Running&Climbing

Running&Climbing

洞爺湖マラソン2012

洞爺湖マラソン2012


2012年5月20日(日)



「2年ぶりの大会」



13km~14km付近の上り坂2ヶ所ですっかり心が折れてしまい、20kmで自ら白旗を揚げた屈辱の洞爺湖マラソン2010。そのリベンジを果たす気力も男気もなく参加を見送った2011年。肥大化する一方の己の肉体。最低の2年間でした。

しかし今年は少し違います。冬の間に外ランを月に2~3度こなし、ジムのトレッドミルで月間100km程度は走っていました。身体も徐々に絞れ、かつてのベストには及ばないにせよその数値まで3~4kgというところまで至りました。呼吸器系統も仕上がってきた実感があります。

ところが50歳代が近くなると肉体にほころびが目立ち始めます。ゴールデンウィークが明日から始まろうとする4月27日金曜日、ある部分に痛みが走ります。それは右肩。2ヶ月ほど前から調子の悪かったそこが、その日は仕事にならないほどの痛みでした。そこで帰宅途中に2年程前に2~3度腰痛治療で通院したことのある整骨院に駆け込みます。問診で「いつから」「どこが」「どのように」痛いのか説明する私に対して柔道整復士の先生は開口一番「典型的な五十肩ですね。肩関節に半分嵌まっている腕の骨が外れないように周囲の筋肉4本で支えているのですが、それが炎症を起こしているのですよ。長い人だと完治まで2~3年を要することもあります。長丁場を覚悟して下さい。」

その後に施された治療のそれは痛かったこと。鍼治療のあとに電気マッサージ器らしき物体で患部を揉み解すのですが、脂汗が身体全体から流れ出るのですから。その時に私は苦悶の声を出しました。「洞爺湖マラソンに出るためなら耐えます!」と。

30歳代半ばとまだ若い先生の治療により5回の通院でほぼ痛みが失せてくれ、大会当日を無事に迎えることが出来たのは幸いでした。


当日は走友会のメンバー4人で現地に乗り込みました。大動脈である国道230号線が土砂崩れで不通のため道央自動車道を利用しましたが、これは6年ぶりのこと。10kmの部に参加するメンバーに運転を任せて後部座席で惰眠を貪りながら到着したのは有珠山サービスエリア。絶景が広がります。

2414

左から有珠山、昭和新山、右手の後方にはうっすらと羊蹄山が望めます。


大会会場から遠く離れた臨時駐車場より無料送迎バスに揺られて会場到着は8時10分頃。初めてここでナンバーカードを受け取りました。

2415


無事に前泊した仲間とも合流でき、また旧知の仲間とも久々に再会できました。持参した握り飯と仲間より提供してもらったバナナとパンとをふんだんに腹に流し込み、ガス欠防止に備えます。

トイレも済ませて号砲10分前に『一般4時間以内の部』に仲間5名で並びますが、周囲の人の多さといったら・・・。
アップをする暇もなかったので、アキレス腱と足首を回すだけにしておきました。前夜祭での痛飲に注意した上での前泊も来年以降は検討するかもしれません。それほどの参加者急増でした。

詳細はこのぐらいにしておき、以下にラップを記します。


~5km:29分51秒(ロスタイム2分12秒)

5km~10km:55分46秒(26分55秒)

10km~15km:1時間21分53秒(26分07秒)

15km~20km:1時間47分35秒(25分42秒)

ハーフ地点:1時間53分16秒

20km~25km:2時間13分02秒(25分27秒)

25km~30km:2時間37分56秒(24分54秒)

30km~35km:3時間03分11秒(25分15秒)

35km~40km:3時間29分20秒(26分09秒)

40km~フィニッシュ:3時間40分49秒(11分29秒)

前半:1時間53分16秒  後半:1時間47分33秒


参加者との軽い接触等不愉快なこともありましたし、途中小雨に当たる場面もありましたが、概ね晴れの弱風というまずまず恵まれたコンディションの下を3年ぶりのサブ4で完全走破できたので、この結果には満足しています。同走の仲間に胸突き八丁の35km以降を引っ張ってもらったおかげです。
ランニングの意欲もすっかり戻りました。

次回は7月15日(日)挙行の「6時間リレーマラソンin札幌ドーム」に初参加します。


2416

2420



© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: