rain’s tear



rain’s tear


アメ。

ツメタイ雨。

僕は一人雨に濡れる。







いつか

傘もささずに佇んでいた君。










その後姿は

せつなくて、綺麗で

抱きしめたくなるほど頼りなかった。





思わず抱きしめて…

君の涙を見た。




そのとき僕は君のこと

“なんて涙の似合う人だ”って思った。

可愛かった。











僕だけのものにしたくて

涙はもう流して欲しくなかった。








笑顔も、怒った顔も、少し照れてる顔も

君の総てが好きだった。




















でも結局、

君は涙を流した。








顔をくしゃくしゃにして

大粒の涙を流して。



それすらも可愛いと思ってしまった僕がいた。













きっと君は雨の中、

いつかのあの日のように佇んでいるだろう。









だから僕は抱きしめに行く。

この雨は君の涙。

            雨の日はずっと君を抱きしめていたい。


生まれ変われたら… リクトップへ。 秋の夜空


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