2024.07.19
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昨晩は休みということもあり、久々に模型テツらしいことをw  

なのでこの先、鉄道模型に興味の無い方からしたら何の嫌がらせだよ! って

ツッ込みたくなるくらい延々と長文のもはや “お経” です故(失笑)  



というわけで本題は以前、車体分解時に破壊してしまったクハ111の代替車体を

ジャンク箱から発掘した時、
超古い製品のKATO製サロ152の車体を一緒に発見したのが 

コトの始まりでしてこれ、そんな大昔にグリーンマックス製サロ111のキット製作にあたり

当時何をどう見て勘違いしたのか、台車はTR59形と思い込み、それはKATO製の  

153系からしか調達できないということで、わざわざ単品のサロ152を購入して  

そこから台車だけを流用したので、車体がそっくり余ってしまったもの。 

ただ、この前サロ111を製作するにあたり再度調べたらTR59形を履くのは153系の  

サロ153から改造されたサロ110で、サロ111はTR62形を履いていると判明、 

なのでそんなTR59台車はジャンク箱逝きとなったのですが今回、それらを組み合わせ 




そもそも昭和50年代の製品、何~十年ぶりに目出度く元のサロ152に戻りましたw

買って早々台車を抜かれてジャンク箱逝きとなったのが、令和の時代に突然元の姿に戻された 

サロ152、さぞやびっくりぎょうてんオーナーの愚策に呆れ果てていそうですが(失笑) 

ただ、当然というか153系に組み込むサロ152はそれはそれで別に持ってまして  

このままでは単なるダブりになってしまう。 

まぁサロ152を2両組み込んだ153系の編成もあるので、お手軽に車番だけ変更

も考えたのですが、そこでふと思い出したKATOの新製品告知ポスター




今度出る113系、基本11両編成はJR東日本車、付属4両編成はJR東海車で 

ここは現在整備している113系を、基本11両編成を国鉄東京南鉄道管理局国府津電車区仕様、 

付属4両編成を国鉄静岡鉄道管理局静岡電車区仕様にするという対抗策? を講じて目下整備中

ですが、KATOのこれを見ると他にグリーン車、それも元特急車であるサロ489を改造した

「改造サロ」が単品で出るとあるので、それでは当電車区でも対抗してサロ152を改造した 

改造サロである、サロ112を導入しようじゃないかとまたしょーもないことを思い付き 

早速そんなサロ112のプロトタイプ調査をスタートという有様でして(爆) 




で、模型の車番、サロ152-104から改造されたサロ112-104でググったところ 

なんとドンピシャの車両画像がヒット! 

模型と比べると、クーラーの形状が違うだけであとはそっくりそのまんまじゃありませんかw 

これなら以前、トミックスの超古い製品に付属していた横須賀色のサロ112、 

実車が存在しないナンチャッテ車両なので、サロ165-14へ改造したのと同じ工程の

クーラー載せ替えと車番変更でチャチャッと済ませられるわいと、




そんなサロ165へ改造した時のクーラーパーツも発掘。  

というかえげつない量のジャンクパーツにヲィヲィですが、まぁそこは置いといてwww 

なんかたまには “撮れ高” が欲しいと、ここはサロ112を作っちゃえ! と、華麗に脱線です(笑) 

で、早速屋根から元のクーラーを外す工作からスタートしたのですが 




これまたいきなり車体を分解できないという

いやまたここで無理にこじってクハ111と同様のオチでは目も当てられないので 

今回は慎重にKATO旧々製品の構造をググりまくったところ 




何と当時の製品は床下からではなく、妻面からこじって屋根から外す構造! 

そういえば他の車両でこんなことした記憶がウッスラあるわ


いやはや危うくまた1両、オシャカにするところでした(汗)




無事に分解完了w 

今の製品と違って車体パーツにも床があり、かわりに天井が無いのが特徴。 

ある意味サロ165に改造したトミックス製品と発売年代が近いからか構造も近いかも? 

あちらは車体パーツに室内座席表現も一体で成型されていましたが。 

で、クーラー撤去を始めたのですが 




なぬ!? 

トミックス製は屋根に取り付け穴だけだったのにKATO製は

なんと台座がある! つまり屋根上でクーラーの向きがあっちゃこっちゃに 

向かないように配慮した設計だと思うのですが、改造したい側からしたら 

この台座をリューターなんかで全て削り落とす重労働工作が必要(苦笑) 

しかも




よりにもよって屋根の裏側、その台座部分が凹んでゐやがる

つまり、台座を削り落とすと屋根に四角い大穴が開くから

その穴を屋根にプラバンで裏打ちして、パテを盛り付け埋め戻して整形という 

さらなるスーパーヘビー苦行がお待ちかね(爆) 


​  ぐんぬぬぬ...  ​


ここはクーラーは後年検査時に載せ替えたってナンチャッテ設定にしちゃうか? 

