2023.04.19
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昨日触れた「大汐線」、正直なところテツでありながら実は歴史とか 

ほとんど知らずで、ここが現役だった頃の記憶といったら昔、カートレインで

使っていた。という程度(苦笑) 


浜松町駅付近のグーグルさんより 

S字に線路を跨いでいるのが東京モノレールです。  



確か桃色のラインの感じに線路があって、利用者は左端の竹芝通りから車で入って 

フォークリフトを使ってマイカーを貨車に積載していたような... 


というわけでここからは自分が自分の記憶整理も含めて只管自分勝手にまとめあけだもの。

正直、鉄道に興味の無い方からしたらこの先延々とお経を聞かされているか、はたまた

謎の古文書をヘブライ語で解説しているのを聞かされているような気分になるかと

思いますがご了承のほどを


先ずは「カートレイン九州」でググってみることからスタート、 



あーそうそうw この看板、覚えているわ(笑)  

駅のホームからこれがよく見えましたね。  


因みにカートレイン九州とはこんな列車で、20系(晩年14系に変更)寝台客車と、 

自動車を積載するワキ10000形の貨客混合編成です。 



下り東小倉行き  




上り浜松町行き  


積載した自動車が万一火災を発生させた時、貨車を切り離して乗客の安全を

確保する目的から、機関車の次位は必ず客車が連結されました。

ただ、客車の「向き」は変えなかったので下り列車の機関車のうしろは20系らしい 

流線型だったのですが、上り列車は絶壁という(笑) 


利用者はカートレイン浜松町駅に到着したら用意されている自動車積載用パレットに 

自分で運転して載せ、それを係員が固定してフォークリフトでワキに載せる。 



ドライバーと同乗者は併結されている寝台車に乗車するのですが、

ここはホームが無いので専用のタラップを使って乗車していました(左下画像)  

その後、青函トンネルが開通するとここから札幌市の白石駅まで走るカートレイン北海道も

運行を開始。こちらは24系寝台客車が使用されていました。


いや~ 今となっては想像すらつかないですが、昔はこんな列車が実際に走っていて

都心のどまんなかでこんなことをやっていたんですよねぇww 

因みに自分の両親はマイカー持たない派でした(鬱)  


つか本題はこっち   ​

自分は浜松町駅でぷつりと線路が切れているこの時代しか知らないのですが 

さらに昔はこの線路が汐留駅まで繋がっていたそうで、まさに大汐線の名前の通り

​​ 井貨物駅(計画時 現東京貨物ターミナル駅)~ 留駅を結んでおり ​​

その当時の配線図(旅客線と駅を加筆)がこれ。  



今は資材置き場となっている場所に6本もの貨物線があったんですね。 

いや流石にウソだろー  





本当だったぁー(爆)

新幹線の向こう側に貨物列車、上は東京モノレール、橙色矢印の所には小便小僧像! 

まさに上の配線図の通りの光景が広がっています。 

つか小僧氏、こんな光景も見ていたんですねぇwww 


で、プツリと切れているカートレイン時代はどうなっていたのかググったら 

その頃のカートレイン浜松町駅を動画撮影されている方がいらっしゃって 



のりば側




竹芝通り側 


いつもホームからしか見たこと無かったし、実際に訪問したのはトワイライトエクスプレスの

展示会の時の一度きりで、全く記憶にナッシングでしたがこんなだったんですねぇ。

配線図と比べるとどうやら3番線~5番線を撤去して、さらに機回しできるよう

汐留側を繋いだようです。


上の配線図にまとめてみたところ 



恐らくこんな感じだったのではないかと。 


ついでにこんな画像も



連結されている車両の順番からして上り列車ですが、どうやら元6番線に

入線しているようです。上の動画キャプチャより下り列車は元2番線に入線しているので 

上下列車で使い分けていたみたい。そして元1番線で機関車の機回しをしていたのかなと。


そして現在この付近は一番上のグーグルさんの通り、すっかり線路が撤去されて再開発が

進んでいますが、この配線図の左端から先はまだ廃線跡として残っています。 



それがこちら(一部加筆) 

確かに浜松町駅を出てオーバークロスした東京モノレールは暫くの間、ちょっとJRの線路より

離れた所を走っていますが次第に近付いてきて、田町付近で海側に離れます。 

つまり近付いてくる所がちょうど上の配線図の単線になる所でしょうね。 

そういえば橙矢印の信号機、自分の記憶ではまだあったような? 

