2002年     11月前半

11月1日

「お昼寝。。。」

雲の布団でお昼寝してた
小鳥さんの子守歌を聴きながら
お日様さんの優しい温もり感じながら…

夢の中で 出会ったのは
透き通った羽根をつけた
お花の妖精
広いお花畑を案内してくれた
いろいろな花の中から
時折覗くハチさんとチョウチョさん
ここは…心地よい所
ずっとずっとこのままで…
覚めてほしくない夢の中…

人と車であふれた世界から
逃げ出したほんの一時の幸せ

雲の布団とお日様の温もり
また会えるといいな
お花畑の妖精さん…
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11月2日

「鼓動。。。」

背中に耳をつけて聞いてみた
あなたの心の音を…
腰に手を回し風と一緒に走ったあの日
聞こえてくる胸の鼓動…

同じリズムで“ドキッドキッ…”
風の音と心の音
聞こえてるかな 私の心も“ドキッドキッ…”
風と一緒に走ったあの日

風の音が波の音に変わり
砂浜を歩いたあの日
照れくさそうに手をさしのべ
波に向かって走ったあの日

夕日の沈む音を聞こうと耳を澄ます
2人の顔をオレンジ色に染めながら
ゆっくりゆっくり沈んでいく

風はそよそよ髪を揺らす

陽の落ちた暗い海を見つめ
誓いを交わす…
そっと抱きしめられた胸で聞いた心の鼓動

いつまでも…
このままでいたい…

心の鼓動が同じリズムで聞こえてる
1人じゃない幸せ感じてる
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11月3日

「目覚め。。。」

霧に包まれた窓の外
車のライトがぼんやり動いている
鳥の声はいつもと変わらず
風の香りも変わらない
うっすらと浮かぶ木の緑
とっても静かな霧の朝

アスファルトを打つ靴の音
夢の中にいるような幻想の世界
空気を動かす かすかな風も
瞳を閉じなくても見えている

だんだん近づいてくる靴の音
シルクハットをかぶり
杖をもった紳士の影
白い霧の中に浮かんでくる

あなたは誰?
何を探しに来たの?

心の中で問いかける
窓の下に佇んでいるその人は
たくさんのバラの花を胸に抱き
私にそっと微笑みかける

「雲の使いです
あなたを迎えに来ました」

眠い目をこすりながらじっと見つめる
そこにいるのは…

忘れかけてたあの日の約束…
あなたは私を迎えに来てくれました
バラの甘い香りに包まれて
白い霧に包まれて
覚めることのない夢の中へ導かれる…
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11月4日

「恋しい。。。」

春の風のように温かく
夏の陽射しのように厳しく
いつも見つめていてくれる
そんな あなたが大好きで
そんな あなたに恋をした

秋の空のように澄み切って
冬の日の午後のように心地よい温もり
いつも見つめていてくれる
そんな あなたが大好きで
そんな あなたに恋をした

遠く離れているけれど
哀しいときも辛いときも
いつでも あなは傍にいる
楽しいときは一緒に笑い
嬉しいときも手を取り合って喜び
いつでも あなたは傍にいる

私の知らないあなたもいる

…だけど…

私は…あなたに恋をした
今は 声が聞きたい
沈んでいる心が癒されるから
自分勝手な私の心の願い

…ただ…

あなたの声が聞きたい
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11月5日

「道。。。」

あなたは優しい人…
でもね…淋しくなる
嫉妬(やきもち)やきたくなる
2人でいるときは私を見ていてほしいから
何もできない…
何も知らない…
子供のような私だから
手を繋いで歩いてほしい

あなたは優しい人…
でもね…哀しくなる
1人でいる時思い出す
温かい手とタバコの香り
1人でいられない
1人で歩けない
淋しがりの私だから
手を繋いで歩いてほしい

ゴールは まだ先…
スタートラインを1歩出ただけ
2人で歩いて行きたい
これからの道…
手を繋いで いつまでも…
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11月6日

「風と心。。。」

風が怒ってる
大きな音をたてて
誰に?何故?
そんなに怒っているのか

木を揺らし
葉を落とし
自らを主張するかのように

風が暴れてる
何のために?
何を知らせたいの?

窓を叩き
土を舞あげる
力いっぱいぶつかってくる

素直に自分の思いをぶつけている
そんなふうに見える
素直になれない自分の心…
風になりたい…

風になれても
自然に逆らい
自分勝手になってしまうかも…
そんな自分は風にもなれない

怒りにまかせて
思いのままに振る舞って
人を傷つけ…後悔する…

何故?風は怒っているのだろう
大きな音を立て
自らを主張するかのように暴れている
今日は風と話しができない
怒りを静める術(すべ)もない

穏やかに
優しく自分の心を落ち着けて
話せればいいのに…
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11月7日

