アートスタジオセイゴ

アートスタジオセイゴ

PR

×

Profile

ウルトラマン24

ウルトラマン24

Calendar

Archives

2026/05
2026/04
2026/03
2026/02
2026/01

Category

Comments

そらまめ48 @ Re:高橋幹さんの新作(07/28) 深夜にこんばんわ。角田奈穂です。 少し寝…

Keyword Search

▼キーワード検索

2024/04/06
XML
カテゴリ: 美術 絵画 教室


 清誓子さんの新作を見て、一体これはなんだ?というのが最初の印象でした。でもなんか面白いなと感じたのも事実です。
清誓子さんから作品の説明を受けて、なるほど、そうなんだと作品自体にとても興味を持ちました。

 キラキラ輝いているガラスのようなモノは車のドアミラーの破片らしいです。路上で車の事故があったのか、それとも何かの拍子にドアミラーが路上に落ち、その上を走ってきた車に押しつぶされ、ぺしゃんこにされたドアミラーなのでしょうか?そんなことを考えていくと、この作品には何か時間の歴史を感じてしまいます。

 清誓子さんはその路上に落ちて砕けたドアミラーを見て、美しいと感じ、これを作品にしてみようと考えたのでしょう。何でもない日常に、ふと気づくと驚かされ、美しいなと感じるもの、風景がたくさんあることに清誓子さんは気づいたのだと思います。私はこのような何でもない日常のなかで、ほんの少し違った非日常的なモノに対して美しいと感じることはとても素晴らしい感覚だと思います。美しいさを感じるモノは日常生活の中で至る所に転がっているということを、改めてこの作品から感じさせてくれます。

 美術のジャンルの中に「ファウンド・オブジェ」とか「レディメイド」という言葉があります。20世紀に発生したジャンルでまさしく清誓子さんの作品はこのジャンルに当てはまるでしょう。道ばたに転がっていた人工物を偶然に発見し、ものとしての価値はなくなっているけれども、美としての価値はしっかりと保持し、そのオブジェに少しだけ手を加え、美術作品として蘇らせたというのがこの作品だと思います。
 マルセル・デュシャンという美術作家は道に捨てられていた男性便器を拾い上げ、それを美術館の中にある台座の上に置き方だけ手を加えて展示しました。タイトルは「泉」でした。最初、鑑賞者は理解できない作品に驚きとショックを受けましたが、デュシャンの意図を少しずつ理解し始め、今では20世紀の美術として外すことのできない名作となっています。デュシャンの作品の多くも「ファウンド・オブジェ」、「レディメイド」の範疇になります。
 私は清誓子さんのこの作品も同様の価値のある作品であると感じています。

 頑張りました、清誓子さん!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2024/04/06 10:04:32 AM
コメント(0) | コメントを書く
[美術 絵画 教室] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: