Running&Climbing

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第34回札幌マラソン

第34回札幌マラソン


2009年10月4日(日)



『皆勤大会』


私がマラソンを始めたのは2002年の3月。その年に参加した大会は『春さわやかマラソン(当時)』 『アコムさっぽろ祭りマラソン(吸収)』 『千歳日航国際マラソン(当時)』 『さっぽろさよならマラソン』  そしてこれ 『札幌マラソン』です。

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上記大会のうち、『春~』 『アコム~』 『さよなら~』はその後2006年まで参加をし続けましたが、その年を最後に不参加。『千歳~』には虫食い算のように参加していますが連続ではありません。そんな中、唯一継続参加しているのがこの大会でもあります。



『大会当日』


大会前日にナンバーカードの引替えを済ませて早々と就寝。大会当日はスッキリ目覚めます。午前8時50分に自宅を出発して一路真駒内競技場へと向かいます。北海道マラソンのスタートが今年から中島公園横に変更になったため、真駒内競技場へ向かうのは前年の今大会以来ちょうど1年ぶりのこととなります。

大会後の打ち上げに備えて今年も地下鉄で真駒内駅到着。その後ゆっくりと30分近くをかけて歩きます。

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相変わらずの大人数で、一度離れると集合場所に戻るのに苦労するほど。

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競技場内のスタンドもこの通り。

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真駒内公園と真駒内競技場に入ってからの半周が地獄なのです。10km付近で豊平川河川敷に下りてからもっと下流まで走らせれば良いじゃないか!と思っている人は私だけではないはず。

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ボヤキはさておき、いざレースへ。



『絶不調』


上田札幌市長の挨拶後、11時50分に号砲。一般参加の今年はロスタイムが35秒ありました。物凄い数のランナーでまともになんか走れません。ジグザグ走行も今年は封印してのんびりと走ります。

中の島通りに入りしばらく行くと颯爽と追い抜いていく人がいます。前週登別の山岳コースに一緒に臨んだしげたさんです。あっという間にその姿が遠のきます。

一昨年まで環状通りのコープ札幌付近で声援を送ってくれた母の姿は今年もなし。(パークゴルフに行っていたの:後日談)


5km地点通過:24分32秒。


幌平橋へ向かう道を駆け上がり豊平川左岸通りへ。ここでいやおうなしに思い知らされます。絶不調です。スピード練習を含む練習量の絶対数が不足しているため、腕が重たく呼吸が苦しく、脚が全く前に進まず腹回りがユサユサ。大会数日前にブログ内で宣言した1時間45分切りへと完全に目標を定めます。

絶不調の証に先頭ランナーが南9条大橋をすっかり渡っているころ、私はまだその橋の手前500m付近で悪戦苦闘していました。

駅前通りの第一給水ポイントを通過すると知り合いの姿が次々現れては消えていきます。順不同に、GOさん、LEONさん、シーハイルさん、走友会のIさん、けんいちさん、tanさんetc。 ジュンジュンさんからは逆に声をかけていただきました。

自身が三越横の折り返し地点を過ぎると今度は後続ランナーが延々続き、人に酔ってしまいそうだったのでまっすぐ前を向いて走りました。

中島公園前と南9条大橋とを通過し、河川敷へ下りる途中が10km。


10km地点通過:48分05秒。(この5km:23分33秒)


全くスピードが上がらず苦闘の河川敷です。肉体的には好調だった去年とあまりの相違に愕然とするほど。仕事上お付き合いのある方から熱烈応援されても絶不調に変わりはありません。5分/kmをわずかに下回るラップがシンドくって(涙)


15km地点通過:1時間12分31秒。(この5km:24分26秒)


河川敷~堤防~太陽の広場1周~鮭の科学館を抜けて中央橋へ。その先にはさっきゆっくりと歩いたここ、

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が待ち構えていました。キツかったっけなぁ・・・(涙)


ダラダラ上りをやっとの思いでクリアすると、下り坂の途中に(残り2km)の看板が立っています。例年ですとここから猛然とペースアップを図るのが私の常ですが、今年は全くダメ。意地だとか頑張りだとかいうものが全然湧いてこないのです。ハーフレースとしてはジョギングに近い状態で真駒内公園内の平坦路を走ります。


20km地点通過:1時間37分17秒。(この5km:24分46秒)


(1時間40分09秒の大会ワースト記録更新は(妙な表現だが)もう確実。途中で幾度も歩いた上に立ち止まってしまった年のタイムよりも悪いのだからどうしようもない)

(1箱/日のヘビースモーカーだった頃よりもタイムを落としてしまいそうなのだからこれまたどうしようもない)

内心こんなことを考えながら右カーブを走っているといち早くゴールしたpuaさんとLEONさんの高速組が声援を送ってくれました。加えて走友会のエースと準エースも最後の上り坂に臨む私に声援を送ってくれます。私は最後ぐらい全力を果たそうと考えを改めたのです。

下り坂をつんのめりそうになりながら真駒内競技場内へ。スタート前には気付きませんでしたが、毎年バックスタンド側に陣を取っている札幌国際情報高校の生徒の姿が見えません。新型インフルエンザ対策か何かで今年は参加を見送ったのでしょうか。

急な左カーブを過ぎるとここが見えてきました。

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私は腕を振ります。懸命に腕を振ります。来シーズンは出直すぞ!と心に決め、懸命に駆けました。

そしてゴール。6月まで好調。7月以降不調を極めた2009年シーズンの終焉です。




~5km:24分32秒。

5km~10km:48分05秒。(23分33秒)

10km~15km:1時間12分31秒。(24分26秒)

15km~20km:1時間37分17秒。(24分46秒)

20km~フィニッシュ:1時間42分01秒。(4分44秒)




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エリック・ワイナイナ選手の笑顔だけが印象に残った大会でした。

















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