鎌倉日記(極上生活のすすめ)

首都の中心には


首都は、その国の国民の求めているものの具体的表現。
そんな、内容だった。
つまり、イギリスのロンドンの中心は、ビックベンと大英博物館。民主制の議会と世界から集めてきた海賊の収集、が現わされている、ということであり。
フランスのパリは、ルーブル美術館とオペラ座を中心にした街。つまり、なによりも芸術を中心に考えている、ということらしい。
外国の町を、はじめて訪れるとき、いつも、頭にある言葉だった。

その哲学者が言うには、日本の中心は皇居であり、中心が空洞であり、神秘である。というような主張だった。
日本人の不可解さ、と天皇制。
外国人から、見ると、日本はそう映るのかもしれない。
皇室にまつわることで、天皇が宮内庁に沈黙を守ってかまわないという報道がされた。
外国から見ると、ますます、解からないということなのだろう。


© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: