夕暮れ時の電車



キミの横顔 それを見ていられるボクのこの位置は特等席?

例えばキミが何かに夢中になってる時 少し斜め前でボクはキミの顔を見る
キミは夢中でボクに気付かないけどボクはそれでもいいと思った
でも・・少しだけ振り向いて?ほんの少し・・
チラリとこちらを見るだけ それだけでいいんだ

例えばキミが誰かと楽しそうに喋ってる時 少し後ろからボクはキミを見る
キミが楽しそうにしてるのはボクにとってもうれしい事だ
でも時々ボクはこのまま気付いてもらえないんじゃ・・そんな不安に駆られる時がある
少し・・ほんの少し後ろを見て?それでボクはほっとする
隣にいるその人よりボクのことを気にしてとは言わない・・言えない
だってキミはボクの物じゃないんだから・・

例えばキミが窓の外を静かに見つめている時 真横からボクはキミを見る
キミと同じ方を見る・・同じ気持ちになれたような気がする
でも声をかけづらいキミの顔に寂しさを感じる
この寂しさはキミのもの?それともボク自身??
胸の中のモヤモヤが次第に大きくなっていく

いつまでキミの横顔をボクは見ていられるのだろう
ボクのこの気持ち キミが知ったらボクはもうキミの後姿しか見られないような気がする

目を閉じてキミの肩に頭を乗せてゆっくり眠り
起きた時そっとキミの顔を見ていることはいつまで続けられるんだろう
今日の夕暮れ 電車の中のようなゆったりとしたあの時間は・・・



                                   伽月




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