Running&Climbing

Running&Climbing

2012北海道マラソン

2012北海道マラソン


2012年8月26日(日)



「2年ぶり8回目の参戦」


2536


昨年の大一番当日、私は30km付近で善意の第三者になっていました。2005北海道マラソンの36km付近でガス欠によりフラフラになっていた私にバナナとチョコレートを手渡してくれた見知らぬ女性へ感謝の意を表するためです。内心(いつかあの時のお礼を今度は自分が見知らぬ誰かにしなければ)との思いが消えることはなかったからです。
そしてその目的は達成されました。バナナとレモンと梅干しとをお盆に載せて大声で叫び続けると、次々に疲労困憊したランナー達がそれらを手にしていってくれたのです。うれしかった。(情けは人のためならず)を地でいった自負がありました。(私設エイドを開いて良かった)と心底思いました。と同時に、(北海道マラソンは応援する側ではなく応援される側でありたい)と感じたのも事実でした。なので私は2012北海道マラソンエントリー開始翌々日の4月10日に金10,000円を振込みエントリーを完了したのです。

洞爺湖マラソン2012 は3時間40分台でゴールをし、その後の走り込みも私レベルでは充分にこなして準備万端で大会当日の日曜日を迎えるはずでした。しかし金曜日の夜に突如初めての部位に痛みが起こりました。それは右の踵。



2542

2540

2543

2546

2552

ナンバーカードを引き替えて、スタート&ゴール地点を足を引き摺りながら下見を済ませてから向かったのは、 洞爺湖マラソン2012 の時と同様の整骨院。患部の触診と問診の末にまだ若い先生が下した診断は、
「走り過ぎで足が悲鳴を上げています。これが進むとアキレス腱痛、ひいては足底筋膜炎になるんですよ。とりあえず鍼治療をしますが、明日の朝痛みがすっかり消えていることはないと思って下さい」
私は半ば絶望的な心境になりましたが、運命を鍼治療と天に任せる覚悟が出来ました。


大会当日は午前7時に地下鉄南北線大通駅北側改札口で走友会のメンバーと集合しました。B・C・D・Eと各々のブロックに分かれて号砲が鳴ったのは午前9時。陽射しはさほどでもありませんでしたがスタート時の気温が29度で湿度も高く、ほぼ無風という悪コンディションの下を私は粘りました。5km・13km・33km付近で両親と知り合いから濃い塩水とバナナ。更には20kmと30kmでもバナナを合計1本得たにもかかわらずガス欠と、激しい発汗・疲労による太腿の痙攣兆候に打ち克ち3年ぶりのサブ4と4年ぶりの完全走破を成し遂げました。大会自己ベストタイムを樹立した 2008年 とは比べるべくもありませんが、最後まで目標達成を果たすべく粘り通した今年の結果には満足しています。当日の朝、自宅を出発する際まで痛んでいた右の踵も、家を一歩出てからは全く気にならず本当に助かりました。

それにしてもキツかった。



~5km:32分41秒(ロスタイム3分35秒)

5km~10km:1時間00分06秒(27分25秒)

10km~15km:1時間27分50秒(27分44秒)

15km~20km:1時間54分52秒(27分02秒)

20km~25km:2時間21分52秒(27分00秒)

25km~30km:2時間49分22秒(27分30秒)

30km~35km:3時間17分37秒(28分15秒)

35km~40km:3時間46分32秒(28分55秒)

40km~フィニッシュ:3時間58分51秒(12分19秒)


~中間点:2時間00分58秒

中間点~フィニッシュ:1時間57分53秒




© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: