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当初はMちゃんの呼びかけで始まったこのグループも、今や、まさに「自主」グループへと発展。自分たちで運営委員やグループ名が決められ、この日も最初に、今日のスケジュールが話し合われました。本来、2週に1度のこの会。前週、すでにしている体重測定を、この週もすることになりました。みなさん、やはり自分の健康が気がかりなのでしょうね。160cm弱で40kg台だったある参加者は、この半年で50kg台にまで体重が増えたと、Mちゃんも喜んでいました。日本ではスリムがもてはやされますが、AIDSが発症する可能性のあるHIVポジティブの彼らにとって、体重の増加は喜ばしいことです。ちなみにこの日も、参加者の一人が亡くなったそうで、皆で冥福を祈り、それぞれお金を出し合い、親戚の人に託していました。次に、次週のイベントで発表する歌とダンスの練習。その後、Mちゃん直伝、バナナフリッターの調理。他の途上国同様、マラウイアンも油こってり、甘みたっぷりが好きですからね。バナナフリッターも好評でした。遠方の村から歩いてやってきている参加者のなかには、家に帰り着くのは夕方になってしまう人もおり、皆で持ち寄った主食のシマ(白とうもろこしの粉を練った物)や野菜を使って、昼食が作られていました。やっぱりまな板は使わないですね。ベテランのお母さん方は生徒とは違って手を切ることもなく、器用なものです特に栄養の足りていない子には、ヘルスセンターからピーナツバターが配られるそうです。 今、この瞬間を大切に今日もぽちっ↓とありがとうございます人気blogランキングへ
October 14, 2007
休み時間は、お手製の遊具でお遊び。今日の授業は、絵本とカラーボールを使って、色のお勉強。先生が頭に乗せているかごは、水くみ帰り・・・ではなく、男女対抗玉入れをしていました。負けてしまった女の子たち、悔しそうでした。なんだか印象的だった、この2人。幼稚園に入って、まだ日が浅いのかな?みんなの輪の中に入りきらず、いつも二人で手をつないで移動していました。 ほんま、どの子もかわいく、愛おしくて、マドンナは、どうやってその子を選んだのだろう?と思いました。 幼稚園の建物の隣は、テーラー教室。 板を黒板にしていたり、上糸が地べたに置いてあったり、あるものを使って生み出す作品、興味深かったです。ここで活動しているのは、私の同期隊員。同じ日にマラウイに来たのですが、彼女はすでにチチェワぺらぺらで、刺激を受けました日々、その瞬間を楽しむ。今日もぽちっ↓とありがとうございます人気blogランキングへ
October 9, 2007
首都リロングウェから、ミニバスで小1時間。HIV/AIDS ポジティブの人たちや、その孤児(マラウイでは片親の子も「孤児」とみなされます)のケアをしているNGO団体で活動中の、幼稚園教諭Hちゃんの活動を見学に行きました。昨年の今頃、この団体を通じてマドンナが養子を得ました。マラウイの法律では、養子手続きをする前に1ヶ月間の同居、お試し期間が必要だそうですが、彼女はそれをせずに子どもを連れて行ってしまったため、正式な手続きを経ていないと、マラウイ国内で批判が高まりました。マラウイで活動中の、あるアメリカ人ボランティアもマドンナが子どもを「盗んだ」と表現しますね。 Hちゃんが幼稚園に到着すると、子どもたちは一斉に走り寄り、競ってHちゃんの自転車を運んでいました。歌を歌いながら、列を作って順番を待ち、お手洗い。 順番を待つ、列を作れないマラウイアンが多いですからね。スーパーのレジや銀行のATM、研修の食事などで、横入りしてくるマラウイアンたちと、その都度闘っていますが、幼児期からこのような教育、とても大切だと思います。食事の前のお祈り めいめいが持ってきた、ビスケットなどの軽食が配られます。持って来られなかった子たちのために、Hちゃんや他の先生方が、持ってきた子から少しずつもらい、分け与えていました。分けてくれた子に対し、Hちゃんは「Zikomo(=ありがとう)」と、頭をなでていました。そうやって誉められたら、うれしいでしょうね。軽食を持って来られる日もあれば、来られない日もあり、限られた自分の分から人に分けることもあれば、人からもらうこともある。そんな「お互い様」の関係を学ぶのにいい機会であり、Hちゃんの「誉め」は、その関係性を励ましていると感じました。誉めて、のばす。今日もぽちっ↓とありがとうございます人気blogランキングへ
October 8, 2007
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