サザエの映画と漫画の日々

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2007年02月13日
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カテゴリ: 映画


なぜ神は人間に嫉妬という感情を植え付けたんだろう?もしも嫉妬という感情がなければこの世の大半の悲劇は免れていただろうに。 恋愛の嫉妬よりも才能の嫉妬の方がもしかしたらタチが悪いかもしれない。

 ストーリーは19世紀、ウィーン。自殺を図った老人が精神病院に運ばれ「モーツァルトを殺したのは私だ」とうわ言を言っていた。しばらくして落ち着いた老人は神父フォーグラー(リチャード・フランク)に自分はアントニオ・サリエリ(F・マーリー・エイブラハム)と名乗り、かつてはオーストリア皇帝ヨゼフ二世(ジェフリー・ジョーンズ)の寵愛を受けていた宮廷音楽家だったと告白を始めた。
 そして神童と名を馳せていたウォルフガング・アマデウス・モーツァルト(トム・ハリス)との出会いが自分の運命を大きく狂わせていったことを語りだした…。


 音楽だけではなく美術やスポーツ、勉強だってそう、何か得意なものがありその分野に才能がある人でその得意なことに自信とプライドを少なからず持っている人は自分よりも秀でた作品、能力、技術を見せ付けられた時、どす黒い嫉妬が確実に芽生えます。


凡人は天才を目の当たりにした時に自尊心はズタズタに切り裂かれ、やすっちいプライドは粉々に砕かれ、心の中には羨望と憧憬と一緒に狂おしいほどの嫉妬と憎しみが怒涛のように溢れてしまう。 この映画のサリエリがまさにそうでした。この映画で一番印象深いシーンでもあるのですがモーツァルトの妻コンスタンツェ(エリザベス・ベリッジ)が、夫を音楽教師にと楽譜を持ってきてサリエリに渡すのだが、もうこの時のサリエリの複雑で繊細な表情の演技が素晴らしかった。 心躍らせる美しく素晴らしい曲、曲、曲。訂正の跡もない甘美な曲。神に仕えていたはずのサリエリは神に選ばれたのは自分ではなく下品で下劣な男だったと知りもはや殺意にも似た感情を隠しきれない… もうこの演技が絶品!

モーツァルトを演じるトム・ハリスの馬鹿っぽさもよい。 特に笑い方がもう下品でキモくてナイス! 史実どおりにしょーもない男だったというモーツァルト像を熱演。馬鹿騒ぎにギャンブルに女癖悪し …なにせ「俺の尻をなめろ」だかって曲も作ったんだよね?(笑)こんな男が神から愛されてたんだもん、サリエリちゃんの殺したくなる気持ちも分かるわ
 今ではモーツァルトの奇行や奇人っぷりは有名だったけど当時はどうだったんだろう?モーツァルトの名前だけしか知らなかった人は映画の中のお馬鹿っぷりに絶句したんだろうか?

他の見どころは豪華絢爛な衣装や舞台。そしてなによりも圧倒的なオペラと心に縫い付けて離れないモーツァルトの音楽。だがなによりもやはりF・マーリー・エイブラハムの怪演なくしてこの作品は語れない。「アマデウス」とモーツァルトの名前を題名にしているが、この作品は紛れもなくサリエリあってのモーツァルト作品だと思う。


アカデミー作品賞ってので小難しいかなと最初は敬遠していて見たのは本当に数年前なんですけどね。本当になんで今まで見なかったんだろうと後悔した作品でした。

↓またこの映画と「交響曲第25番」が合っている

アマデウス





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最終更新日  2007年02月13日 23時48分42秒
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