全3707件 (3707件中 3701-3707件目)
シンコー・ミュージックが出しているムック形式の季刊誌「THE DIG」最新号(No.35)に、面白いプログレ特集が載りました。ざっとこんな感じです。(↓)特集:6つのスタイルで楽しむキング・クリムゾン1ブリティッシュ・ロック2ヘヴィ・メタル 3即興音楽4ソフト・ロック5アート・ロック6プログレッシヴ・ロック特集:ピーター・ガブリエルヒストリー:ジェネシス時代/ヒストリー:ソロ~現在/最新ベスト・アルバム『Hit』レヴュー/DVD『グローイング・アップ・ライヴ』でライヴ擬似体験スティーヴ・ハケット最新作&再発作品レヴュー名盤探訪:第1回マイク・オールドフィールド『チューブラー・ベルズ』最新インタヴュー/『チューブラー・ベルズ』の世界どれも興味深い内容で、捨て記事なしです。他にも故人になってしまったロバート・パーマーや、老いてなお盛ん(?)なローリング・ストーンズ、ホリーズとか記事満載で1400円はお得でしょう。(笑)http://www.shinko-music.co.jp/mag/di/35.html クリムゾン(クリムズンと呼ぶべきなのか?)の記事では、やはりウェットンのいた72年から74年までの作品に対する評価が高いのがよくわかる。いまだにブートでよく売れるのはウェットン期なんだって。クリムゾンといえば、まず「宮殿」なんだろうけど、たしかにあのアルバムの衝撃度は大きいのですが、私的に言えば「ウェットン期 3部作+USA」にこそクリムゾンの旨味があると思う。記事で共感を特に覚えたのは、ソフトロックとしてもクリムゾンという部分。このバンド、歴代ヴォーカリストがバラードにも対応できるソフトロック系(グレッグ・レイク、ゴードン・ハスケル、ボズ・バレル、ジョン・ウェットン、エイドリアン・ブリュー)ばかり。緊張感あふれる演奏が特徴のこのバンドではあるが、彼らの歌心に何度癒されたことか。レイクの「エピタフ」、ハスケルの「ケイデンス・アンド・カスケイド」、バレルの「アイランド」、ウェットンの「スターレス」、ブリューの「ワン・タイム」、どれも名唱だと思います。涙もろい私(?)は、何度、泣かされたかなあ…。(笑)
2003.12.26
コメント(4)
Bill Bruford(ビル・ブルッフォード)が率いるEarthworks (アースワークス)の再来日の件ですが、ジョン・ウェットンの2003年作「Rock Of Faith」収録曲の「Nothing’s Gonna Stand In Our Way」で、すばらしいアルト・サックス・ソロを披露していたTim GarlandもEarthworksの一員として来日します。Tim Garland はチック・コリアバンドや、ロニー・スコットバンド、ラルフ・タウナー、ジョン・テイラーとも演奏したサックスプレイヤー(Earthworksでは曲も提供している)です。日程は以下の通りMembersBill Bruford drumsTim Garland saxophones, bass clarinetGwilym Simcock pianoMark Hodgson acoustic bass2004 年 4 月 23日(金)18:30 開場 19:30 開演 shibuya eggman 自由席 (限定 140席)前売り 7,500 円 当日 8,000 円(税込み) ドリンク別2004 年 4 月 24 日(土)14:30 開場 15:00 開演 Astro Hall 自由席前売り 7,500 円 当日 8,000 円(税込み) ドリンク別18:30 開場 19:00 開演 Astro Hall 立見前売り 7,000 円 当日 7,500 円(税込み) ドリンク別2004 年 4 月 25 日(日)14:30 開場 15:00 開演 Astro Hall 自由席前売り 7,500 円 当日 8,000 円(税込み) ドリンク別18:30 開場 19:00 開演 Astro Hall 立見前売り 7,000 円 当日 7,500 円(税込み) ドリンク別先行予約は12月26日より e-mail お申し込み及び電話受付ticket@spn1.speednet.ne.jp (Office Ohsawa) まで 氏名、住所、電話番号、希望公演日時(4/24,25は昼と夜あります)と枚数をご購入者ご本人様名義でお申し込みお願い致します。