「不安。。。」

不安ばかりが心を占領していく
こんな時…
ポンっと肩を叩いてくれる
そんな人がいればなぁ…

甘えてる…自分
自分だけが…自分だけが…

何が?何に?どうして?
不安になるのかわからない…
頭で考えれば考えるほどに
不安が 恐怖に変わり
涙が零れ頬を濡らす

こんな時…
抱きしめてくれる人がいればなぁ…
甘え 勝手…

不安が心を占領してる…
目に見えない何かが襲ってくる…

心が壊れ始めてる…
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11月8日

「恋。。。」

紅く染まった葉っぱのように
恋して 恋して 恋したい
白い雲のような心で
恋して 恋して 恋いしたい

風と葉の音聞きながら
あなたの事を考えると
笑顔の私がそこにいる
いつも笑顔でいたいから
いつも あなたを思います

淋しい季節なんだけど
哀しい季節にならないように
心はいつでも春のよう

紅く染まった葉っぱのように
恋して 恋して 恋いしたい
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11月9日

「星。。。」

夜空を見上げ
星の瞬き数えてる
キラッと1つ夢を見る
キラキラッと2つ希望を探す
キラキラキラッと3愛を追いかける

澄み切った夜空に落ちているたくさんの輝き
ジッと見つめていると…
とっても小さな自分がいる
とっても哀しい自分がいる
とっても淋しい自分がいる

大きな月に見守られ
小さな星が輝いている
たくさんの友に見守られ
小さな自分が輝きはじめる…

夜空の星のように輝いていたい
小さな自分より大きな自分
哀しい自分より明るい自分
淋しい自分より楽しい自分

窓の外に広がる暗闇は
輝く場所に出るためのトンネル
夜空の星は
出口までの道標

星の瞬き見つめながら
輝いている自分を見つけ出す
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11月10日

「ありがとう。。。」

思いのまま…
風のように…
優しい言葉をありがとう
見つめてくれてありがとう

壊れそうな心…
陽の光のように…
温かい思いありがとう
声をかけてくれてありがとう

明日はきっと元気になれる
明日はきっと楽しくなれる
今日より明日…
今日と違う自分に向かって

温かい思いありがとう
優しい言葉ありがとう
見つめてくれてありがとう
太陽の光をありがとう

今の素直な気持ちです
たくさんの人に…ありがとう
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11月11日

「花占い。。。」

好き…嫌い…好き…
床に落ちた花びら
気高い薔薇の花
可憐なコスモスの花

好き…嫌い…好き…
花びらいっぱいの菊の花
とっても大きな向日葵の花

好き…嫌い…好き…
花びらを1枚1枚あなたを思い散らします
占いしながら思います

最後の1枚散らしたら…
あなたの気持ち見えますか
私の思い伝わりますか

最後の1枚散らすまでに
見えないあなたの思いが知りたい
聞こえないあなたの声が聞きたい

最後の1枚散らす時
嫌いになったらどうしよう…

…たった1枚残った花びら…

私は…あなたを思います
花占いにたくした思い気づいてほしい
あなたへのラブ・メッセージ…
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11月12日

「運動会。。。」

枯れ葉が舞い散る寒い日
道で楽しく運動会
楓、銀杏、紅葉
誰が一番かけっこ速い

カラカラ音を立てながら
風に煽られ駆け回る
紅や黄色で彩られた秋の道

歩いている人の間を抜けて
障害物競走
高い垣根を越えて
ハードル競技
仲良く2枚くっついて
二人三脚

枯れ葉はたくさんの競技をしてる
乾いた道でいつまでも
誰が一番になるのかな
ゴールは何処にあるのかな

今だけの
枯れ葉の舞い散る寒い日の出来事
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11月13日

「雲の上。。。」

雲の上から眺める街の中
たくさんの人が忙しそうに動いてる
車もいっぱい走ってる

公園で遊ぶ子供達
ぶらんこの取り合いしてるみたい
“仲良くしなよ”と叫んでも
聞こえないだろうな…ここは雲の上

交差点で喧嘩かな
人がたくさん集まってきた
遠くの方にきこえるパトカーのサイレン…
ちょっぴり哀しくなりました

川の流れる方へ
ゆっくり風に乗って進みます
大きな水溜まりがありました
これは…海って言うんです
魚がお日様に向かって飛んでいます
大きな船があります
何処まで行くのかな

私は雲の上から見ています
これから何処へ流れて行くのか…
風に乗って流れます

青い空に浮かぶ白い雲見つけたら
手を振ってくださいね
私…いつも見ていますから
貴方の事も街の様子も…

これから雲の布団で眠ります
今日の出来事思いながら
夢の中へ…
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11月14日

「10代の時に書いた「詩」」

赤い風船ののってきた恋
水色の風船にのってきた幸せ
緑の風船にのってきた楽しい毎日

3つの風船で結びついた2人

…今…

私の恋が始まった…
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11月15日

「10代の時の「詩」2」

白いウェディングドレス
私の好きなコスモスの花のベール
紅い顔して腕組んで歩いてみたい
真っ赤な絨毯の上を

教会のベルが2人のために鳴り響く
車の後ろに空き缶つけて
窓には2人の相合い傘とハートの絵
楽しい絵がいっぱい描かれ
小さなMyhomeへまっしぐら

夢見るような気分で話しをはずませた
夕暮れ迫る喫茶店




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