Running&Climbing

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第28回春一番伊達ハーフマラソン

第28回伊達ハーフマラソン


2015年4月19日(日)



「7年ぶり4回目の参加」



1月17日(土)に走友会の新年会がありました。絶品至極のモツ鍋を突っつきながら話題は今年の参加大会へ。2名が今年も伊達ハーフマラソンを初戦にすると聞いた私は酒の勢いも手伝って参加表明をしました。大会本部に電話で申込用紙を送ってくれるよう頼みましたがなかなかそれが届かず少々焦りました。それでも2月9日(月)にエントリーを開始する今大会へその翌日に参加費用を振り込み、7年ぶりの参加が決定しました。

当日は5時30分に自宅を出発し、走友会メンバー2名をマイカーで迎えに行って伊達を目指しました。中山峠で休憩をして現地着は8時30分頃。誘導されるがままに駐車した場所は大会本部裏にある川の堤防で助かりました。

風が強くて気温は程々(10度前後?)。少々肌寒いものの芝生にテントで陣を取り落ち着きます。参加賞を引き取ってからは暖かい陽射しが心地好く、私は自分のシートの上で寝転がってウトウトする始末。それほどまでにリラックス出来ていました。それはさておき、兎にも角にも驚いたのはその参加者数の急増ぶり。出店数も急増していてランニングブームの継続を痛感しました。

以前よりも数十メートル前方へ配置されたスタート地点には号砲(10時50分)の20分前に整列します。4つの看板を持ったスタッフがおり、それぞれ「1時間20分以内「「1時間20分~40分以内」「1時間40分~2時間以内」「2時間以上」と書かれていて、自己判断でブロックに並びます。かつての私ならば敢然と2つ目に入るところですが、練習不足の昨今なので潔く3つ目に並びました。目標は1時間50分以内のタイムで完走。これに尽きます。そして号砲&花火がドド~ン!!!

しかし進もうにも進むものではありません。足踏みとウォーキングと早歩きの末にスタートラインをようやく通過したのは1分17分後。それからも渋滞は続きます。左折を2回して国道37号線を横切るコースは以前のまま。1km通過は6分37秒でした。不二家の前を右折した辺りで私のチーム名を口にしてウケているおばさんがいました。伊達太鼓と給水所を通過すると再び右折して旧国鉄胆振線跡のサイクリングロードを目指しますが、どうにもこうにも参加者急増とスタート位置の判断ミスによりマイペースで走れません。それはサイクリングロードに入ってからも同じで、時には芝生の上を疾走(?)したものです。国道37号線をくぐり、伊達温泉を過ぎた辺りが5km地点。


5km地点通過:26分15秒(ロスタイム:1分17秒)


そこからはひたすらに狭い走路を進みます。コースが軽い上りで左前方からの風がそこそこあるので、ペースダウンする人が多くいます。高速道路をくぐると右前方に今大会随一の難所である北の湘南橋と伊達トンネルが遠くに見えてきました。8km付近で給水を手にした辺りでその難所に挑む先行者の姿が見えました。今回は給水で手袋を濡らしてしまい手先が冷えるのを避けるために必ずそれを手から外して紙コップを掴むようにしました。

急な左カーブでサイクリングロードから一般道にコースを替えますが、以前はすぐに左へ向かったそれが今日は一度右へ行ってからUターンする走路になっていました。数十メートル前方へ配置されたスタート地点の意味をここで理解しました。


10km地点通過:50分45秒(この5km:24分30秒)


11kmの看板からいよいよ今大会随一の難所へ。北の湘南橋の急勾配は相変わらずでしたが、トンネル内の勾配はほんの少し緩やかになっているらしく苦しさはいくぶん和らぎました。それでも11km~12kmの1kmは5分24秒もかかっているので、ペースダウンしたことは事実です。

左折して右カーブを行くと3ヶ所目の給水ポイント。ほとんど飲み干してからビニール袋を手にしているスタッフに手渡すと大声で「頑張って!」とエールを送られます。そこから先は緩やかな上りを凌ぎます。私と同じような身長のランナーとしばらく併走しましたが、徐々にその背中が遠のいていきます。正午を告げるサイレンが鳴り響いています。右折をして100km程進んだところが15km地点。


15km地点通過:1時間16分25秒(この5km:25分40秒)


関内小学校の前を左折したところに10kmコース折り返し地点が設けられています。そこから先は下りに任せて目一杯ぶっ飛ばしているつもりですがペースが上がりません。ここが練習不足とウェイト増量による限界なのでしょう。4ヶ所目の給水をスルーして懸命に膝を前に進めていると、背中に道民の銀行「北洋銀行」のキャラクター「ほっくー」が印刷されたシャツを着た人に追い付きます。もしや?と思いながら横顔に目をやると古くからのランナー仲間であるTさんでした。

右折して海に向かう道に出てすぐが20km地点。


20km地点通過:1時間39分48秒。(この5km:23分23秒)


現段階で目一杯のパフォーマンス。苦しくて大口を開けながら走ります。右左折を1度ずつ繰り返してようやく発着点である「だて歴史の杜総合公園」内に入ります。その前に交わした小柄な女性が見事なラストスパートをしていて追い抜かされます。思ったよりも長い直線が苦しい。ですが堪え耐え抜きます。右折をするとゴールゲートが見えてきました。そして左側には10km参加と、いち早くハーフをゴールした走友会メンバーが大声援を贈ってくれています。最後のダッシュ。そしてゴール。

疲労困憊で走力ダウンを痛感せざるを得ない7年ぶりの今大会でしたが、11等の賞品(鉢花)をゲットして往復の道中も楽しい会話に終始する思い出深い2015年4月19日となりました。来年ももしかすると参加の運びとなるかもしれません。



~5km:26分15秒(ロスタイム1分17秒)

5km~10km:50分45秒(24分30秒)

10km~15km:1時間16分25秒(25分40秒)

15km~20km:1時間39分48秒(23分23秒)

20km~フィニッシュ:1時間44分37秒(4分49秒)





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