一般発売 全公演2004年1月19日より ぴあ 0570 02 9999 (オペレーター対応)Office Ohsawa 03 3728 5690 (10:00 - 18:00) http://www.bigstream.co.jp Disk Union 新宿プログレ館 03 3352 2141Music Term http://www.musicterm.jp World Disque 03 3954 5348ということはビル・ブルッフォードは、ミケル・ボルストラップとのライブを含めて7公演もやるわけですね。2004年 4月 21日(水)・22日(木) at shibuya eggmanhttp://www.bigstream.co.jp/b_bruford/index.htmlまいったな、こりゃ。(笑)
2003.12.25
コメント(0)
まったく、いったい誰がこんなデマを飛ばすのかね、と疑いたくなるような記事が載ってました。(↓)http://www.barks.co.jp/LJ/RReadANews?review_id=52332973 記事を読んでいただければ、まったくのデマであることが分かっていただけると思いますけど。一つ、彼の名誉のために言っておくけど、95年の阪神淡路大震災で壊滅的な打撃を受けた神戸市で無料コンサートをやったのが、フィル・コリンズでした。プログレのプの字も知らない老若男女を相手に熱唱して見せた彼の姿には尊敬を覚えたものです。ジェネシスなんて知らなくても、あのライブを観た人たちは勇気を得たことでしょうね。異色のサイトってことで「左利きの有名人」というサイトをリンクしました。もちろんジョン・ウェットンも左利きで、このサイトにも載っています。http://homepage1.nifty.com/hidex/left/left2.htmlただ、彼の場合ベースやギターを弾くときには右利き用を使います。これは、そうしたほうが弾きやすいからだそうで、たしかに左手でコードを押さえたりメロディ・ラインを弾くときには利き手のほうがいいのかもしれません。私もギターを生まれて初めて手にした時(中1)には、右手でコードを押さえていたように記憶しています。といっても右利き用ギターですから、弦が逆さまになってしまって正しい音が出ませんでしたけどね。かくいう私も幼少の頃は左利きで、左手で絵を描いたりしていました。が、それではいかんという親の判断で書道を習うようになって、右利きに矯正されたわけです。でも今でも携帯でメールを打つときなどは左です。(笑)もっとも書道で左利きが矯正されるかというと、どうもそうではないようです。うちの息子は筆は右で持つのですが、絵を描くのも字を書くのもいまだに左手です。なんだか人によっていろいろ違うようで、面白いですね。それだからこそ一人一人に個性があるわけなのですが。
2003.12.24
コメント(4)
聖夜を過ごすプログレファン(というかロック好きな人も含めて)にオススメなのがこのCDです。といっても、これを聞いてロマンティックな夜が過ごせるかどうかは、あくまでもリスナー個人の責任とさせてください…。^^;このCD、2年前にmagna cartaという、ハードプログレ系(?)レーベルから「the december people - Sounds Like Christmas」(Catalog # : MA-9025-2)というタイトルでリリースされました。国内盤は出ていません。収録曲は以下の通りです。1. ’Carol Of The Bells’ (as if performed by Yes)Lead vocals by Robert Berry2. ’We Three Kings’ (as if performed by Sting)Lead vocals by Steve Walsh3. ’I Heard The Bells On Christmas Day’ (as if performed by Queen)Lead vocals by Robert Berry4. ’Silent Night’ (as if performed by Pink Floyd)Lead vocals by John Wetton5. ’What Child Is This?’ (as if performed by Genesis)Lead vocals by Trent Gardner6. ’Little Drummer Boy’ (as if performed by ELP)Lead vocals by Robert Berry7. ’Twas The Night Before Christmas’ (as if performed by Led Zeppelin)Lead vocals by Mike Baker8. ’Up On The Housetop/Deck The Halls’ (as if performed by Kansas)Lead vocals by Jake Livgren9. ’Angels We Have Heard On High/Christmas Lullaby’ (as if performed by Peter Gabriel)Lead vocals by Steve Walsh10. ’The First Noel’ (as if performed by King Crimson)Lead vocals by John Wetton11. ’The Light’ - performed by KansasWritten and Produced by Steve Walsh, Mixed by Phil Ehart12. ’Happy X-Mas/War Is Over’ (as if performed by Beatles)Lead vocals by Trent Gardner, Lisa Bouchelle, Mike Baker, Robert Berry and Gary Wehrkamp13. ’A Christmas Poem #1’Robert Berryウェットン・ファンとしては、当然、(4)と(10)がお目当てで購入したわけです。が、ウェットン先生が熱唱していることを期待していたら、みごとにスカされました。両方ともメインで歌っているのはRobert Berryで、ウェットンはというと蚊の鳴くような声で後方で歌っているかも?ってな感じなんですよ。う~ん、これじゃ損したかなあと思いきや、意外と別の意味で楽しめたりします。(笑)で、面白いのが1曲1曲、イエス風だとか、ツェッペリン風、フロイド風、クリムゾン風とかっていうようにアレンジしてあるわけです。1曲目なんかヴォーカルがRobert BerryなのにJon AndersonとChris Squireがハモっているかのように聞こえてしまう。ギターの弾き方もSteve Howeっぽいし。3曲目はもろクィーンだし、ウェットンが登場しているはずの4曲目にいたっては、なんともいえぬ浮遊感が、もろフロイドの「狂気」です。5曲目なんかはピーガブ期Genesisだし、6曲目はELP(Emerson,Lake & Palmer)だよなあ、どう聞いても。ゼップ風の7曲目はイントロが「天国への階段」で中間部が「カシミール」、後半は「天国への階段」風のギターソロが全開です。8曲目なんかは70年代のカンサス風だし、9曲目は最初からPeter Gabrielですよね、ヴォーカルやリズムが。ウェットン2度目の登場の10曲目は、「クリムゾンキングの宮殿+21世紀のスキッゾイドマン」風なんですよ。12曲目は、この時期、スーパーなどでも頻繁にかかるJohn Lennonの名曲なんだけど、後期Beatlesのいろいろな曲を思い出させるアレンジになっていて音の玉手箱ってかんじかな。ともかく、パロディでここまでやれるRobert Berryの才能もすごいと思います。と、こんな説明では、なにがどうなっているのか、よくわからないでしょうから、関心を持たれた方は購入してみてください。http://www.magnacarta.net/albums_profile.asp?Album_ID=65ここで試聴もできます。(↓)http://www.magnacarta.net/audio/thedecemberpeople.htmlこの日記を書くために3回も繰り返して聞いてしまいました。(^^ゞ
2003.12.23
コメント(2)
Bill Brufordの日本語表記ですが、以前はよく「ビル・ブラフォード」とか「ビル・ブラッフォード」となっていましたが、最近は原音に近い「ブルフォード」もよく見られるようになってきました。98年春、彼がクリムゾンの一員として来日した時に、渋谷のHMVで行われたサイン会に参加した時のこと、あるファンが彼を「ブラフォード」と呼んだことに少々立腹して「ブルフォードと呼んでほしい」と力説していたのが懐かしく思い起されます。我々日本人にとってはどうでもいいことかもしれないけれど、自分の名前が全然違う発音で呼ばれたら腹立ちますよね。でもブラッフォードのほうがなじみやすいという意見もあるでしょうから、一概にどっちがどうだとかは言えませんが。で、ミスター・ブルフォード氏、来年4月、日本にやってきます。