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樋口恵子さんの「老~い、どん!」を図書館で借りて読みました。あなたにも「ヨタヘロ期」がやってくるという副題がついています。まだ、そんな「ヨタヘロ期」なんて、私には関係ないと思っていました。70-90代の年代に入っていますが…年齢の割に若いと自負していました。今のところ歯科で保険証を使っているだけで、内科的な病気はありません。それが、ちょっと気になることが書いてありました。女の人生は「調理定年」があるのではないか?ということ。樋口さんの同級生からの年賀状に、料理が面倒になったという一言から、<食事作りが億劫で、面倒になってくるのが80歳前後>、という指摘。そうなんです、毎日が日曜日の年金夫婦、3度の食事作りがだんだん億劫。夫に作らせよう~という提案もあるけれど…自分で作った方がまだいい。夫や誰かに料理を任せたら、認知症の心配が待っていると思います。共稼ぎの息子さん夫婦のために、食事作りを受け持っていた知人のお母様、実の娘さんが離婚して、同居する事になり、食事作りを任せました。面倒になったのか?その辺は解らないのですが~娘さんからの提案でした。食事作りを任せているうち、知人は「母親がボケてきた~」というように。料理は頭を使います、考えます、すごく脳に良いのでは?と思います。手抜きしてもいいから、面倒になっても料理は手離さない方がいい。この本は、いろいろダジャレも交えて深刻な話も楽しく読めました。これからの時代、どう変わるか?自然災害、政治不安、他国の戦争、考えたら頭が痛くなりそうですが、老いても笑う人生目指したいですね。誰ににも訪れる老い、なるべく小さな楽しみ見つけながら暮らしたい、あすこが痛い、ここが痛い、の愚痴は言わないで、笑っていたいですね。老~い、どん!あなたにも「ヨタヘロ期」がやってくる [ 樋口 恵子 ]誰かのため、とか喜んでくれるから、というモチベーションがあれば~、料理が億劫でも頑張れる面もあるよね~私は手抜きが得意! ^^) _旦~~簡単に出来るニシン漬け、北海道の郷土料理です。1,ジブロック・ビニール袋(大)に入れて、冷蔵庫に保存して10日ぐらいで食べます。材料:大根・キャベツ・人参・生姜・鷹の爪を切って袋に入れて、塩と200ccの水を入れてしばらく置いてから、冷蔵庫で保管します。函館マルユウ漁業部 楽天市場店2,1の前の日より、身欠きにしんは水と糠に浸けて、寒い場所に置いておきます。身欠きにしんはきれいに洗って、小さく切って、1の野菜と混ぜます。低めのお湯につけた麹(野菜の量によって違う)も混ぜて、塩気が足りなかったら足す。私は、昆布も入れています。
2024.11.21
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細井恵美子さんの「93歳でわかったこと」を読みました。老いを感じるこのごろ、参考にしたいと思い購入しました。読んでみて解ったのですが、細井さんは長く看護師さんとして働いていました。49歳のとき通信教育課程社会福祉学科に入学、卒業してからは老人施設を開設、定年退職してからは、別の老人施設の施設長などを経て、今は93歳の介護職員さん。今迄週3回働いていたのですが、大腿骨を骨折してからは週に1回だけ働いています。すごく立派な経歴の方なので、読むうちに凡人の私には参考にならないと思いました。◎「元気で長生きするための大切な6つの心がけ」を唱えています。1.きちんと睡眠をとる。2.食事に気をつける。3. 健康をチェックする。4. 整容に気をつける。5. 身体を動かす。6. 常に平静の心でいるようにする。これは当たり前ですが、なかなか出来ることではありません。ご自分にとても厳しい方と思いました。でも、1,2,4,5,は心がけたいですし、3はとても大事ですね。ただ、この本は別の角度から読むと、とても参考になりそうです。家族が認知症になったら、胃ろうを勧められたら、介護の心得、親を看取るということ、また家族の老いに直面した時など、介護の現場にいるからこそ言える言葉に素直に頷けることが多くありました。例えば…胃ろうを勧められたら、胃ろうとは食べられなくなったら、胃に穴を開けて器具を取り付け、そこから栄養を注入するのです。意識のないまま胃ろうで栄養を補給することは、本人にとって良いことなのか?と悩む家族の方も多いそうですが、少しでも長く生きていて欲しいと望む家族もいる。そんな時は、どんな選択がいいのか?86歳で亡くなった私の母も胃ろうを勧められましたが、体力がなくて出来ませんでした。その時は、鼻からの栄養で生きていましたが、それも苦しそうで可哀想でしたが、今でも体力がなかったから胃ろうにならなくて、良かったと思っています。老いは誰にもきますが、病気があっても元気で生きたいですね。年だからと甘えないで、自分らしく生きる。93歳の人生の先輩が厳しいけれど、温かい励ましを綴っています。フジテレビ、NHKで話題になっているそうです。93歳でわかったこと ひとり暮らしで元気に生き抜くための本 [ 細井恵美子 ]93歳、支えあって生きていく。 [ 細井恵美子 ] 楽天で購入
2024.09.06
