第29回千歳JAL国際ﾏﾗｿﾝ
第２９回千歳ＪＡＬ国際マラソン２００９年６月７日（日）
『サロマ練習として』
今大会は完全にサロマ練習と見なしての参加です。当日は６時３０分前には家を出るはずが車の鍵を忘れるなどのアクシデントがあり、かなり慌しい出発となってしまいました。走友会のメンバー一人を乗せて差し上げ、会場に到着したのは８時。降り続く雨のため参加者のほとんどが屋内に荷を解くのは当然のこと。然るに千歳市スポーツセンター内はこんな調子でした。
人いきれとエアーサロンパス等の匂いで館内はむせ返るほど。それでも首尾良く走友会のメンバーが先乗りして人数分のスペースを確保してくれていたのでとても助かりました。車の中でチョコパンを頬張り、到着してからはおにぎりやバナナでエネルギー補給。途中のエイドが充実しているこの大会とはいえ、ガス欠の恐怖が常に付きまとう私には不可欠の行為なのです。トイレに行こうにもごった返している館内なのでそれが叶わず、スタート地点近くのトイレで用を足すことに決めました。
１０時１０分にスタートすると、走路はグチャグチャ。その前に走り去ったハーフ・３ｋｍ・３ｋｍファミリー参加者もさぞ酷い目に遭っていることでしょう。タイムを狙う気がサラサラない私なので、とにかく（１ｋｍ：５分３０秒）を遵守して走ります。これはサロマで想定しているラップどおり。５ｋｍ通過タイムは２８分３３秒。ロスタイム１９秒を含んでいるのでその後のローペースも考えると上出来でしょう。
新しいコースに分け入って見たことのない景色が広がってすぐに１０ｋｍ地点。そこを５４分５１秒で通過。順調ですね。
２０ｋｍを１時間４８分２２秒で過ぎ、続いて２１ｋｍを通過。ハーフの表示があるのかと思っていましたが見当たらず、目見当で１時間５５分前後と判断します。単純に倍で走り切ったとして３時間５０分。考えていたとおりのゴールタイムを実現できそうです。
３００ｍ程、前を行く走者とすれ違うコースがあり、今度はこちらが折り返すといよいよ下りです。ずっと並走してきた走友会メンバーと一緒に少々ペースアップ。２５ｋｍから１ｋｍは５分ジャスト程度まで上がっていました。自重自重。
３０ｋｍを２時間４１分０１秒で通過してしばらく行くとコースは左折。その先が数百メートル続く緩やかな上りのある３３ｋｍ地点。下りで足を使い切ってしまったランナーは総じてここで力尽きるのですが、私には無関係。この程度のところで失速してしまったのではサロマ参加者としては恥ずべきことなので。コース上２ヶ所ある公道を横切るところの１ヶ所目ではどうにかストップを命じられずに済みました。
急坂を下りきる直前が３５ｋｍ。ここから先は千歳川のせせらぎと共に走るのです。シャワーはパスしてバナナを半分いただいたところで、走友会のメンバーがペースアップ。２週間前の洞爺湖マラソンを３時間１６分台で走っているこの人の背中がどんどん遠ざかりますが、これは元来の走力差によるものなので仕方がありません。
ボーイスカウトの姿が見えず少々淋しい思いをしながら２ヶ所目の公道を横切る地点へ。ここでどの程度でしょう、１０ｍぐらいでしょうか。前のランナーと距離が開いてしまったのを係員は見逃さず、私のところでストップをかけて車数台をやり過ごしました。時間にするとジャスト１０秒だったのですが、これで私の闘志に火が点いてしまいました。ダッシュで公道を横切るとその先の４０ｋｍ地点を風のように通過。３時間３２分１０秒。
その先は喘ぎながら無心の疾走です。それでいながらオールスポーツのカメラマンにはしっかりとポーズを作り、応援に来てくれたｇｅｎさん、トン子さん、ｙａｇｉさん、ちかたん、おまちゃさんに手を振っているのですから果たして本当に無心だったのでしょうか(笑)
右折と左折を１度ずつ繰り返すとその先にはようやくゴールゲートが。ビルドアップでゴールする最高の展開で今大会を終えました。
～５ｋｍ：２８分３３秒。（ロスタイム１９秒含む)
５ｋｍ～１０ｋｍ：５４分５１秒。（２６分１８秒）
１０ｋｍ～１５ｋｍ：１時間２１分０１秒。（２６分１０秒）
１５ｋｍ～２０ｋｍ：１時間４８分２２秒。（２７分２１秒）
２０ｋｍ～２５ｋｍ：２時間１５分１２秒。（２６分５０秒）
２５ｋｍ～３０ｋｍ：２時間４１分０１秒。（２５分４９秒）
３０ｋｍ～３５ｋｍ：３時間０７分０４秒。（２６分０３秒）
３５ｋｍ～４０ｋｍ：３時間３２分１０秒。（２５分０６秒）
４０ｋｍ～フィニッシュ：３時間４１分３７秒。（９分２７秒）
～ハーフ：１時間５５分程度。
ハーフ～フィニッシュ：１時間４６分程度。
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