(以下、コピペ)●ビル・ブルッフォード&ミケル・ボルストラップ2004年 4月 21日(水)・22日(木) at shibuya eggman< チケットお取り扱いは12月20日から >**The Borstlap/Bruford Project Real & True Live Series**ビル・ブルッフォードが新たなプロジェクトを開始、日本公演決定。これまでドイツとオランダでしかお目にかかれなかった特別プロジェクトが東京のライブハウスで間近に見られる。http://www.bigstream.co.jp/ 以前、このようなプロジェクトとしては元イエスのPatric Morazとのコラボがありましたけど、今度はよりジャズ色が強まりそうです。興味津々です。
2003.12.13
コメント(2)
Arcangeloからリリースされたナショナル・ヘルスの紙ジャケ再発CD(2タイトル)を買ってきた。2003年最新デジタル・リマスター(SPALAX盤)なので、音はたいへん良い。http://www.diskunion.com/progre/review_detail.php?gid=11&sid=1&rid=119 ナショナル・ヘルスといえば、カンタベリー系・超A級ジャズロック・グループと言われてるだけあって、凄腕ミュージシャンの集合体である。中心人物のDave Stewart(key)はEGGというELP風のバンドを結成した後、HATFIELD & NORTHを経てこのバンドに参加。この後、Bill Bruford(ds)がUK脱退後に結成するBRUFORDに参加する。言ってみればEddie Jobsonの代役としてこの人を起用したものなので、その実力ぶりがうかがえると思う。もっともこの人は80年代以降に、女性voのBarbra Gaskinと組んでSTEWART & GASKINとしてポップ感覚あふれるヒットソングを出したことで有名かも。ギターのPhil MillerもMATCHING MOLEeやHATFIELD & NORTHを経て、このバンドに参加した。自らのバンドIN CAHOOTSを率いて今も現役である。ドラムのPip PyleもHATFIELD & NORTHを経て、このバンドに参加した。タイトで正確なリズムキープ、そして変拍子が得意。ナショナル・ヘルスはこれといったリーダーがいないバンドで、ミュージシャン同士が対等な立場でお互いを高めあったバンドだ。けっしてとっつきにくい音楽ではない。複雑なコード進行のわりにはメロディアスなメロディが全編にわたり堪能できる。お試しあれ!
2003.12.12
コメント(2)
Progressive Rockって何だろう?いろいろな議論がなされてきたテーマである。難解な歌詞、複雑なコード進行、変拍子、それでいて歌えるメロディラインなどなど、特徴をあげればいろいろあるだろう。ここで問題にするのはジョン・ウェットンがプログレというカテゴリーで分類されていていいのか?ということである。実際、彼がプログレをやっていたのは1972年から74年までに在籍したキング・クリムゾンまでだろうと個人的には思う。UKは様式美でクリムゾンのような毒がない。プログレらしい音ではあるけれどウェットン自身がプログレを意識していたかどうかは疑問だ。そしてクリムゾン時代にも、実は『歌メロしか書いていなかった』と彼は告白している。つまり、3分間のポップソングが彼のオリジナルスタイルなのである。その才能が開花したのがエイジア在籍時代(81年~91年)であった。来日公演を前にしての脱退劇(83年)や、3作目・アストラが売れなかったことによる休止期間(87年~88年)はあったものの、この人なくしてエイジアの黄金時代はありえなかった。いまだにジョン・ウェットンは曲を作りつづけている。94年のソロ作「Voice Mail」を手がかりに、過去の楽曲群をライブで再演しつづけている。「Voice Mail」に続く90年代のソロ3部作は、とてもプログレと呼べるものではなかった。自己の体験を切々と歌う演歌歌手そのものである。今年(2003年)1月にリリースされた「Rock Of Faith」はさらにパーソナルなアルバムであった。くわしくはレビューを見ていただきたい。http://plaza.rakuten.co.jp/astralphasia/003000 初心者にも、とっつきやすいアルバムなので多くの人に聞いてほしいと思う。
2003.12.09
コメント(2)
全3707件 (3707件中 3701-3707件目)