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脳血管障害



現代多い疾患の一つの 脳梗塞 とは

ずばり脳へいく血管が詰まってしまう病気です。
血管が詰まる原因として血栓と言われる血管壁についた余計な物。(これが血管を細くしている原因)その血栓が何かの拍子に血管から剥がれ血液中を彷徨うのですが脳の血管はとてもせまく血栓が脳へたどり着くと全てを塞いでしまうのです。

血管が詰まると脳への栄養がストップしてしまう為にその血管の栄養供給する支配領域が栄養失調になってしまうために様々な症状がおきます。
何処の血管が詰まるかは神のみぞ知る。で言語が話せなくなったり、体が動かなくなったり、その他知られていないのは半側空間失調(片側の空間が認識できなくなる。)まっすぐ歩いているつもりでも曲がってしまいます。
感情失禁(感情の起伏が激しく怒りっぽくなったり、泣きやすくなったりなど)高次機能障害など様々です。

では何故血管が細くなるのか?

最近よく言われるドロドロ血液、サラサラ血液。
血液の成分中に含まれている内容に問題があり、甘いものが好きとか、脂っこいのが好き。
そうすると消化したり、必要な量は体に使われますがそれが摂り過ぎてあまってしまうと血液中に残ります。
とんかつソースのボトルのキャップ付近を思い出してください。
注ぎ残した物が溜まって固まりますよね。これがドロドロ血液で、血栓の元です。
そして注ぎ口が狭くなってしまい血流が悪くなります。これは黄色信号。

狭くなるくらいなら良いのです、少しは流れてますから。
そして何らかの原因で一時的に脳へ送り込めなくなる事を

「一過性脳虚血症」

と言われます。これが何回も続くと赤信号です。

入浴中「あれ随分遅いな~」
と思ったら要注意。
入浴中に汗をかき血液中の濃度があがるのでドロドロ血液になり易く梗塞を起こす原因となります。入浴前に水分補給をしておきましょう。

糖尿病、高コレステロール、中性脂肪が高いなどが脳梗塞予備軍となります。
これらは血液検査で簡単にわかります。食事療法や運動療法で改善できますので早めに改善しておきましょう。

脳卒中 とは・・・昔の言葉で「ちゅうき」
どういう意味かはわかりません???
脳出血を脳卒中と呼びます。

これは脳の血管が切れてしまう病気。
なんらかの原因により血管がきれ出血してしまう為その出血部位より先の支配領域に栄養が行かない為に麻痺してしまう。

脳は3種類の膜に覆われていてその膜の層の領域によりクモ膜下、硬膜下出血など名前が変わります。


症状は脳梗塞と似ていますが違うのは発症機序で高血圧や動脈硬化症などの基礎疾患が原因となります。
血圧とは心臓が1回に押し出す圧力が最高血圧。押し出した後心臓のポンプが戻された時にも血液は少し押し出されますがこれが最低血圧。
高血圧のように1回に押し出される量が多いとその分血管はいっぱい動かなければいけません。本来血管に柔軟性があれば問題ありませんが動脈硬化など硬くなってしまっていると威力に負け血管が切れてしまうのです。ちょうど古くなったホースみたいですね!
その他ストレスや怒りなどで急激に血圧が上がったりするといけません。
よく言いますね
「そんなに怒ると血管切れちゃうよ!」
って、あながち嘘でもないのです。


入浴後に倒れるのも昔(?)は多かったようです。
お風呂に入って温まるので血管が拡張して血流が良くなりますがその後冷え切っている脱衣所に出ると寒い為に急激に血管収縮します。この時の血管の収縮の大きさによって脳出血が起きますが現在は脱衣所にも暖房が付いてたりして以前より風呂場で倒れる率は減ったのでは・・・

脳血管障害は結果でありそれ以前に糖尿、高血圧、高脂血症など基礎疾患となる経過があります。その基礎疾患とどう付き合っていくか。
仲良く付き合っていけば問題もなく一生楽しく食事も出来生活できるでしょう。下手をすれば脳血管障害などになり最悪は死に至る場合もあります。

正しい食生活を送る事で病気を予防し老後になっても楽しい食事を摂ることが出来るのです。

食事の成果は2、30年後に出ると言われます。若いから大丈夫と言わず若い時から気をつけましょう。

ここで僕の持論を一つ

「人間が一生に食べれる食事の量は決まっている。」

ここでいう食事とはご馳走だったり甘いものだったり一般に好きなものの事です。
御金持ちは若い時から美味しい物を食べているので結果糖尿など病気になり高齢になり食事制限をしなくてはいけないことになる。
貧しい人は若い時は食べれないけど一生懸命働いて、成功して好きなものが食べれるようになる。普通の人は普通の食事で時々ご馳走。

こんな具合に人間が食べれるご馳走というのは案外一生でみてみると平均しているのではないでしょうか?

僕は歳をとってからも美味しい物が食べれるように今から気をつけたいと思います。



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