Running&Climbing

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第38回札幌マラソン

第38回札幌マラソン


2013年10月6日(日)



「最多参加大会」


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私がランニングを始めた2002年から数えて、通算参加回数が最多なのがこの札幌マラソンです。初年度は10kmに、そしてその後はハーフに参加を続けています。ランニングの意欲が風前の灯にまで至った2010年と翌年を除いても10回目のこと。これは他のどの大会よりも多い回数です。サロマ湖100kmウルトラマラソンや北海道マラソン同様、エントリー開始からまもなく募集人数に達するという噂を耳にしたので、参加費用の5,000円を振り込みました。残念ながらこの大会もそれがここ2~3年で高騰しています。

当日は空知方面から参加する走友会メンバーと午前8時30分にJR札幌駅で待ち合わせ、地下鉄と徒歩とで会場の真駒内競技場に到着したのは午前9時30分少し前でした。

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するとそこには巨大なテントが設置されていて驚きました。開会式や表彰式用に設けられたようです。

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全農が提供する焼きたての餅を味わいつつ、自宅から持参したおにぎりも2個腹に詰め込みエネルギー補填は充分です。

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15分早まり11時20分となった10km参加者を見送り、今度は己が11時50分の号砲を待ちます。今年はBブロックを与えられたので、陸連登録者のすぐ後方を確保できました。

号砲を聞いて時計のスイッチを押しましたが、直後にそれへ目を落とすと作動しておらず再度スイッチオン。少々慌てました。
5km手前で応援してくれる手はずになっていた実母の姿がなく、訝しがりながら5kmを通過します。
駅前通りの7km付近で最初の給水を受け取り喉を潤します。この季節にしては気温が高く風もほとんどないため、待ってました!という感じでした。
狸小路付近では走友会メンバー3人が熱烈応援を送ってくれ、そこだけは猛ダッシュ。メンバーは爆笑していました。
新しく設けられた南北大通へ向かう直前、職場の方が声援を送ってくれます。ありがたい。
南大通を走っていると別の走友会メンバーが幟を手にしながら応援を。手を振って答えます。
大通西9丁目と10丁目間の道を一瞬北上してから東へと向きを変え、駅前通りを目指します。正直言うとこの辺りから早くも私は疲労感を覚えていました。
かつての北海道マラソン最終盤であり、現在の北海道マラソンスタート地点である大通西4丁目から駅前通りへ。職場の方に今度は私から大声をかけます。
10kmポイントを通過してまもなく再び走友会メンバーの前を通るために走路左側へ寄り、笑顔のVサインで空元気を表します。しかしここで私の頭を過ぎったのは、

「まずい、練習不足で脚が残っていない。これは苦しい後半になるぞ」

そしてそれは運悪く的中します。河川敷へ入ってからは著しいペースダウン。幌平橋付近にいてくれた実母に一声かけるのも喘ぐ有り様。それからはただただ脚を前に進めるのみ。河川敷から堤防への上り坂で更にペースは落ち、真駒内公園に入ってからも苦しい時間が続きます。時計回りの上り坂で10kmに参加した走友会メンバーが、そして頂上付近では走友のgenさんが応援してくれますが全くペースは上がりません。ここで時計に目をやるとそこには1時間36分〇〇秒と記されています。残り1kmとちょっとを4分以内で走破するのは不可能なので、今年もハーフ100分以内の目標を諦めざるを得ませんでした。
それでも大会ワーストタイム(1時間42分台)だけは阻止すべく若干なりともペースアップ。昨年までと大きく変わったコースの競技場入場直前に前走友会のS水さんが熱烈応援を送ってくれました。
どうにかこうにか競技場へ入ると、いち早くゴールしていた走友会のエースと次代のエースが手を振っています。それに答えながらトラックを走っていると、ここでアクシデント発生。北海道マラソン後から違和感を拭えなかった右のハムストリングスが痙攣したのです。ガクンとペースが落ち、患部を押さえながら悶絶のゴール。しばらくはそこをストレッチするために動けませんでした。



~5km:22分34秒(ロスタイム17秒)

5km~10km:45分58秒(23分24秒)

10km~15km:1時間10分35秒(24分37秒)

15km~20km:1時間36分34秒(25分59秒)

20km~フィニッシュ:1時間41分44秒(5分10秒)



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