内視鏡検査



検査自体は15分ほどで終わるものだけど、全身麻酔なので、前後合わせて1時間~1時間半を目安に。
もしも、外科的処置が必要な物が見つかれば時間もオーバーするし、入院期間も延びることも。
全身麻酔の危険性についての説明があり、これは大人でもありうることで、私自身、経験があったので納得できました。
乳児なので、万全を考慮して翌日の朝までICUで管理。何も無ければお昼頃までに小児病棟に戻れる。  等々

25日入院。出産した病院なので違和感は無かったけど、小児病棟に入るのは初めてで、ちょっとドキドキ。完全看護なので、一緒に泊まることは出来ず、出来たとしても家にはもうひとり待っているし、でよかったのかな…
さすがに帰るときは後ろ髪を引かれる思いでした。
26日検査当日。お昼過ぎからの検査だったので、朝ミルクを飲んで、その後は絶食。(絶飲か…)11時頃病室に行くと、ご機嫌よくしていた。
オペ室が空き次第GO.(ただの検査とは言え、全身麻酔の場合、必ずオペ室を使うのが決まりだと、今回知りました)
1時過ぎ連絡が入り、オペ室前まで一緒に行く。(ここは、病棟のベッドごとオペ室まで運んでく)私達の前を行くベッドの中には、5ヶ月のAYAよりもっと小さい赤ちゃんが寝てた。「がんばれ」と祈らずにはいられない。
AYAがオペ室に入っていくのを見て、この時ほど“代われるものなら代わってあげたい”と思ったことはありませんでした。
オペ室からICUまでは、中でつながっているため、ICUの待合室で待つ。「ICUの使い方を教えるので少し待ってて下さいすぐに呼びますから」と言われ、時計とのにらめっこ。なかなか呼びに来てくれない。きっと忙しいんだな…と自分に言い聞かせながらも、まさか忘れられたわけじゃ…?なんて不安も…
そう思った時呼ばれ、一言。「検査、もう終わって帰って来てるの。後処理してたので遅くなってしまって…すみませんね」って。はや~!!
オペ室に入って、呼ばれるまで、40分くらいだった。
使い方の説明を受けながら中へ…大きいベッド(大人用だから当たり前)に、小さい影が…酸素を送るためのプラスティックの箱のような物が上半身を覆ってたけど、先生いわく「無くても大丈夫だけど、念のため」
検査結果は、異常なし。(ホッ)実際は、口頭軟化症では無く、声門下狭窄
だそうで、声門の下の方がかなり細くはなっているものの、異常は無いので成長と共に自然治癒するとのこと。これで一安心。
ベッドの上のAYAは、バタバタ動かないように固定され、翌朝まで絶飲のためおしゃぶりをくわえ、取れないようにテープで貼られてました。パパにもすぐに報告の電話を入れ、休憩時間に様子を見に来るつもりでいたけど、問題なかったし、ただ寝顔を見てるだけで、他にやることも無かったので、来ても疲れるだけなので、止めてもらいました。
27日。お昼過ぎに病棟に行くと、担当の看護士さんが「朝、むこう(ICU)にいる間、お腹がすいて大騒ぎだったのよ」とニコニコ顔で教えてくれました。
すぐ担当の先生が来てくれ“ICUでは、看護士さん達のアイドルだった”と教えてくれました。「今日一日様子を見て、問題なければ、予定通り明日退院です」「後は、外来で経過観察していけば大丈夫でしょう」とのこと。
この入院中に一番心配だったのはオッパイ。母乳onlyだったので、ミルクを飲んでくれるか心配でしたが、検査前は、あまり飲まなかったようですが、
さすがに検査後は、空腹だったようで、一気飲みだったそうです(笑)
28日。予定通り退院。10時頃病棟へ…手続きやら何やらで病院を後にしたのはお昼過ぎてました。またいつもの生活に戻れて本当に良かったです。あれからもう1年になろうとしています。離乳食もどんどん進み、吐くことも無くなったら、体重が見る見る増えていき、やっと見分けのつかない本来の“双子”の姿になりました。差の大きかった時には一目瞭然、誰も間違えることなど無かったのに、今では、身内の私達でも間違えることが多くなりました。ゼコゼコもあまり気にならなくなり、一ヶ月ごとだった経過観察も、今では二ヵ月おきになり、行くたびに「だいぶ良くなってきてますね~」と太鼓判を押されて帰ってきてます。検査する前までは、健診に行くのが憂鬱だったけど、今では行くのがとても楽しみになってます。どんどん元気になって先生を驚かせたい!!頑張ります!!(H15.11記入)




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