時々鬱々日記

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チチエセ(2) クレオメ。


>               > 
>  去年の秋に種をまいたクレオメの芽がでてきた。
>  双葉でも数が多いと迫力がある。
>  紅葉のような形をした本葉がでてきて、2,3日もするとどんどん
> 増えていった。
>  6月中ごろから草丈7,80センチくらいに延びて、頂上に小さな
> 蕾が沢山出てきた。
>  どんな花が咲くのか期待していると、桃色の小さなやさしい花びら
> が開き、花びらの3倍ほどのある長さのオシベとメシベが斜めに長く
> 延びてきた。
>  桃色の下地に赤っぽい色の花玉を、三歳なオシベとメシベにふち
> どられ、丁度花火がぱっと開いたように咲きだした。
>  それでも、長い丈のとtころには一人前に刺があり、さわると結構
> 痛い。
>  きれいな花には刺があるということだろう。
>  クレオメ葉、熱帯アメリカ原産の一年草で7月から10月頃まで
> 咲き続けるという。
>  「遊蝶花」の別名とおり、蝶がまっているような4弁花で夕方に花
> が開く、大変ロマンチックな花だ。
>  翌朝にはしぼんでしまうが、後から後から開花するので、長期間
> に亘って楽しめる。
>  実はクレオメという花を知ったのは、越川関西大学名誉教授夫妻
> が「向老期」の思いを「こしかたの幻灯画」にまとめた随筆を自費
> 出版された本の中であった。
>  花の写真はなかったが、奥さんが見事にこの花の素晴らしさを
> 描写されたエッセイを読み、私もこの花に会いたくなった。
>  いろんな花屋を回り、クレオメの花の種を探し回ったが、どこにで
> もあるような安っぽいものではなかった。
>  なんとなく訪れた大丸神戸の屋上にあるイングリッシュガーデン
> で、ひょいと見つけたときには、何か恋人にでも出会ったように興奮
> した。
>  地植えにしようかとも思ったが、移動できるようにしたほうがよい
> と思ったので、中型の白い鉢にすることにした。
>  見たところ、なんとなく腰高でナヨナヨとしてひ弱そうだったので、
> 昨晩の梅雨の嵐でだめになったかと心配したが杞憂であった。
>  夜が見ごろのこの花を、これから玄関脇やベランダ、縁側などの
> お好みのところに移動したりして、夏の夕涼みを楽しむことにしよう。
>  暮らしの中のガーデニングで、夜の間に開花したり,匂う花など
> 夜に目立つ花を沢山植えておくと少し趣の異なるガーデニングが
> 楽しめると園芸研究家の志田道宣氏も言はれている。
>  クレオメこそ,それにぴったりで、この花を教えてくれた越川さん
> に感謝したい。
>           平成15年6月29日




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