妄想 永遠 Event
Y: 僕はどうしても 今回はかっこよく決めたいんですが。。
〈笑いをこらえ 真顔でうなずくスタッフ〉
Y:みんなに逢うのは１年ぶりだし どんなに
かっこよくなっているか みんな期待してるだろうし。。
それに 今回いっぱい 取材がくるんですよね。
S:はい、雑誌だけでも 相当な数です。
ちょっと 怖いくらいの数ですよ。。どうします？
Y;「そうなんですか～～～？緊張する。。。」
（本気で心配になって おなかが痛くなる。）
「ぼくちょっと 休憩してきます。」
廊下にでて タバコを１本取り出す・・・
みんな ぼくがねずみ男とか パーカーばっかり
来てるとか いってるからな、みんなを驚かせないと・・、
栗田さんにお願いして うんとかっこよく見える衣装に
してもらわないと。。髪型もばっちりきめないとな。。。
まったく なんでこんなに 伸びるの遅いのかな。。
そういいながら 前髪に手をやる。。う～～～ん。
（スタッフ：ヨンハが居ない間に、）
ヨンハさん、相当気合入ってるけど
その分、かなり緊張していて だいじょうぶですかね。
最近僕たちも 普段着のヨンハさんばっかり 見てるから
正直ちょっと 心配です。Eventもひさしぶりだしね。
僕たちの前だと フツーだもんね・・うん、うん。。
一同深くうなずく、
栗田さん、新宮さん、たのむよ！！
Lotteのときのシャツがなんだか
たこの吸盤みたいな模様で 似合わないって
不評だったし 髪型もいまいちだったしね。。
ヨンハ 戻ってくる。。
Y:お待たせしました。じゃあ 衣装のことだけど
僕は 白をメインにして
インナーは腕が目立つようにしたいんだけど、
どうですか？？
一同 「賛成！！やっぱり 大事なときは白ですよ！！」
そして・・イベント 当日・・・・
栗田は キムタクが映画公開を控えていたし、
そちらも目の回る様ないそがしさで事前に
衣装を届けることが出来なかった。
でも 今回は 絶対の自信があった。
「きっと ヨンハさんに似合うはずだ。。
ファンの方も喜んでくれるだろう・・・」
Y:「うわ～～このジャケット いいですね。
インナーは こっちのキラキラが
いっぱいのほうがいいな。」
何枚か用意した中でヨンハが選んだのは
ライトストーンがたくさんついたシャツだった。
「これだと 腕が目立たないです・・・」
K:「じゃあ 肩のところで切りましょう・・どうですか？」
Y:「うん、いいです。ベルトもキラキラで
さすが！栗田さん。でも ジャケットの腕がきつい。。
K:「本当だ！どうしよう。。もう今からじゃ替わりは
間に合わないし 丈はちょうどなのに・・・
ヨンハさん 腕ばっかり 鍛えすぎですよ！！」
Y:「え～～ちゃんと 大胸筋もばっちりですよ～～～
ほら！」うれしそうに
「さわってみます？？」と手をひっぱる。
K:「見ればわかります！！」・・・まったく、この人は！！
こんなに付き合いが長くなっても この笑顔には弱い・・
周りで見守っていた誰もが思った・・・
さすがだ！衣装と髪型でここまで変わる人もめずらしい。
ちょっと 近寄りがたいオーラまで感じる・・・
Y:「だいじょうぶです。これでいいです。
ほら！！着れたんだから ぬげるよ。。」
まさか ３曲歌ったあと 大汗かいて
ジャケットが 貼り付いて 脱ぐのがあんなに
たいへんな事になろうとは 誰も思わなかった・・・
舞台の袖で 見ていた栗田はひやひやしてしまった。
「あ～～脱げてよかった。今度はもっと腕周り考えて
探さないとな。。。」
どうも いつも完璧には いかないな・・
まぁ ベルトは忘れなかったから よかったけど・・
「永遠」を歌い始めたヨンハをみて
スタッフみんなは 胸が締め付けられる思いがした
「こんなにはやくヨンハさんが歌えて よかった・・・」
今日のヨンハはほんとうに うれしそうだった・・・
・・・End 勝手な妄想です。。お許しください。
© Rakuten Group, Inc.