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多良久美子さんの書いた「80歳。いよいよこれからの人生」を読みました。「やるべきことはもうやった。あとは一日一日を大いに楽しむのみ!」私ももう少しで80歳…、帯に書かれたこの言葉にとても惹かれました。息子さんは4歳で罹った麻疹が原因の最重度知的障害。その妹である娘さんは、癌で46歳の若さで亡くなっていました。沢山の苦労をしながら明るくて、読んでいて元気をもらいました。息子さんの病気を受け入れられず苦しむ時期もありました。でも、今は全てを受け入れて、心がとても自由だと思いました。涙を流しながら読みましたけれど、読後は勇気も貰いました。マイナスをマイナスと思わずに、プラスに変えた生き方は、老いても若くても参考になる本だと思います。食生活、暮らしのインテリア、趣味、どれを見ても素敵な方です。これから先を不安を探して暮らしていた私ですが~命ある限り、どうせ生きるなら愉しく生きなければ~心からそう思いました。80歳。いよいよこれから私の人生 [ 多良 久美子 ]
2024.02.07
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完全年金生活になってから11年、今は不安なく暮らしている。年金を受けるまで不安の塊みたいだったけれど、何とか暮せるもんです。もちろん、2千万円の預金なんてありませんよ、でも何とかなるのです。でも、もっとすごい方がいたので驚きました。月5万で暮しているという紫苑さん。紫苑さんというのは、「着物ブログ」を10年位書いていた方で、コロナ禍のとき69歳で「節約ブログ」を書き始めたそうです。多くのお金を着物につぎ込み、タワーマンション(公団)に住んでいた紫苑さん、お金の心配をしながらも、フリーランスの仕事で子供さん2人を育てました。でも、子供さんたちが独立し、タワーマンションの家賃が払えなくなって、古い公団に引越ししたことをきっかけになって、暮らしを振り返ります。そして、散歩の途中見つけた築40年の「売り家」の張り紙をみて、考えた末、家賃も管理費も修繕積立もいらないという理由で一軒家をかう決心をします。そして、年金振込通知表を手にして、その金額の低さに驚きばがらも、「月5万円」の暮らしを実選したのですからすごい、と思いました。食費は「1万円」、一人だからできる部分もありますが、栄養価を考え乍も、食に関しては我慢しないそうだけど、ちゃんと1万円で押さえています。年金生活に入って思うことは、お金がない方が工夫する、ということ。食生活をキチンとしていると、欲望はそれなりに膨れないということ。私自身の年金生活から得た確信ですが、皆さんそれぞれ考えが違うから、それが絶対とは思いませんけど、年を取ると欲望も減りますけどね。年金を貰うまで、1年間収入がなかったことも我が家にはあったので、この方のお金のない心配は痛いほどわかりますが、何とかなるものです。色々な工夫やアイデアで暮しやオシャレを愉しんでいる紫苑さんです。これからの年金生活が不安と思っている方~読むと少し安心すると思います。考え方ひとつで、幸せもにも不幸せにもなること、あるんですよ。(^-^)71歳、年金月5万円、あるもので工夫する楽しい節約生活 [ 紫苑 ]価格:1,540円(税込、送料無料) (2023/6/12時点)
2023.06.12
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「人生 フルーツ」の映画で知られた津端修一さんと津端英子さんご夫婦、修一さんが亡くなってからの暮らしが綴られた「ふたりからひとり」。ふたりから ひとり ときをためる暮らし それから [ つばた 英子 ]初めて読んだ「あしたも、こはるびより。」すっかりお二人のファンになりました。愛知県のニュータウンで、夫婦ふたりが協力して作るキッチンガーデン。換気扇のない台所で保存食を作り、玄関のないワンルームの丸太小屋で暮す、83歳と86歳の菜園生活の暮らしを綴った「あしたも、こはるびより。」「ききがたり ときをためる暮らし」から四年余りの日々を綴ったエッセイ、「ふたりからひとり」久し振りに本箱から取り出して読み返しました。英子さんの本を読むうち、私は庭で野菜を作るようになりました。畑の土お越しや石灰を撒くのは夫、種を蒔くだけだから楽ですが。でも、昨日庭の掃除をするだけで腰は痛いし、身体はフラフラするわで、気持ちはあっても身体の老いをひしひしと感じてしまいました。「英子さん、どうなさっているのかな~?」と思って本を手にしました。お二人でしていたキッチンガーデンは、一人では無理かな~?と思い乍。お二人が「しんどいけど、死ぬまでやらなきゃ~」と労わりながら、暮らしの手仕事を続けていたのは、やはりそれが「愉しみ」だから。私は、本を通してかなりお二人の影響を受けました。著書を何度も読み、「暮らしを愉しむ」ことにわくわくしたものです。老いを自覚しながら、疲れたら休んで無理をしないに体を労わりながら、「暮らしを丁寧にして、愉しみたい」と考えるようになりました。英子さん、お元気だったら95歳ですが。
2023.04.19
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