんたちに意見しないで。何か言われるたびに
お母さんたちは傷つき泣いている。子育てに追いつめられていく」
と言いたいようだ。」（もちろん表向きの言葉は、「保育者に感謝とか、
協力していただいて」という言い回しであって、彼女の言葉に、
そういったものを感じてしまう私の心がひねくれているのかもしれない・・・）
Ｙさんのお話を伺っていると、
お母さんｖｓ保育者（＝子育てを終えた人）という構図があるように聞こえる。
お母さんたちが必死で「ハイハイ」と我慢しているので、
ニブイ保育者たちが気付いていないらしいが・・・・。
う～～～ん、そうかなぁ・・・・
様々な面から保育を考えるこの勉強会に参加ながら、
耳を傾けるべきことは謙虚に耳を傾けて、
私達はこれからも一時保育に携わっていきます。
Re:一時託児・・・ 優ちゃんさん 記
子供は、いつまでも親の手の中にいるものではないですよね・・・
親から離れていくときが必ず来るのに・・・
小さい子供しか知らない母は、それがわからないのかも・・・
でもそれを先輩ママが教えてあげると、すんなり聞いてくれる人あり、信じられないと言う人あり・・・
優ちゃんは、「イライラして子供に当たりそうになったときは、ギュ－ッと抱きしめてみて・・」って言っています。
抱きしめられるのは、小さい内なのに・・・
中学や高校になって抱きしめたいと思っても拒否される。幸い家には小学生の三男がいるので未だにハグハグやってます。 (7月21日12時1分)
Re:一時託児・・・ もも組さん 記
難しいことですよね。私も時々「小さい子連れてるのよ～と，オーラを放ってる方を見かけますが，？と思う時ありますよ。幼稚園での集まりなんかで・・・。私もまだ幼稚園前のチビちゃんが居るのでこのことは考えさせられます。なかなかうまく行かないですよね。 (7月21日16時2分)
Re:一時託児・・・ ぺこちゃんさん 記
やっぱり子育ての全責任は母親って考えどっかにあったりしますかからね～。それを一番強く感じているのは当の母親だしね。そしてこの小子化だし。昔は・・・なんて人もいますが、今の母親のほうがストレスが複雑なのかもしれませんね。それを理解してくれる人を多分母親は求めているのかな。言葉ってとりようだし、言いようだし・・・。同じ事を言っても響く言葉を言える人になりたいと私は思います。アンパンマンさんの言葉にきっとほっとお母さんをできるんだろうな・・・・・・。 (7月22日21時45分)
Re:Re:一時託児・・・ あんぱんまん 記
優ちゃんさん、もも組さん、ぺこちゃんさん
そうですね。
若いお母さんたちのことを理解するよう努めながら、
でも、伝えるべきは上手く伝えていけたら・・・と思っています。
子育ての大変さ（子育てだけじゃないけど）は、話を聞いてもらったら、それだけで随分軽くなることもあると思うの。そういう環境が身近に整う（難しい話じゃなく、当たり前に皆がお互いに温かい視線で平場の関係でお互いがコミニュケーションとれる）ことが、子育てのしやすい街づくりと言うことだと思うのよ。 (7月23日17時7分)
Re:一時保育・・・ ははだんごさん 記
面白い日記でした。いろいろ考えました。
私も、同居する前、2時間ほど預けて、お母さん達の勉強会に、行ったことがあります。7回連続企画だったかな。
保育付きなんて、魅力的でした。「自分の時間がもてる！」ってうれしかったです。講習会、調理実習、など。迎えに行ったときは、ドキドキでした。「泣いていないかな？」「喧嘩していないかな？」そんな時には、「抱きしめてあげてください」と言われるより、「こんな風に過ごしていましたよ」と、2時間の様子を教えてくれるほうがうれしいと思います。泣いていたにしても、けんかしたにしても、いい子にしていたとしても、そこで、子供を叱ったり（情けないね！とか、喧嘩しちゃだめでしょ！とか）誉めたりしない親に対して､「抱きしめてあげて」の言葉が生きてくると思います。
参加した私の仲間はみんな、預けている間、実は、子供が気になって､ちょっと集中できていなかったりしていました。そういうお母さんのほうが多いのではないかな？なんて思います。確かに､そういう人が「抱きしめてあげて」と言われても､「分かってるわ」なんて思っちゃうかも（＾＾）
”私は子供連れよ”のオーラ。気になりますね～（＾＾；）今、三男を連れていると、ひたすら追いかけ、足ではさみ（会計の時）「あのお母さん大変ね」と思われているか「あんな大げさに」と思われているか分からないけど、周りの人の顔が見れません。
決して「うちの子、こんなに元気なの！」なんて見せびらかしているつもりないのに「あのお母さん、みんなが迷惑しているの、分かってないのね」なんて思われたくない！って心の中で思ってる。いっつも、「うるさくして申し訳ない」と平謝り。微妙な世界な気がします。 (7月25日1時23分)
Re:一時保育・・・ あんぱんまん 記
ははだんごさんへ
とてもいい文章です。たっぷり書いて下さってありがとうございました。
全くその通りだと思います。預けるお母さんたちの気持ち、参考になります。
保育報告の時間（子どもが疲れていますので、本当に短時間ですが）をとって、２時間の様子は出来るだけ、知らせています。個々にではなく、全体の様子を。
そこでは、なるべくいいことだけお伝えしています。
(7月25日16時59分)
Re:Re:一時保育・・・ ははだんごさん 記
あんぱんまん さん
＞そこでは、なるべくいいことだけお伝えしています。
そうか・・・それも、ポイントなんですね。
でも、本当は、悪かった所も、言いたいとかないですか？（＾＾；）
こういう仕事のお話､これからも、たくさんきかせてください。楽しみです（＾＾） (7月26日0時3分)
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