いやもしかしたらカートレイン運転で線路が整理された後、新たに建植されたものかも

しれませんが.. そしてその先で線路は品川へ向かう線路と東京貨物ターミナルへ向かう 

線路に分岐、その転轍機が311号です。そして東京貨物ターミナルへ向かう線路は

そのすぐ先で複線になるのですが、その転轍機が312号。


で、この付近の現在をグーグルさんで見ると 



311号は撤去されちゃっていますが、その先の線路はまだ残っていますね。

そして312号はまだ健在w 因みにカートレインはどっちに向かったのか? 

もし品川に向かったのなら、どこで新幹線とクロスして東海道本線に乗り入れたのか? 

調べたら「品川駅へ向かい、品川構内で新幹線とアンダークロスした」 と。  


 なるほど。


まぁそれは一旦さておき、大汐線はというと311号転轍機で左に進み 



橙矢印の示す線路が大汐線。芝浦駅界隈の白矢印はここでは無視してください(笑) 

今度ここに羽田空港直通列車が走るんですよね。


で、問題は新幹線です。カートレインにつけ空港直通列車につけ 

どっかしらでこの新幹線をクロスしないと東海道本線と繋がりません。 

先ずカートレイン、品川構内で新幹線を東海道線側にクロスしたそうですが 

その品川構内の配線図がこれ 



ガッデーム

線路が多過ぎで何が何やら(爆) つか、当時はこんなにぎっちりと線路が敷き詰められて

いたんですね。まぁ自分も今の高輪ゲートウエイ駅界隈の再開発前に現場調査で

入ったことがありましたが、この時はこの配線図よりかなり線路は減っていたものの正直、

常に配線図を見て自分の位置を確認していないと、今自分が何処に居るのかすぐに迷子に

なっちゃう位でした(失笑)  


とはいえこうなるとなおさら気になるもので、さらに調べるとカートレインに乗車した方の 

動画があって、その車窓がとても参考になりましたw 



因みに上下列車ともあったのですが、上り列車はちょうどこの横須賀線のトンネル付近からで

品川のホームは何番線を通過したのか不明。下り列車は11番線を通過したことが

聞こえてくるホームアナウンスで判明、それをもとに動画を観ながら、この配線図を

辿っていったところ 



上下列車とも桃色矢印の線路を進んだっぽい。ってブログサイズだとちんぷんかんぷんですね(苦笑) 

「※どちらかを通過」は、ポイントを通過する音を必死に聞いたり、図の文字をなんとか

解読しようとしたのですが結局わからず。まぁどちらの線路を通ったにせよ、ちょうど

このあたりで新幹線をアンダークロスしていることが判明しましたw 


因みに今回の工事ではどうするかというと、田町駅の東京側にある電留線あたりの線路を

なんやら上手いことやりくりして、そこにトンネルを掘って、新幹線を地下でアンダークロス

して大汐線に繋げるそうです。上野東京ラインの上野~東京間もかなりアクロバティックな 

配線ですが、これまたかなりアクロバティックなことをしますよねぇ(笑) 


とうわけでひととおり、浜松町からのカートレインと大汐線をまとめあげられましたw 

いや~ 我ながら超大作というか、読む方おいてけぼりにもほどがあるだろ! 

というハナシなんですけれど、個人的にはこれまでなんとなーく疑問だったことが 

ひととおり解決できてスッキリ。そして探偵ごっこみたいで面白かった(笑) 


なんてやっていたら本当に時間が無くなり



113系の工作は車体以外をケースに収納したのですがその時 




昨日危うく破壊しそうになった動力車、 

なんと内側に車体の分解方法が出ていたという(爆) 




とにかく車体はワリバシに両面テープで固定して、マルチプライマーを吹き付け。 

たぶんセオリーではイソプロピルアルコールかラッカー系うすめ液に漬けて 

元の塗装を剥離してから再塗装なのでしょうが、まぁなんとかなるでしょう




サンダーバードプラモは昨日までに耐水ペーパーで磨き落とした箇所、 

ここに緑2号を吹き付けるためのマスキングなのですが

タイヤを覆ったところでタイムオーバー、急いで準備しないと遅刻遅刻


というわけで誤字や変な文章が無いかの添削は明日やります。

なのでそういう箇所があっても
スルーの方向でwww  





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Last updated  2023.04.19 19:59:38
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