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2007年02月20日
カテゴリ： カテゴリ未分類
NHKの「クローズアップ現代」で、ゲーム通貨について特集してまして、よくわかりませんが、ネット上でゲームをやって稼ぐそうです。
儲かる人は凄く儲かるらしく、毎月の収入は数十万にもなり、それだけで暮らす人が取材を受けていて「生活に困ることはありません」「お金がたまる一方」と答えてました。
まあ、ゲーム好きな方には、夢の暮らしですね。
ずっと、それでやっていけるという保障はありませんけど。
ていうか、一度、襟裳でこんぶ漁をやってきなさい。こんぶ漁。
何故、いきなりこんぶ漁と出てきたかというと、松尾スズキさんの「ぬる～い地獄の歩き方」（我々の日常に潜むぬるーい地獄について考えるべく、松尾さんが様々な業界の人との対談をまとめた本）に、こんぶ漁のアルバイトの悲惨さについて知ったばかりなもので・・・。
襟裳岬の日高昆布の泊まりこみの学生アルバイト、18年ほど前の話とはいえ、三食付きとはいえ、朝４時から夕方６時半まで働いて、45日間で14万円也。
その日々に起きる悲惨さは書ききれませんが、日本にもフェアトレードを訴えねばならないところはまだまだあるようです。
笑い事、他人事だけではなく、
「波が高くて船が出せない日とか、一等から六等まで仕分けするんです。乾いた昆布を。あと、カスっていうのがあるんですが、それが皆が食べてる、ふじっ●煮です」
「何を楽しみに45日間頑張りましたか」という質問に
「人間形成のため（笑）。それだけですね」
そう答えられる北原さんは偉いです。その過去だけで、今ゲーム通貨で暮らす人より数段上にいると思います。
襟裳には、本当に何もないそうです。
「襟裳の春は なにもない春です」は詩的表現ではなく事実。
そういえば、「深呼吸の必要」という、沖縄のさとうきび農家に刈り入れの時期に１ケ月泊り込みで働く若者たちを描いた映画がありまして、労働はキツイけど、都会では得がたい充足感、農家の人の素朴さ、仲間との連帯感などなど素晴らしいイメージでしたが、現実には悲惨な面もありそうね・・・、きっと。
ゲーム通貨で暮らす人も、他人からみたらはかりしれない苦悩などがあるのでしょうか。
よく知らない私から勝手に見通しを述べさせてもらうと、いつかいろいろな意味で、“からっぽ”になりそうな気がします。
それをどこでくい止められるかは個人の選択と生きる力にかかっていると思います。
儲かる人は凄く儲かるらしく、毎月の収入は数十万にもなり、それだけで暮らす人が取材を受けていて「生活に困ることはありません」「お金がたまる一方」と答えてました。
まあ、ゲーム好きな方には、夢の暮らしですね。
ずっと、それでやっていけるという保障はありませんけど。
ていうか、一度、襟裳でこんぶ漁をやってきなさい。こんぶ漁。
何故、いきなりこんぶ漁と出てきたかというと、松尾スズキさんの「ぬる～い地獄の歩き方」（我々の日常に潜むぬるーい地獄について考えるべく、松尾さんが様々な業界の人との対談をまとめた本）に、こんぶ漁のアルバイトの悲惨さについて知ったばかりなもので・・・。
襟裳岬の日高昆布の泊まりこみの学生アルバイト、18年ほど前の話とはいえ、三食付きとはいえ、朝４時から夕方６時半まで働いて、45日間で14万円也。
その日々に起きる悲惨さは書ききれませんが、日本にもフェアトレードを訴えねばならないところはまだまだあるようです。
笑い事、他人事だけではなく、
「波が高くて船が出せない日とか、一等から六等まで仕分けするんです。乾いた昆布を。あと、カスっていうのがあるんですが、それが皆が食べてる、ふじっ●煮です」
「何を楽しみに45日間頑張りましたか」という質問に
「人間形成のため（笑）。それだけですね」
そう答えられる北原さんは偉いです。その過去だけで、今ゲーム通貨で暮らす人より数段上にいると思います。
襟裳には、本当に何もないそうです。
「襟裳の春は なにもない春です」は詩的表現ではなく事実。
そういえば、「深呼吸の必要」という、沖縄のさとうきび農家に刈り入れの時期に１ケ月泊り込みで働く若者たちを描いた映画がありまして、労働はキツイけど、都会では得がたい充足感、農家の人の素朴さ、仲間との連帯感などなど素晴らしいイメージでしたが、現実には悲惨な面もありそうね・・・、きっと。
ゲーム通貨で暮らす人も、他人からみたらはかりしれない苦悩などがあるのでしょうか。
よく知らない私から勝手に見通しを述べさせてもらうと、いつかいろいろな意味で、“からっぽ”になりそうな気がします。
それをどこでくい止められるかは個人の選択と生きる力にかかっていると思います。
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Re:春は、なにもない春です(02/20)
宍助
さん
私は北海道出身なのですが、学校の先生が「海沿いの学校に赴任した時は、昆布漁の最盛期には漁師の子供は登校しなくなるのが当たり前になっていた。」って言っていました。私の小学校でも秋になると、農家の子供は休んでいましたね。
何だかそれが当たり前に思っていましたが、今日のashicaさんの日記を読んだら、あの子達の気持ちはどんなだったのかなーと考えました。
日本にもフェアトレード・・ほんとにそうですね。
ちと、話がずれているかもしれませんが、近所にとっても働き者のおじさんがいて、一日中マンションやゴミ捨て場のダンボールをリヤカー一杯に集めているのですが、一日２～３００円にしかならないそうです。てきぱきと黙々と働く姿を見ると、何だかなーと思わずにいられません。 (2007年02月20日 22時35分28秒)
何だかそれが当たり前に思っていましたが、今日のashicaさんの日記を読んだら、あの子達の気持ちはどんなだったのかなーと考えました。
日本にもフェアトレード・・ほんとにそうですね。
ちと、話がずれているかもしれませんが、近所にとっても働き者のおじさんがいて、一日中マンションやゴミ捨て場のダンボールをリヤカー一杯に集めているのですが、一日２～３００円にしかならないそうです。てきぱきと黙々と働く姿を見ると、何だかなーと思わずにいられません。 (2007年02月20日 22時35分28秒)
Re[1]:春は、なにもない春です(02/20)
ashica
さん
-----いろんな働き方・稼ぎ方がありますね～。
しかし、松尾さんの本では、昆布漁のアルバイトは不当に安いけど、その家の息子はいい車に乗っていたというオチが・・・。
「北朝鮮の縮図」と言われてましたが。その息子も苦労を重ねてきたかもしれない、いろいろわからない面があるものですね。
(2007年02月21日 17時36分17秒)
しかし、松尾さんの本では、昆布漁のアルバイトは不当に安いけど、その家の息子はいい車に乗っていたというオチが・・・。
「北朝鮮の縮図」と言われてましたが。その息子も苦労を重ねてきたかもしれない、いろいろわからない面があるものですね。
(2007年02月21日 17時36分17秒)
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