いや、ひょっとしたら製品のタイプのクーラーを載せたサロ112なんかも居るんじゃね? 

なんてググり出したのがさらなる惨劇へと




結論から言うと製品と同じクーラーを載せた車両、居ることは居ました。 

ただ、3と14のたった2両だけで画像の3はKATO製品と比べると窓まわりの

黄かん色の帯、113系に合わせて天地寸法が広くなってるので、屋根はそのまんま使えるけど

帯の塗り直しが必要という(汗) というか横須賀色ナンチャッテサロ112が入ったセットと

同時期に発売されていたトミックス製品の品番2335や92111に含まれている車両 




なんとこれがサロ112-14で、黄かん色帯幅も113系に合わせた天地寸法が広いタイプ。 

しかし今の製品と比べるとディテールも塗装もオモチャレベル。とはいえうちの113系の

ディテールや塗装なんかはどちらかというとこれに近い製品が大半なので、わざわざ 

サロ152から改造するくらいなら、むしろヤフオクで捨て値出品されているだろうこれを

調達しちゃうのが最もお手軽なのですが、そうなると身も蓋もないし台座削り落としの 

屋根裏打ちパテ盛り穴埋め整形に比べたら、側面帯を塗り足せばいいだけなのだから  

全然お手軽なんじゃないかと、誰か似たようなことしてないかなーとググったら 




全くおんなじ事をしている方が(笑) 

ただ、これ見ると14は妻面の回送運転台にも黄かん色帯がまわりこんでいるんですね。


上の3は逆向きの画像なので残念ながらまわりこんでいるのか否かが確認できないのですが、

104の画像を見ると黄かん色帯がまわりこんでいません。つまりトミックス製品のような車両も

あるということなので、3がどうなっているのかますます気になるのですがググってもヒットせず。 

でもそんななかで当時サロ112を撮りまくった方の特集ページを発見!  

そこを見ると3が所属していた大ミハ(大阪鉄道管理局宮原電車区)の他のサロ112は 

回送運転台に黄かん色がまわりこんでいました。どうも関西でサロ112に改造された車両は 

​まわりこんでいて、関東で改造された車両はまわりこんでいないっぽい? と調べたら 




例えば左が関西(大ミハ)の25、右が関東(南フナ:東京南鉄道管理局大船電車区)の23。

比較すると関西は隣の普通車と黄かん色帯幅の天地寸法が揃っていて妻面回送運転台側に 

帯が回り込んでいるのに対して、関東は普通車と黄かん色帯幅が違い、妻面回送運転台側に 

帯が回り込んでいません。ただ、これも一筋縄ではいかず  




大ミハ所属の13、隣の普通車と比較すると黄かん色の天地寸法がチグハグですが

それでも妻面回送運転台にきっちり帯を回り込ませています。 


 うーーーーんむ? 


で、さらにあれこれ調べたところ、サロ112への改造は吹田工場、浜松工場、大船工場の 

3箇所で行われたそうで、ページにUPされている限りですがそれぞれの車両を見比べると、

吹田と浜松で施工されたのは帯が回り込んでいて、大船で施工されたのは回り込んでいない

ということが判明。さらに大船施工車は黄かん色帯の天地寸法がみんな153系のままでした。 

でも上の13と25、帯幅違えどどちらも浜松施工という謎も残ったのですが

どちらも後年冷房改造されたので、その施工工場の違いという可能性はあるかも? 

とはいえまぁ大船施工車でなければ帯が回り込んでいると判断して間違いはなさそう、

ということにしておきましょう ゞ 

とりあえず 




クーラー換装はやめ。しれっと元に戻しての3か14にすることにしてww  





昨日トップコートを吹き付けた付属編成4両を組み戻したところで 

サンダーバード2号の改造はいよいよマスキング剥がし 




でも一気に剥がすと後々何処を修正するのか忘れてしまう危険があるので 

今回は機体裏面、その窓まわりを撤去して、窓への緑2号のはみだし箇所を  

修正したところまで。

と、なんか久々に模型について好き放題書きまくってスッキリしたところで出勤です(笑) 





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Last updated  2024.07.19 19:08:30
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