第24話・ラビット、ビバすすきの


 街までビリヤードをしにいった二人。
 なんだかんだ話しながらも、二人でラーメン横丁へ行く事となったのだが。
 はたして彼らに待ち受けるものとは…

第24話「ラビット、ビバすすきの」

「で、ラーメン横丁とはどこにあんの?」
「う~ん、俺も酔った時に何回か通った事位しかないからねぇ」
「おいおい、大丈夫なのかよ」
「まぁ心配すんなって海ちゃん。何とかなるさ」
「はぁ」
 お決まりの会話をしつつもラビ達は歩きだした。
 ちなみに我々がいた街というのは…「すすきの」である。
 という事は…
「…ラビ。ここは本当にすすきのなのか?」
「凄いねぇ」
 見渡す限り、キャバクラなどの呼び込みの人たちでごったかえしていた。
 海ちゃんもこの遅い時間(夜11時過ぎ)まで居た事は何度もあるが、ここまで多いのは初めて見た。
「何でこんなにいんのよ。ここは歌舞伎町か?」
「メインの通りから外れているからこんなに多いんだと思うよ」
(よく知ってるよなぁ…しかも平気な表情だし)と思う海ちゃんだった。
「は~い!そこのお兄さん方!どう?」
(何が「どう?」だよ。アホが!)と声を掛けられても思う海ちゃんだった。
「ねぇねぇそこのお兄さん方!オッパイ丸見えだよ!丸見え!」
(だからうるさいっちゅーの!オッパイ見てもしょーがねぇよ!)と少々不機嫌になりつつも道を歩いた。
「なぁラビ。実にうるさいなぁ」
「まぁしょうがないさ。お金があればいけるんだけどね。それにオッパイを触れないと意味ないし」
「まぁね」
 と、海ちゃんも普通に同意してしまった。
 何やかんやで、ついにラーメン横丁に到着したのだったが…

[次回予告]
 ついに目的地のラーメン横丁に着いた二人。
 そこで海ちゃんが見た衝撃の真実とは?
 海ちゃんのグルメ魂が炸裂する!

次回、第25話「ラビットよ、ここがラーメン横丁か」にご期待下さい!

※この物語は真実を元に構成されたノンフィクションです

原作 海ちゃん
制作協力 みっつ  


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