本の虫の読書ノート

本の虫の読書ノート

2023.04.19
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カテゴリ: シニアの暮らし

修一さんが亡くなってからの暮らしが綴られた「ふたりからひとり」。



ふたりから ひとり ときをためる暮らし それから [ つばた 英子 ]

初めて読んだ「 あしたも、こはるびより。
すっかりお二人のファンになりました。



愛知県のニュータウンで、夫婦ふたりが協力して作るキッチンガーデン。
換気扇のない台所で保存食を作り、玄関のないワンルームの丸太小屋で暮す、
83歳と86歳の菜園生活の暮らしを綴った「 あしたも、こはるびより。

ききがたり ときをためる暮らし 」から四年余りの日々を綴ったエッセイ、
「ふたりからひとり」久し振りに本箱から取り出して読み返しました。

英子さんの本を読むうち、私は庭で野菜を作るようになりました。
畑の土お越しや石灰を撒くのは夫、種を蒔くだけだから楽ですが。

でも、昨日庭の掃除をするだけで腰は痛いし、身体はフラフラするわで、
気持ちはあっても身体の老いをひしひしと感じてしまいました。

「英子さん、どうなさっているのかな~?」と思って本を手にしました。
お二人でしていたキッチンガーデンは、一人では無理かな~?と思い乍。

お二人が「しんどいけど、死ぬまでやらなきゃ~」と労わりながら、
暮らしの手仕事を続けていたのは、やはりそれが「愉しみ」だから。

私は、本を通してかなりお二人の影響を受けました。
著書を何度も読み、「暮らしを愉しむ」ことにわくわくしたものです。

老いを自覚しながら、疲れたら休んで無理をしないに体を労わりながら、
「暮らしを丁寧にして、愉しみたい」と考えるようになりました。



英子さん、お元気だったら95歳ですが。
























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Last updated  2023.04.19 06:14:16
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